このレビューはネタバレを含みます
ゴダールとしては拍子抜けするくらいわかりやすかった。『西部戦線異状なし』を最近見たから、似たテーマ性を感じたりした。ただ、若い兵士たちの加害性をかなり皮肉りながら描いたところはゴダールのラジカルな部分>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
キモすぎる。こいつの口はチンコについている。自分を客観視する能力ゼロで、会話が100%打算的なポジショントークになっている(というのを本人は恋愛の駆け引きだとすら思っている)主人公にイライラ通り越して>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
明らかに低予算だけど、マギー・チャンや『八仙飯店』の頃のアンソニー・ウォンも出てた。コミカルなジョニー・トーの映画は初めて見たけど、編集が上手すぎる。
このレビューはネタバレを含みます
真面目に「何が起こってるんだ??」とは思った(マーヴィンだけに)。久しぶりに集まった同部隊の仲間達とベトナムに置いてきた金塊とひとりの戦友を探しに行く話。序盤のわちゃわちゃ具合から、『30年後の同窓会>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
もはや明確になにもわからない作品は心の中で『ざくろの色』が基準になるけど、それを10とすると8くらい。途中革命家が延々と喋るパートや、脈絡なく政権を批判する台詞(と言っても「〇〇を倒せ!」みたいな煽り>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
うちにあのカップあったな。スピードスタッキングという名称は知らなかった。スポ根としても、青春ものとしても、いまいち乗り切れない感じはするけど、タッチは好き。多分脚本の上でカタルシスが弱いんだと思う。あ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ラブコメ好きを自称しながら漫画原作の新作とかあまりチェックしてない節があるけど、こういうのならどんどん見たいな。このくらいのコメディとのすり合わせがちょうど良いし現実的ではないかな。
このレビューはネタバレを含みます
『mid90s』から新作待ってたけど、ネトフリでドキュメンタリー作ってたとは。体型へのコンプレックスが一因で生じたメンタルの不調。それを救ってくれた精神科医であり友人との実際のセラピーを記録したセルフ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
マイルストン版は見てないけど、面白かった。『橋』みたいな、無力な兵卒の話。でも弱いのよな〜。批評性とかあまりないし、対比が弱い。それこそ使い古された主題。そしてサントラがうるさいのが気になった。現代音>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『エブエブ』見てからアクの強さを求めてる。といえばこの人。奇天烈さとかより純粋に嫌な話だったな。とはいえ見てるうちに引き込まれる感じはある。まじで嫌な話だなと思いつつ見てると唐突にアクの強い展開が始ま>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
正直に言うとラストのフォードのシーンがいちばんの興奮ポイントだった。スピルバーグとリンチ、全く違う世界を生きた2人の巨匠の夢の共演。しかもリンチを説得したのがローラ・ダーンという……。ただ、映画として>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
『NOPE』の反省もありIMAXで鑑賞。最高だった。しかしこれ、石井克人や中島哲也みたいなCM出身の人が2000年前後にやっていた作風じゃないか。今やっても絶対ウケないと思っていたけど、超スケールアッ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ブラムハウスがバックに無いからか、後半どんどん失速していってる気がする。大きな型としては『E.T.』的なのを想定しているのだろうけど、ドタバタのアクションも感動要素もやっつけ感があるのよな。題材が悪い>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
主人公のどうしようもないこじらせっぷりに何を見せられてるんだという気持ちになるけど、なるほどそう転ぶのか。シャブロルとロメールの作品は初期の段階ではかなり似ていて、しかしそれぞれのらしさは処女作にしっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
試合中の3DCGの動きが素晴らしいな。物語のキーとなるリョータの「軽さ」とか、かなり丁寧に作り込んでるし、あまり深掘りされない山王工業ですらプレーの中に人情を感じた。よほど念入りにモーションアクターを>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
火で抗うか、水で抗うかの比喩みたいに、当時の新左翼の中でも様々なイデオロギーやバックボーンがあったという事実を皮肉を交えた巧妙な台詞と演技で表現している。法廷ドラマという範囲を超えてサスペンス要素も出>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
最後の最後まで心がざわついて、こっちは全然ヴァカンスじゃないわと思った。美しい友情でいいじゃないという気持ちと、あの状況はもう戻れないだろうという諦めと。こっちまでせめぎ合ったし、結構ダメージ受けた。>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
シアタス調布。チャゲアスにハマっていた小学生の頃に見た記憶があるけどほぼ忘れてた。山場しかないゴリゴリのサイバーパンクなのに居酒屋のシーンだけ気が抜けすぎて笑ってしまう。防護服のデザインは『紅の豚』的>>続きを読む