ピンクさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

ビッグ・フィッシュ(2003年製作の映画)

4.4

ティム・バートンのファンタジックな世界観にあんまりハマれなくてなんとなく避けてたんです。前半、やっぱり現実とかけ離れたとんでもファンタジーが続くのであーーーやっぱり無理かなぁと思ってしまいましたがそん>>続きを読む

女神は二度微笑む(2012年製作の映画)

4.0

主人公の凛とした妊婦の奥さんが本当に美しくてかっこいい。かなりもう臨月なくらい出てるし動きも遅いのにとってもかっこよくスマートに、コルカタ中を回って夫を捜す。

最後は思わずやられたぁぁぁ!!と膝を打
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

ズームの仕方とか、ピントの合わせ方とかすごくドキュメンタリーみたいな撮り方をしてる映画でした。基本はベネディクト16世とフランシスコ教皇(当時は枢機卿)による対話。70年代アルゼンチンで起きた、いわゆ>>続きを読む

スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.3

胸が痛くなりました。作品通して一番しんどかったのは、自分の子供たちが強姦されようとも教会を信じることしかできない親の悲しみと残酷さ。自分の生まれ育った町そのものが罪を隠し続けて来たという受け入れがたい>>続きを読む

ヒットマンズ・ボディガード(2017年製作の映画)

4.0

ライアン、サミュ、ゲイリーと画がとっても華やか!でも背景がアムステルダムの古い町並みなのにサントラで60~70年代のロックとかかかっちゃうのが、フォーマルスーツなのに足元スニーカーでハズしてるみたいな>>続きを読む

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.5

収支イライラしながら見てたんですが最後の最後にぶちギレてしまいました...。殺意沸いた。こんな初めてだ!笑
胸糞が苦手なので最悪しかなかったですが好きな方にはとても素敵な映画に見えると思います。題材
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男はつらいよ 知床慕情(1987年製作の映画)

4.5

一作目がバカみたいに好きで、それ以外見てなかったため一気見してみました。そしたらこの作品が個人的にぶっ刺さりました。泣 三船敏郎さんが画面にいるだけで感じる気難しさ。知床の自然と竹下景子さんの美しさ。>>続きを読む

タグ(2018年製作の映画)

3.4

設定とキャスティング、ジョークは最高なんですが話の持っていき方が途中かなりダレるというか、正直退屈になりました。笑 クレジットが個人的に一番のピークでした。笑
長い人生送ってく中で、いくつになっても遊
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Ray/レイ(2004年製作の映画)

4.0

レイ・チャールズという天才をジェイミー・フォックスという天才が演じていました。近年の伝記物よりも、一人の人生をできるだけそのまま伝えることに重点を置いた伝記映画だったなと思います。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

5.0

何回も何回でも見ちゃう。
画面のどこを切り取ってみても絵になる。

2人にしかわからない世界が尊い。

ローマの休日(1953年製作の映画)

4.0

出てくる衣装が全部好みで画面から目を離せませんでした!衣装を手掛けたイーディス・ヘッドさんの作品を見漁ろうと思います😆💓オードリー嬢の気品ある立ち振舞いもさることながら、相手役のグレゴリー・ペックさん>>続きを読む

タイタニック(1997年製作の映画)

4.2

小さい頃一度見たきりで改めて鑑賞。あまりにも3時間飽きないのでビックリします。月並みですがやっぱりすごい名作!昨年ジョーカー、パラサイトと貧困 と格差社会をテーマにした作品が続きましたが、我先にとボー>>続きを読む

名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

コナン映画で一番好きです。
割りとポンコツだな?の黒の組織、「かっこいいけど今戦ってる場合じゃなくね!?」な安室VS赤井など、見てるこちらが突っ込んでしまう要素をものすごく愛してしまう。あと曲の入り方
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.3

とても美しい北海道の景色とマーニーに癒されましたが、ストーリーは謎解き要素が多すぎて気になってしまい、その瞬間の情景とかがあまり楽しめなかったです。数年後にもう一度見てみます。

天使のくれた時間(2000年製作の映画)

3.6

まずみんな言ってますけど、「原題ネタバレじゃね??」と思いました。
題材と演出はとても良いのですが、個人的に少し中弛みの印象が残りました。でも涙がぽろり。クリスマスに見ればよかった...

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

4.8

前見たときよりも深く感動してしまった。ナチスの脅威が迫り今よりも心の病へのケアが十分でない時代でもある中、連合王国全ての象徴としてマイクの前に立たなくてはならないという重み。こんな勇敢な人は他にいない>>続きを読む

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

4.0

流れるように見ることができました。WW1終結の日、老人の姿で生まれたベンジャミン・バトンの人生を描く。黒人差別が根強かった時代でもあり作中で何度も「人の外見への価値観」を想起させられるが、この作品は振>>続きを読む

風立ちぬ(2013年製作の映画)

4.5

高校生の時、劇場公開しているのを見に行った以来に見直してみました。当時は全く良さがわかりませんでしたが、大学を出て物作りに関わる端くれとなり、そして女性としても少し成長してこの作品に再び触れると、猛烈>>続きを読む

美しい星(2017年製作の映画)

3.8

ある時ある所にごく普通の家族が普通に過ごしていたのだけど、「自分たちは実は宇宙人で地球での使命がある!」と覚醒する話。
面白かった…けど!!!!痒いところになかなか手が届かないような!!思わず叫びたく
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るろうに剣心 伝説の最期編(2014年製作の映画)

4.5

結局連休を利用して3作品全部見てしまった...。志々雄一派との決着やいかに!1作目に比べて2作目からの今作は少し色々詰め込みすぎかな…という印象。御庭番だけで1作作れない!?修行ももうちょいやってもい>>続きを読む

るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

4.8

るろ剣実写第2弾!
戊辰戦争で政府に使い捨てられ、人斬り抜刀斎の跡を継いだ男、志々雄真実が剣心の前に立ちはだかる。
今回は藤原竜也さんの演技が本当にすごい。ただ、ダークナイトや同監督の龍馬伝でもそうだ
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るろうに剣心(2012年製作の映画)

5.0

スタッフ、キャストといい話といい「龍馬伝の続編かな?」と思いました。明治維新後、廃刀令のご時勢に不殺の誓いを立てた元人斬りの流浪人がバッタバッタと敵をなぎ倒す!超有名漫画の実写作品という権威を笠に着よ>>続きを読む

素晴らしき休日(1938年製作の映画)

4.3

努力家で自由を愛するサラリーマン、ジョニーは旅行先で意気投合した女性ジュリアと結ばれるが、実は彼女はとんでもない資産家の娘だった。彼女との仲を父親に認めてもらうべく奮闘するジョニーを彼女の姉リンダ、弟>>続きを読む

赤ちゃん教育(1938年製作の映画)

4.2

配信もレンタルも無かったのでDVD購入して見ました!(賭け過ぎる)結婚を控えた堅物な学者デイビッドが出会ってしまったのは人の話を全く聞かない、めちゃくちゃやんちゃなお嬢様スーザン。そんなある日、彼女の>>続きを読む

キャッツ(2019年製作の映画)

4.3

ロンドンの片隅に捨てられてしまった1匹の白猫、ヴィクトリア。彼女が出会ったのは強かに、自由気ままに生きる"ジェリクルキャッツ"達。今宵は年に一度だけ開かれる舞踏会の日で、そこで選ばれた者は天上界へ行き>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9


アメリカの田舎町にそびえ立つ館で遺体として発見されたベストセラー作家。彼の死の真相と、遺産の行方を巡るミステリー。

本作は事件の他に、日本ではなかなか身近に感じにくい移民問題について所々提示されて
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ドラえもん のび太のワンニャン時空伝(2004年製作の映画)

4.2

小学生の時劇場で見て以来!最後ののぶドラ劇場版作品。もう16年も経つんですね…(衝撃)。まず名曲「YUME日和」がノスタルジーを猛烈に刺激してきました…泣 とてもキャッチーなメロディかつ心に残る歌詞。>>続きを読む

カイジ ファイナルゲーム(2020年製作の映画)

3.5

シリーズ未見で、とりあえず「藤原竜也がギャンブルして顔芸がすごい」っていう情報だけで行きました。結果として1も2もとても見たくなったしなんなら原作もすごく読みたくなりました!

ただ、個人的には演者さ
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

4.5

2回も3回も「はぁぁ!!??」と捻りに捻られるミステリーでした。とある洋館に集められた9人の翻訳家。地下に厳重にセキュリティーが設置されたシェルターに監禁され、ベストセラーの続編の翻訳にかかる。しかし>>続きを読む

テリー・ギリアムのドン・キホーテ(2018年製作の映画)

2.7

スペインの田舎に撮影に来た、たった一本の映画クルー達によって頭と人生を狂わされてしまった人達の物語。靴職人だった男は映画によって自分を中世の騎士、ドン・キホーテだと思い込む。心が清らかだった町娘は映画>>続きを読む

未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

4.0

20世紀のどこかの国の物語。ザ・スチームパンクな世界観です。情報統制がなされた、という設定ながら黒電話やタイプライター、扉が手動なエレベーターなどどこかレトロな雰囲気。60〜70年代生まれの子が「こん>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

4.7

繰り返す1日が再び。前作でも思ってたけど主人公のジェシカ・ローテ演じるツリーがめちゃくちゃかわいい。前作では「大学にこんなビッチいたかも…」って嫌な思い出を開かせるような演技をしていたのが、今作では何>>続きを読む

ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.5

性格の悪いビッチが誕生日に永遠に殺され続けるタイムループに陥る話。劇場に観に行けなかったので、家でポテチとビール片手に人と見たんですが「え!?これがこうならそうじゃないの!?」とか「えぇぇ犯人誰!?」>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

民度の高い映画ファンの方々に囲まれているお陰で、全く予備知識無く見ることができました。まず内容以前にポンジュノ監督の願いと、監督の完全オリジナルである本作に映画の在り方を改めて考えさせられました。誰に>>続きを読む