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ゲンスブールと女たちのsayanaのレビュー・感想・評価

ゲンスブールと女たち(2010年製作の映画)
1.8
ゲンスブールの幼い頃からの突出した音楽・芸術的才能はもちろん、浮名を流した女性達とのエピソードなど、ゲンスブールのパーソナルな部分も知ることができた。やっぱり天才は子供の頃から見えている景色や感性が違うのだね。
バーキンやバルドーなども出てきて、彼の破天荒な恋愛遍歴を垣間見ることができて面白かった。あと有名なフランス・ギャルとのエピソードも確認できた。
映画作品としては少し面白さに欠ける部分があった。伝記映画だからしょうがないんだけど、一人の人物を物語に仕立てたものは少し難しいと感じた。ゲンスブールやフランス音楽についての知識があれば素直に楽しめたのかも。
洒落た雰囲気の大人のための映画かと思ったら、幼少期から大人になってもずっと空想の「自分」が常に登場していて、全く予想していなかったファンタジー要素に若干引いた。
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