SANUKIAQUAさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)

3.5

制作にトニーとリドリーの
スコット兄弟が絡みながら
アクションでもSFでもないのが意外。
タイトルの彼女の立場になって
というのが作品のテーマだろうけど
こんな妹をよく我慢できたなぁ。
それが姉妹なの
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.5

しっかりした映画づくりで
韓国映画すごいなと感じた。
平穏な世界の人間をうまくタクシーに乗せて
あの時の光州へ導いてくれる。
笑いを交えたり、些細な人のやりとりを
面白く描いていたからこそ
途中からの
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アナと雪の女王2(2019年製作の映画)

4.0

非常に出来の良い続編。
歌の部分がミュージックビデオ化するのは
ちょっとやりすぎかな。
絵がレイアウト含めて綺麗。
水や岩の質感が凄くて
もうCGか実写かなんて気にならない感じ。
日本のアニメだと人物
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

4.8

ロバート・デニーロと
アン•ハサウェイだけでなく
でてくる脇役のキャラクターの深みと
今時の世の中の風潮が
脚本にうまく練り込まれていて
面白くも考えさせられ
見終えた時に気持ちよく前向きになれ
頑張
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バーニング・オーシャン(2016年製作の映画)

4.0

アメリカで実際にあった海上油田施設事故。
その日何があったかを描く一作。
どうにも止められない爆発が凄まじい。
事故原因の解明や事故後のことなどは
たぶんアメリカでは徹底的にテレビなどで
報じられたの
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.2

つくりはとてもオーソドックス。
ドラマのgleeとか
映画コヨーテアグリーとかに
通じるものがあるけど
キャラクターはやや大人しめかな。
日本でも表参道合唱部ってドラマとか
あったけど、いまいちブレー
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エリン・ブロコビッチ(2000年製作の映画)

4.3

個人的にはジュリア・ロバーツのベスト。
何回見てもスカッとする。
実話というのも痛快。
主人公は弁護士ではないので
ほぼ法廷シーンはなんのだけれど
依頼者からすればこういう親身になって
対応して欲しい
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コンテイジョン(2011年製作の映画)

4.0

2020年をシミュレーションしていたかのよう。
こうなるかもしれないと考えられていても
いざ起こると対応は難しいのだと思わされる。
最前線で対策にあたっている方々への
敬意を持ちたい。
冷静に慎重に行
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ハッピーエンド(2017年製作の映画)

3.9

どうしてこのタイトルなのかと見ながら思い
見終えた後ではハッピーエンドって
なんだろうねと思う。

引いて固定気味のカメラと
スマホのカメラが冷めた目線となり
一族を観察している。

説明的な演出も音
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ジュディ 虹の彼方に(2019年製作の映画)

4.5

スポットライトが眩いステージ、
バックステージに生まれた影。
オスカーも納得のレネー・ゼルウィガーの
熱演ぶりでした。
子役時代のトラウマと不眠に
取り憑かれ続けた姿が痛々しかった。
ステージのプレッ
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タワーリング・インフェルノ(1974年製作の映画)

4.3

何度もテレビで観ていたけれど
ちゃんと最初から最後まで
ノーカットで観るのは初めてだった。
建築物の設計に無理があるのは論外として
設計士が万全を施したとしても
そこにいろんな人間の邪な欲望が絡むと
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

あたかも学生の映画研究会が制作したよな感じが
大好き。くだらなさと無駄、これが本作の魅力。
それがはまるかどうかで評価が別れると思う。
元は舞台なんだけど、映画では映画だからできる
夏の表現がされてい
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感染列島(2008年製作の映画)

2.5

2020年2月現在だからこそ見直しみた。
こういったパニック映画が活かされるとしたら
どういう風に作られればいいんだろうか、
実際今参考にできることのヒントはあるかなと
少し思いながら鑑賞。
現実に起
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小さいおうち(2013年製作の映画)

4.5

ゆっくりと日常に忍び込んで
人の運命を変えていく戦争の影。
今から6年前の作品だけど
今の日本の様子をオーバーラップできる
気がしてブラックジョーク的に
ゾクゾクした。
そんな嫌な時代があったんだと語
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

4.3

ロバートレッドフォード俳優引退作。
これを引退作に選ぶ粋なこと。
しわくちゃレッドフォードを見て
年取ったなぁーって思っていたら
作品が進むにつれてどんどん若く見えてきて
やばいかっこいいやん!ってな
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.3

大切な人を突然失うことは
誰にでも起こりうることで
自らに落ち度がなくても
容赦なく襲ってくる不幸や
悲しみの深さがよく伝わってくる。
同時に同じ傷みを抱え支えあえる
人のありがたさも。
パリの街の風
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そらのレストラン(2019年製作の映画)

3.8

北海道に行って深呼吸したくなるような作品。
丁寧にものをつくること、たべること
生きることって大切でなぁって感じる。
全部繋がってる。
理想的な一種ファンタジーではあるけれど
肩の力が抜けるので見てよ
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

物語の舞台となった頃に生きていたり
よく知っているともっと面白いんだろう。
よく知らないでも面白いけどね。
車を走らせる時の風の心地よさとか
牧場のヤバさとか空気を感じられる。
クライマックスはまさか
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告白(2010年製作の映画)

3.5

あえてスローモーションやライティングを
不自然にして生徒たちを浮かした感じにした
この作風で作ったのすごい。
最低で不快だけど、画面は美しかったりする。
おかしい。違和感に満ちた画面だ。
松たか子さん
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ビッグ(1988年製作の映画)

4.7

トムハンクスベストの内の一作。
何度見ても面白くてちょっと考えさせられる。
年齢を重ねれば重ねるほどに。
もしこんなことがあれば、というのが
映画の面白いところだし
だからこそ気づかせられることがある
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

5.0

後世に遺すべき記憶。
同じことを繰り返さないために。

男はつらいよ 浪花の恋の寅次郎(1981年製作の映画)

3.5

若かりし頃の松坂慶子さんが
ひたすら美しくチャーミング。
寅さん紳士だねぇ。
1981年の作品なだけに今見ると
大阪の街の風景や物、人の暮らしなど
逆に新鮮に見ることができた。
細やかな演技も見応えが
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疾風ロンド(2016年製作の映画)

2.0

シリアスにもコメディにもなりきれず。
持ち出されたものの危険性が感じられない。
演技がうまい役者を揃えているわりに
活かしきれていない。
軽いノリで楽しむのがいいんだろうけど
それならやはり盗まれたも
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王様のためのホログラム(2016年製作の映画)

3.5

サウジアラビアという国の名は
誰でも知っている。
しかしどんな国なのかを
どれくらい知っているだろうか。
僕はよく知らない。
だから主人公のカルチャーショックは
まんま観賞している自分のもので
興味深
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

4.0

ロードムービーになっていく展開に
裸足のピクニックや秘密の花園など
初期の矢口監督作品の空気を感じて
懐かしくなった。
ドタバタな手作り感を
この監督の作品にはあるので楽しい。
主演の三吉さんの顔立ち
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

1.0

コメディではなくシリアスなので驚いた。
しかしテンポが悪い。メリハリに欠ける。
セリフも聞き取りにくい。
いい俳優を揃えているのに
その他大勢扱いがほとんどで勿体ない。
ラストにカタルシスがあるはずも
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

3.5

出演者が豪華でよく見る面々なので
俳優から犯人を推測するのは難しく
最後までハラハラしながら楽しめた。
ホテルマンと刑事、
同じ人物を観察する目線の違いが面白く
職業的な特徴が最後まで活かされていた。

スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

4.0

紆余曲折ありながら
最後はスターウォーズらしかった。
新たなメカデザインや宇宙人も楽しめた。
様々なセリフなどで過去のエピソードを
思い出すこともあった。

わたしは生きていける(2013年製作の映画)

3.5

状況説明を極力省いているので
より緊張感が高まると同時に
主人公の心の動き、成長が
繊細に伝わってきた。

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