SANUKIAQUAさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.3

大切な人を突然失うことは
誰にでも起こりうることで
自らに落ち度がなくても
容赦なく襲ってくる不幸や
悲しみの深さがよく伝わってくる。
同時に同じ傷みを抱え支えあえる
人のありがたさも。
パリの街の風
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.8

北海道に行って深呼吸したくなるような作品。
丁寧にものをつくること、たべること
生きることって大切でなぁって感じる。
全部繋がってる。
理想的な一種ファンタジーではあるけれど
肩の力が抜けるので見てよ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

物語の舞台となった頃に生きていたり
よく知っているともっと面白いんだろう。
よく知らないでも面白いけどね。
車を走らせる時の風の心地よさとか
牧場のヤバさとか空気を感じられる。
クライマックスはまさか
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告白(2010年製作の映画)

3.5

あえてスローモーションやライティングを
不自然にして生徒たちを浮かした感じにした
この作風で作ったのすごい。
最低で不快だけど、画面は美しかったりする。
おかしい。違和感に満ちた画面だ。
松たか子さん
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.7

トムハンクスベストの内の一作。
何度見ても面白くてちょっと考えさせられる。
年齢を重ねれば重ねるほどに。
もしこんなことがあれば、というのが
映画の面白いところだし
だからこそ気づかせられることがある
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

後世に遺すべき記憶。
同じことを繰り返さないために。

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年製作の映画)

3.5

若かりし頃の松坂慶子さんが
ひたすら美しくチャーミング。
寅さん紳士だねぇ。
1981年の作品なだけに今見ると
大阪の街の風景や物、人の暮らしなど
逆に新鮮に見ることができた。
細やかな演技も見応えが
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

2.0

シリアスにもコメディにもなりきれず。
持ち出されたものの危険性が感じられない。
演技がうまい役者を揃えているわりに
活かしきれていない。
軽いノリで楽しむのがいいんだろうけど
それならやはり盗まれたも
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.5

サウジアラビアという国の名は
誰でも知っている。
しかしどんな国なのかを
どれくらい知っているだろうか。
僕はよく知らない。
だから主人公のカルチャーショックは
まんま観賞している自分のもので
興味深
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

ロードムービーになっていく展開に
裸足のピクニックや秘密の花園など
初期の矢口監督作品の空気を感じて
懐かしくなった。
ドタバタな手作り感を
この監督の作品にはあるので楽しい。
主演の三吉さんの顔立ち
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

1.0

コメディではなくシリアスなので驚いた。
しかしテンポが悪い。メリハリに欠ける。
セリフも聞き取りにくい。
いい俳優を揃えているのに
その他大勢扱いがほとんどで勿体ない。
ラストにカタルシスがあるはずも
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

出演者が豪華でよく見る面々なので
俳優から犯人を推測するのは難しく
最後までハラハラしながら楽しめた。
ホテルマンと刑事、
同じ人物を観察する目線の違いが面白く
職業的な特徴が最後まで活かされていた。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

紆余曲折ありながら
最後はスターウォーズらしかった。
新たなメカデザインや宇宙人も楽しめた。
様々なセリフなどで過去のエピソードを
思い出すこともあった。

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.5

状況説明を極力省いているので
より緊張感が高まると同時に
主人公の心の動き、成長が
繊細に伝わってきた。