seishirowさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ランダム 存在の確率(2013年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

解説を見ても実際見始めても「つまらなそう・つまらない」という感想だったけど、途中から面白くなってきた。
彗星の降る夜に突如停電。パーティーをしていた8人のグループが窓から見える明るい一軒家に向かうと自
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不良探偵ジャック・アイリッシュ 3度目の絶体絶命(2014年製作の映画)

2.9

よく見るとかなりダサいパッケージ写真。シリーズほぼ同じ構図だし。

今作を見てなんとなく感じてたことが強調されてたというか、ジャックは一人で苦労していた。飲み屋の常連の爺さんたち、暴力が得意な競馬のゴ
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不良探偵ジャック・アイリッシュ 2人の父への鎮魂歌(2012年製作の映画)

3.3

このキャラまた出るのか、と色々定まってきた2作目。飲み屋の常連、裏稼業のボス、浮気な彼女。。
HAWKという銘の旧車(アメ車?)に乗っているのを見てなんとなくジョン・ホークスを思い出す。あの俳優も何作
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不良探偵ジャック・アイリッシュ 死者からの依頼(2012年製作の映画)

3.3

なんとなく見てみたら面白かった。
不良探偵とあるが、主人公は客の逆恨みにより妻を殺害された弁護士。事務所を人に譲ってなんやら食いつないでる男。借金取りの片棒をかつぐ人探しで探偵の看板を出してるわけでは
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忘れたくないのに定かじゃない(2020年製作の映画)

1.0

たかだか11分の映画だがそれですら途中で苦痛になる。高円寺に住む女子大生が友人にペットを貰い育てる。ペットのみアニメーション(小さいときは可愛い)で、白黒映像に多国籍の字幕が入る実験的映像。主人公の心>>続きを読む

6時間(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ロシアの短編映画。
6時間土に埋まるというスラブ人の風習を試みたくなった女性。これは擬似的な死を体験する風習であると思われるが、埋めてくれる人を探して疎遠だった妹の元を尋ねる。
キアロスタミの「桜桃の
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クズ・ゾンビ(2017年製作の映画)

1.3

また変な邦題つけやがってと思ったあなた、早とちりです。
エンドロールでクズゾンビ(kudzu zombies)とクレジットされてます。
クズ=kudzuとは葛。繁殖力の強さで北米を騒がしているアジア由
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ナイト・オブ・ハロウィン(2015年製作の映画)

1.7

ハロウィンの日、怪しいカボチャ男を窓から見かけた女。そのカボチャ男に渡されたVHSテープを再生するとホラーのショートムービー集が始まったのだった。
これ、カボチャ男がシコシコ編集したんでしょうか。デッ
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オレゴン・ホテル 恐怖の館(2017年製作の映画)

1.6

途中早送りしたB級映画。なんどか書いてるけど「あっ、B級だな…」って気づく(勘が働く)のはどんなときだろう?と。これ見て気づいたのは場面転換が暗転で、それが静か(暗転の前後とも静かなシーン)でビミョー>>続きを読む

デッド・クリフ(2019年製作の映画)

1.6

マンガ日本昔話を引き伸ばしたようなストーリー。「〜だったそうじゃ」とかで締めても違和感ない。

なんだか緩い女の子がパークレンジャー、ではなくパークガイドサービスとして不真面目に働いてる。でも仕事は好
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ハングリー・アタック(2016年製作の映画)

3.1

動物パニック映画も英国が作るとこうなるんだねぇ…という興味深い映画(笑)
ことパッケージにおいては100%詐欺であって、こんなでかいワニは出てこないし(水着ギャルも)、この絵はワニですら無いだろ、とい
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キャリー 狂気の少女(2019年製作の映画)

3.1

オーブリー・プラザとスカヨハを足して2で割ったような顔のメレディス・モーラーちゃんが演じるのは豚みたいなポリコレ糞女で、その友人のイアン君はゲイ。
田舎でくすぶりつつそんな感じに生きてる二人が殺人鬼騒
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マッド・ダディ(2017年製作の映画)

1.9

超常現象が起きて親が子供を殺しにかかる、というもの。
そのアイデアだけで創り上げたようで、ドラマ性が皆無。たまに回想シーンが入るのがその裏返しだろう。故に作品性も…。
とはいえそんな映画ですらニコラス
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アリス・スウィート・アリス(1977年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

サイコ・ロリ・ホラー。
天使のような妹カレンと、悪魔のような姉アリス。
アリスは妹にすごく辛く当たるし不気味な人形を蒐集したりゴキブリ飼育したりして不気味。だからまんまと騙されたけど、アリスがカレンを
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ファンタスティック・ゴースト(2014年製作の映画)

5.0

【追記】
一番好きなシーン
70年代パンクの霊と仲良くなりたいアマンダがCRASHを聴いたのに対し、霊は「テイラー・スウィフトを聴いてみたよ」というシーン。追記終わり。

エンディングで流れる蛍の光パ
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ウィッカーマン(1973年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夏の終りにピッタリな清々しい映画。
敬虔すぎるキリスト教徒の警部vs異教徒(多神教)集団。このご時世ってこともあり、ネットを見ればこの映画で多様性とか絡める向きもあって。現代においても不作になると人間
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祟り蛇ナーク(2019年製作の映画)

1.4

まず、ジャケットの青白い2つの顔のうち、左はオバケではなく、開始早々に出てすぐ死ぬだけの友人。
この映画もまた、変な効果音や音楽でコメディ要素を演出している。
原題はピーナーク。タイの有名な怪談メーナ
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刺さった男(2011年製作の映画)

4.5

失業中の元・広告マンが不慮の事故にあい、頭に鉄筋が刺さって動けなくなってしまう。良い具合に刺さった様で、とりあえず意識はあるものの、抜くのも危険、鉄筋を切断するには振動が危険と言われ…。
ドストエフス
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エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

1.5

とうもろこしの島という映画を見てたら太宰治の魚服記を思い出して憂鬱になったのでやめてロッテントマトで評価が高く明るそうなこれを鑑賞。
が、あんまり面白くなかった。鑑賞中にググったら芸能人に絶賛されてる
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ネイキッド・フィアー(2017年製作の映画)

1.2

よそ見しながら見られるやつ。でもよそ見してたらわからなくなった。だが全く気にならない。

雪の中、オッサン2人とオバサン3人が全裸で倒れてて、同時に起きて山小屋に駆け込む。そこで裸の死体があり、「そい
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デュークス・オブ・ハザード(2005年製作の映画)

3.3

このアプリを使い始める前だったのかもしれないけど以前にも鑑賞していたもの。自分の、アメリカの田舎者のイメージはだいたいこの映画のイメージ。カントリーミュージックと広大な農地と密造酒。
なのでトランプが
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グッド・シリアルキラー(2018年製作の映画)

2.3

映画自体は胸糞の部類。最初からゴアシーン。殺人の度に。
なぜこれを鑑賞したかといえば、主役を演じるショーン・ウィリアム・スコットが好きだから。厳密には彼が演じたアメリカン・パイのスティフラー様が好きな
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オリーブの林をぬけて(1994年製作の映画)

2.5

「友だちの〜」「そして人生〜」の続編。入れ子構造が進み、二作目の、一作目の監督役でない監督が三作目の監督を名乗る。いずれもキアロスタミではない。
そのへんは置いといて、イランの恋愛事情なのか、男のマッ
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ドント・ヘルプ(2017年製作の映画)

2.3

議員宅の財産を狙って忍び込んだキャッツアイ。監禁されてる女の子を見つけ、助けようとするもすごいパワーの悪魔に取り憑かれていたのだった。
悪魔は容赦なし。隙きもなし。
強盗を働いた女の子たちは不幸な過去
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モンスター・フェスティバル(2018年製作の映画)

1.6

1.6は低めの評価だけど好きな人は好きだと思う。自分も少し方向が違えばもっと楽しめたはず。
作品解説を見るといわゆる「ホラー映画あるある」を逆手に取って殺人鬼から逃げるって印象だったが、それは表面的な
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みかんの丘(2013年製作の映画)

5.0

釘付けになるタイプの映画。
アブハジアにあるエストニア人集落での出来事。独立紛争があり、老人の家族はエストニアに帰国。
山間のみかん畑で働く同郷人が一人。
ある日そこで小競り合いが起きて、死にかけた敵
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コスモス(2015年製作の映画)

2.1

ワクチン休暇が終わると思ったら家族が新型コロナに感染して隔離生活が始まりました🤔暇つぶしに鑑賞。omg

感想を一言でいえば「ズラウスキーだなぁ」という物。きれいな風景の中に美男美女。全員ノイローゼか
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来る(2018年製作の映画)

2.5

副反応に負けず鑑賞。
原作があるようで、きっと原作ならもっと流れがスムーズだったのでは。
結局ヒトコワになるのだろうけど、終盤、日本中(韓国からも?)からお祓いの人が集まる熱い展開が萎んでしまったよう
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スケアリーストーリーズ 怖い本(2019年製作の映画)

3.0

昼過ぎに2回目のモデルナを打って、腕が痛くなってきた頃に鑑賞。

期待してたんだけど想像と違い、キング作品のようなジュブナイル的な映画でした。イットとスタンド・バイ・ミーとなんか色々、あとキングじゃな
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そして人生はつづく(1992年製作の映画)

4.0

「友だちのうちはどこ?」を見た私の母がすごく不気味がって、「坂だらけで似たような家ばかりで壁も真っ直ぐじゃない。子供の頃に何度も(迷子になる)悪夢に出てきた町みたい」と言っていたが、その町並も1990>>続きを読む

とっくんでカンペキ(2012年製作の映画)

2.5

少年が少女にキスすべく特訓する話。成功しますが特訓の激しさを思えばタイトル通り完璧にと言っていいのかしら?

一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

2.6

数分のショートムービー。
一分間遡れるタイムマシンを使って口説き文句を総当りで試す男の話。
オチは良かった。

500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.9

セッションズの監督、ベン・リューインによる自閉症患者の冒険物語。

ヒロインは自分のリズムで生き、特別なことが苦手な感じ。大好きなスター・トレックの脚本募集の懸賞を送ろうとするのだが色々あって投函でき
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友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.8

うっかり友達のノートを持ち帰ってしまった主人公。その友達は忘れ物の常習犯で、厳しい先生からは次やったら退学と脅されているので一大事。今日届けなければ友達は宿題が出来ないので退学待ったなし、と焦る主人公>>続きを読む

ボーダー 二つの世界(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

良い映画なんだろうけどすごくダークな話。

まずティーナの美しいとはいえない面相。始めは北欧人にはこういう顔の人もいるんかと思っていたら特殊メイクだった。鋭い嗅覚を活かして働いてるが仕事中はフガフガし
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ホームステイ ボクと僕の100日間(2018年製作の映画)

4.9

森絵都の小説「カラフル」を原作とした青春ファンタジー。タイ語が聞きたくて鑑賞。
タイ検4級はもう勉強したくないナリ…。

とある死んだ人間の魂が、自殺したての見知らぬ少年の体に入り込む。その際に謎の人
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