なつめまさごさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

なつめまさご

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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

3.5

20.12

岡本喜八の、日本映画の傑作。
日本のクーデターといえば五一五、二二六。
そしてこの八一五事件。
157分の中にとんでもなく凝縮された作品です。
リメイク版と比較するにはおこがましい程の出
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大日本帝国(1982年製作の映画)

3.0

20.11

戦争ものと言えば舛田利雄監督。
なによりもテーマを問わずのスケールの大きい作品が醍醐味です。

アニメ「宇宙戦艦ヤマト」や「二百三高地」、そして人間の虚しさ、呆気なさ、無常さが見て取れま
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動乱(1980年製作の映画)

3.0

20.11

森谷司郎監督作品。

森田監督と言えば「日本沈没」「八甲田山」で有名でしたがこの「動乱」では残念ながら才能はすでに枯れています。

実際のところ高倉健のマンパワーで何とか保っているもので
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メイズ・ランナー:最期の迷宮(2018年製作の映画)

-

21.01

3部作最後(原作5部作)
迷路、砂漠とゾンビ、都市と格差。
毎回違う展開に大忙し。
少年マンガの様な展開に、映画で3部作を作る大変さ、作品の質を保つ難しさが伝わります。

メイズ・ランナー2:砂漠の迷宮(2015年製作の映画)

-

21.01

続編だけれどゾンビ映画でした。
主人公のじらしっぷりは変わらず。
テンポの速さは一作目同様なので細かいことは気にせず見れます。

メイズ・ランナー(2013年製作の映画)

-

21.01

主人公が説明不足すぎるなと思ったもののこういったシチュエーション物では無難な佳作だと思います。

ひるね姫 〜知らないワタシの物語〜(2017年製作の映画)

2.0

20.12

安易に方便を喋る主人公にメリハリの無い展開、間延びした行間を読ませるわけでもないセリフとやり取り、見栄えのしない見せ方、キャラクターのじれったさも只々まどろっこしさが目立つ作品でした。
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ウォーリー(2008年製作の映画)

3.0


2008年作品ながらいつ見ても古さを感じさせない良作。
ピクサー唯一のSF作品だと思います。

邦画アニメとは違うテンポの良さと中だるみのない作り、なによりも1人作業をするウォーリーにて流れるサッチ
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ベイマックス(2014年製作の映画)

-

20.12

日本、アメリカで広告が全く違う物だったので観賞。
日本(アジア)テイストとアメリカンテイストが適度に混ざり合っています。
ベイマックスのちょこちょこ歩きはペットに通づる可愛さがありました
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

-


何度観ても素晴らしい傑作古典SFホラー。
見せ方一つ、焦らしかた一つで作品は栄えてくるとよくわかる作品です。

その後の物語がどうやらゲーム(プレイステーション?)で有るそう。
是非映画としても作っ
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.0

20.11

安心安定の植木等の無責任シリーズ。

いつの時代にもいる世渡り上手で無責任なサラリーマン。 

良い意味で、中身がスッカラカンな映画は今の時代に必要かと思います。

 

にっぽん昆虫記(1963年製作の映画)

-

20.11

師、川島雄三とは対局的な今村昌平作品。


この時からすでに今村スタイルは確立されその結果のパルムドールを受賞した「うなぎ」へと至ります。

情緒を映す、というより第三者の様な撮り方。細
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君は恋人(1967年製作の映画)

3.0

20.10

浜田光夫の復帰映画。
まさに幕の内弁当の様な作品です。
コメディ要素の絶妙なチープさと友情出演の豪華さに驚きます。


60年代映画の流行りの1つにグループサウンズ映画が有り、当時の若手
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十九歳の地図(1979年製作の映画)

3.3

20.10


「どういう具合に生きていけばわかんねえよ」
作中のセリフがこの映画の本質ではないかと思いました。


屈折し消化不良のままの感情と鬱屈とした昇華させることもない中途半端な生き方が存分に
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(1974年製作の映画)

3.0

20.10

藤田監督の秋吉久美子3部作

いつも通りに脱いでます。

冒頭の駅シーンからのタイトルの入りは素晴らしいです。

60.70年代はタイトルの入りが格別素晴らしいものが多く80年代からは少
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赤ちょうちん(1974年製作の映画)

3.1

20.10

70年代映画が大きく変わった1つとして若者達の物語が増えたことでは。
フォークソングの歌詞のような、男女の不器用でその瞬間を生きているような。

若夫婦の引っ越しと共に人間模様が見えます
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

2.9

20.11


120分という時間の中で到底収まりきらない出来事を無理矢理にでも詰め込んだ努力作。

あくまで舞台は原発のあの場所に居た人達であって、事故の責任問題や当時の民主党政権、避難した人々で
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のみとり侍(2018年製作の映画)

2.6

20.11

題材は良いのですが、いかんせん間延びし過ぎて面白みが半減

テンポが悪くあれこれ散りばめすぎて締まりも悪くキャストは揃っているのに消化不良。
監督が脚本を務めた結果原作の良さが台無しにな
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記憶にございません!(2019年製作の映画)

3.0

20.10

政治が舞台。
と、見せかけたお手頃ホームドラマです。

三谷幸喜作品は日に日に締まりのないゆるさが目立つようになってきました。

小池栄子はさらなる成長が期待できそうです。

佐藤浩市を
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ビギナーズ(1986年製作の映画)

-

20.10

1958年のロンドンはノッティングヒルを舞台にした作品。
(詳細は労働政策研究・研修機構のホームページへ。 https://www.jil.go.jp/column/bn/colum09
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ロシュフォールの恋人たち(1966年製作の映画)

3.1

20.10

フレンチミュージカルの代表作。

明るい空と町並み。
素晴らしい色使い。
「ラ・ラ・ランド」が特にオマージュしている作品です

コットンクラブ(1984年製作の映画)

3.0

20.10

大人向け映画、安心のコッポラ作品。
禁酒法末期の男と女、欲望が入り交ざった佳作です。
そしてそれすらも舞台の様に締めるラストシーン。
ダイアンレインの美しさに、今も変わらないリチャードギ
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マーキュリー・ライジング(1998年製作の映画)

-

20.9

最盛期のブルース・ウィリスの刑事者。素晴らしい演技力の子役とシンプルな展開。
王道スタイルのハリウッド映画です。

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.0

20.10

シュワちゃんから続いて30余年。
まだまだ続くプレデター。

定期的に地球にやってくるプレデターは宛ら運動部のOBの様な気が。
確かに社会人になってからも顔を出す先輩がいた気がします。
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猿の惑星:創世記(ジェネシス)(2011年製作の映画)

-

20.10

旧5部作、新3部作の猿たちの一大叙事詩です。
新3部作では人間の愚かさと猿たちの繁栄、旧5部作へ続く前日譚。

そして旧5部作へと繋がるものの、新3部作では希望のある新天地と未来を抱き終
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最後の猿の惑星(1973年製作の映画)

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20.10

予算も少なく短い時間の中で上手にまとめて終わります。
『復讐のための殺しはゆるされるのか』に対しての『未来が決める』
素晴らしいです。
そしてシーザーの『人間の愛は死に通づる』

個人的
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猿の惑星・征服(1972年製作の映画)

-

20.10

前作から2時間ドラマ感がやむを得ないものの毎回ラストのたたみ方と印象に残る締固めは素晴らしいです。
ラストシーンのシーザーによる演説は中々のもの。
「同情と思いやりを持って支配しよう。」
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新・猿の惑星(1971年製作の映画)

-

20.10

前2作から毛色が変わる今作。

ジーラのキャラもしっかりとたっています。
何よりもこの時代のSF映画では珍しく多世界解釈(パラレルワールド)の説明が入るのは貴重です。

この説明があるか
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