もたさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃(2015年製作の映画)

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『フロム・ダスク・ティル・ドーン』的な構成に感じる。『鳥』テイストなパニックホラーもめっちゃ面白いし、風間くんとの別れは否応なしに感動する。ただ、風間くんの引っ越しエピソード先に見てて、ただ別れの歌を>>続きを読む

クレヨンしんちゃん バカうまっ!B級グルメサバイバル!!(2013年製作の映画)

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A級グルメ(そんな言葉ない)によりB級グルメが滅ぼされようとしている、という題材からして最高。このくだらなさがしんちゃんだなと思う。アクション仮面が投げたゴミがちゃんと分別されたり、細かなギャグが光る>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ!オラと宇宙のプリンセス(2012年製作の映画)

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かなり壮大でファンタジックなSFだけど、『金矛』みたいに記号の寄せ集めになってなくて良い。悪役の憎めなさもいいな。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ黄金のスパイ大作戦(2011年製作の映画)

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『シリリ』と似た境遇の特別キャラだけど、そっちより綺麗にまとまってるし愛すべきキャラ。そしてシルエットが鍵になるのは『ブリブリ王国』と同じギャグ。ジャンル映画がパロディ化されることがギリギリノイズにな>>続きを読む

クレヨンしんちゃん 超時空!嵐を呼ぶオラの花嫁(2010年製作の映画)

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未来のしんちゃん。反則技的にいいけど、ありそうでたぶんなかった。

クレヨンしんちゃん オタケべ!カスカベ野生王国(2009年製作の映画)

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脚本がテキトーだな。みさえに散々叱られてきたんだからヒョウになって吠えられたくらいでしんちゃんは傷ついたりしないし、みさえが正気を取り戻すシークエンスもいい加減。ゾウのしんちゃんは膝を打ったし可愛すぎ>>続きを読む

瞳の中の訪問者(1977年製作の映画)

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宍戸錠のBJが解釈違いとされ、手塚治虫自身も酷評したらしいけど、確かに。よくこれ作ってその後も映画撮れたな。

ふたり(1991年製作の映画)

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久石譲の音楽はいいけど、セリフのボソボソに対して大きすぎる。

プリンス/グラフィティ・ブリッジ(1990年製作の映画)

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このアルバムあまり聴いてなかった。メイヴィス・ステイプルズやジョージ・クリントンも参加しているのか。

バーニー みんなが愛した殺人者(2011年製作の映画)

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リンクレイターとジャック・ブラックの『スクール・オブ・ロック』以来のタッグとのこと。ジャック・ブラックが入ってくるとリンクレイター特有のダイアローグの繊細さが損なわれてしまうような残念さがある。『スク>>続きを読む

刑務所の中(2002年製作の映画)

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ガンマニアが高じて逮捕されるまでは漫画では描かれてないけど、それと削られた部分以外はかなりストレートな実写化。ただ、花輪和一を山崎努が演じてたり、キャストの贅沢感もあいまって原作のどうしようもない暗さ>>続きを読む

親切なクムジャさん(2005年製作の映画)

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だいぶ『別れる決心』だった。次のサイボーグのやつもだけどアクが強い。今更だけどパク・チャヌクちょっと苦手かも。

パディントン 2(2017年製作の映画)

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チョコレート工場もいいけど、いい加減3撮ってほしい。

脳内ニューヨーク(2008年製作の映画)

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豪華キャスト。なかでもサマンサ・モートンがキュートでよかった。チャーリー・カウフマンらしいメタ的なやつで、劇中劇中劇中…みたいな感じに後半どんどん複雑化していく。というのも、脚本家の男が演劇の中で自分>>続きを読む

1秒先の彼女(2020年製作の映画)

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割と途中まで監督が『スピード&ラブ』の人だと思ってたけど、国から違ったな。タイも台湾も題材が絶妙にちょっと昔の日本映画感ある。マジックリアリズムミーツ少女漫画って感じだけど、発想がちょっと気持ち悪いな>>続きを読む

エルミタージュ幻想(2002年製作の映画)

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ソクーロフ。こういう映画もあるか。

ザ・ユナイテッド・ステイツvs.ビリー・ホリデイ(2021年製作の映画)

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「奇妙な果実」一曲で130分。ちょっと前に上映してたドキュメンタリーは彼女の倒錯っぷりが痛々しくて見ていて辛かったけど、また違った角度からの伝記映画。

暗黒街(1927年製作の映画)

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スタンバーグの映画ってよくわからないな。もうちょっと見ないとな。ギャング映画のはしりと呼ばれる作品。

イディオッツ(1998年製作の映画)

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面白かった。中流が一番悪いというのはありがちなテーゼだけど、そんなこと言っている自分はだいたい中流という苦しい状況にどう向き合うか。愚者の擬態は愚者と同じ視点でものが言えるか。かなりアートな切り口のパ>>続きを読む

幸福の設計(1946年製作の映画)

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アマプラで一度見てたけど、ベッケルの演出が速いだけなのか、マスターのフィルムの回転数間違ってるのか、もはやわからなくなりBlu-ray買って再見。というかちょっと時間空いたのもあり、こんな展開したっけ>>続きを読む

渇き(2009年製作の映画)

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チャヌクの映画にはときどきハッとするようなロングショットの魅力がある。だいたいパンフォーカスなのだけど。

ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

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アジア系の少女を育てるゲイ夫婦という完璧な設定をシャマラン的アプローチでやってて感動した。おまけに悪役(?)の多様性がそのままミステリーになるというドラマの上手さ。いい作品なのだけど、落とし所の難しさ>>続きを読む

クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ 金矛(キンポコ)の勇者(2008年製作の映画)

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本郷みつるの監督復帰作で、もろヘンダーランドなキャラクターが出てくるのだけど、全体にすごく「しんちゃんのパチモン」感あるのはなぜだ。キャラデザも美術も独特だけどそれがアクにしかなってない。

ボス・オブ・イット・オール(2006年製作の映画)

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ラース・フォン・トリアーの不条理なコメディ。売れない役者が社長のふりをして……ってありがちなネタで、そのありがちさを抜けきらない感じだけどブラックさは活かされていておもしろかった。

秘密指令(恐怖時代)/秘密指令 The Black Book(1949年製作の映画)

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初アンソニー・マン。広角のクローズアップが印象的。歴史ドラマなのに確かにノワール調。

ブレインデッド(1992年製作の映画)

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ホラーコメディ、といいつつラブコメとして結構好きだし、編集流石に上手いし、言わずもがな後半のぐちゃぐちゃ具合が凄い。何と戦ってるのかはよくわからないけど。アヴァンタイトルがおしゃれで良い。

牛泥棒(1943年製作の映画)

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ウィリアム・A・ウェルマンは『つばさ』しか見てなかったけど、流石に傑作。カメラがフィックスではなくパンやドリーが多用されていて同じ時代の西部劇より古典派な印象がある。『つばさ』もトラッキングショットで>>続きを読む

逃亡者(1990年製作の映画)

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ミッキー・ロークがレクター的なサイコパスかと思ったらひたすらクズだった。どこかヒッチコックを感じるのはブロンドのケリー・リンチのせいか。

明日へのチケット(2005年製作の映画)

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ケン・ローチのパートがめちゃくちゃケン・ローチ。オルミのパートは気持ち悪いし、キアロスタミのはダラダラとしてて、うまくいきようもない企画ものって感じだった。

(1964年製作の映画)

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三隅研次×市川雷蔵で『斬る』みたいな時代劇かと思ったら現代劇だし原作は三島由紀夫だった。大学剣道部における政治とマチズモの話で三島文学のイメージそのもの。

4番目の男(1979年製作の映画)

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ヴァーホーヴェンのサスペンス。当たり前に面白いけど、思ったよりファムファタールにインパクトがない。謎が多く引き込まれるけど、そのぶんヴァーホーヴェンらしい過激さは影を潜める感じ。

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 歌うケツだけ爆弾!(2007年製作の映画)

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ミュージカル好きだからというのもあるけどしんちゃんのテイストにミュージカル的演出は抜群に合う。『ブリブリ王国』や『メイド・イン・埼玉』でも一応あったけど、ミュージカル映画という前提でないとパロディにし>>続きを読む