SETさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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HANA-BI(1997年製作の映画)

3.7

退屈な人には永遠に退屈だろうし、最初っから最後まで瞬きしたくない人もいるだろうし、人を選ぶ映画。
娯楽映画が持て囃される日本で、こういう映画を作り続けるその魂が素晴らしい。

ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.7

目がいいね、狂ってる。ドニーダーコの時からずっとこの目が好きだ。
サイコパスは仕事ができるという説をこの映画が証明してくれる。

ルック・オブ・サイレンス(2014年製作の映画)

3.6

兄を虐殺された弟と、虐殺した人間たちの溝は埋まらない。埋まるわけがないし、埋めようとしてるわけでもない。ただ後悔していて欲しい、責任を感じて欲しい、それだけのことなのに誰一人分かってくれない。過去は過>>続きを読む

マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.4

こんなにうまくいくもんだろうか…と思ってしまうけど、ロバートデニーロが幸せそうだったからいいか。

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

4.0

この手の作品は大好きだけど、途中までユージュアルサスペクツのパクリだと思っていた。良い意味で裏切られた。
主人公がどんどんスーパーヒーローになっていく様がなんともスタイリッシュ。

ヤバい経済学(2010年製作の映画)

3.6

本の方をずっと読みたいと思っていたら、いつの間にか映画化されていた。
経済学というよりは世界の絡繰を暴くといった内容。
犯罪率低下の理由には、心が痛まざるをえなかった。なるほどな。素晴らしき哉、人生を
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カリートの道(1993年製作の映画)

4.3

最果てまで孤独。孤独といえば、もはや自分の中でアルパチーノ。あの腐ったゲス野郎を演じたショーンペンもお見事。
役者で二割り増しの映画かなと途中まで思っていたけど、いやあそんなこと全くなかった。
最初か
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怒り(2016年製作の映画)

3.4

長い。米兵の描き方が下手したら国際問題。全く違う話だけど、悪人の方がシンプルで好きだった。

転校生(1982年製作の映画)

4.1

古臭いところも含めて好き。美男美女ならアイドル映画にしかならないような内容も、主演二人のブッとんだ演技によって名作に。

入れ替わってから色が変わる演出も好きだし、最後の二人の台詞には本当にグッときた
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素敵なウソの恋まじない(2014年製作の映画)

3.5

妙にハラハラした。
ストーリーテラーが押しつけがましいし、わりと犯罪まがいのことをしてるし、苦手な部類の映画かもしれないと思っていたけどラスト5分で全て許せてしまう。

アントマン(2015年製作の映画)

3.3

アリ嫌いには薦められない映画。たぶん続編は見ない。

キングスマン(2015年製作の映画)

3.5

コリンファースがサクサクと動いていて新鮮。ザ・エンタテインメント。武器かっこいいなー、王女可愛いけどロキシーも可愛いなー、人がんがん死ぬなー、って思ってたら終わってた。

Dearダニー 君へのうた(2015年製作の映画)

3.4

ジョンレノンからの手紙で、変わり始める人生。メアリーとのやり取りが楽しい。

高齢者な自虐セリフも多いし本人もめっきり高齢だけれど、相変わらずアルパチーノかっこいい。こういう優しい役も良いけど、まだま
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.4

前回の事件が引き起こした惨劇。
前作の最強っぷりに魅了され、またも無双を期待していたためにちょっと肩透かし。
相変わらず強いけど、笑えるほど無双だった前作に比べたら全然控えめ。
わりとカーチェイスメイ
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96時間(2008年製作の映画)

3.9

むちゃくちゃ強すぎる。途中から不死身がその能力なんだなと思ってしまうほど。娘のために何人殺してんだとは思いつつ、無双っぷりに興奮。最強パパ最高。
あっという間に終わってしまったので、シリーズ全部見たく
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.6

映画自体は少し退屈。もう少し短くならないものかな。
テリーギリアムっぽくない話だなあと思いつつも、随所にテリーギリアムっぽさが溢れてた。やっぱり「俺此処にあり」な映画監督は好きだ。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.6

重低音が気持ち良い。映画館で観るべき映画。ストーリーむちゃくちゃだけど疾走感がたまらない。

ファインディング・ドリー(2016年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

悲しい結末かと思いきや、かなりハッピーに終わった。運転するタコ、かっこいい。

野火(2014年製作の映画)

3.8

戦争に英雄なんていない。観ている間より、観終わった後がきつい。この気持ちをどう処理すればいいのやら…。

俳優中村達也が久しぶりに観たかったせいもあり、いつ出てくるかと期待しつつ、あの役には妙に納得し
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オー・ブラザー!(2000年製作の映画)

4.0

脱獄ロードムービー。カントリーミュージックに身を委ねられる心地良い映画。本当に丁度いい緩さ。音楽だけでも一見の価値あり。センスいいなー。

ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.2

未来世紀ブラジルを観たときのような興奮や感動はなかった。レディオヘッドだーってことで、最後に一番テンション上がりました。

ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

ベースになった事件が未解決なので、霞がかかったまま映画も終わる。
とにかく展開が早い。少しでも見逃すと、三年後になっている。そのせいか長さはそんなに感じなかった。

レディ・キラーズ(2004年製作の映画)

3.8

サスペンスかと思いきやブラックコメディ。悪役なトムハンクスは初めて見たかもしれない。悪役なトムハンクスは予想外にナイス。もっと悪役やってほしい。
力説してまで人に薦める気はないけど、たまたま観てた人に
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マシニスト(2004年製作の映画)

3.4

ああ、そういうことか、と分かった瞬間に興味を失くしてしまった。その瞬間に至るまでの狂気な雰囲気は最高。役作りもまた狂気。
それにしても子供の後ろ姿ってどうしてあんなにも怖ろしさがあるんだろう。

バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.3

評論家に噛みつくシーンが好き。そのあとサクッと打ち砕かれる元バードマン、いいね!演出や演技はそりゃ凄いんだろうけど、映画自体は好みじゃなかった。

菊次郎の夏(1999年製作の映画)

4.3

夏に見たい映画No.1。日本の夏を茶の間で堪能できる作品。重なる思い出があろうと無かろうと、日本人なら胸がきゅんとなる夏の風景満載。そして笑って泣けて笑って泣ける。
おっさんと子供、というよくある設定
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.2

結構なややこしさ。SFアクションならそれでいいんだ。何故、いつもそこにラブロマンスが絡むんだ。

セーブ出来ないゲームって鬼畜だよね…と思わずにはいられない。

パレードへようこそ(2014年製作の映画)

4.0

差別や偏見の愚かさ、ストライキやデモの在り方、普段はあまり考えないでいることに対して、無理矢理向き合わせられる作品ではなく、自然と気付き考えさせられる作品。

そして何より仲間っていいなと素直に思える
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ジャスティス(1979年製作の映画)

3.4

不条理のオンパレード。最後はアルパチーノ、ブチ切れ。

人生、ここにあり!(2008年製作の映画)

3.8

イタリアには精神病院がない。
その最初の一歩はどれだけ大変なものだったろう。この映画はその一歩を教えてくれる。
どんな病気かより、どんな人間かを大切にする主人公に胸を打たれた。

同時に、閉鎖病棟だら
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ゴッドファーザーPART III(1990年製作の映画)

5.0

三作目はつまらないから観なくていいよ、と言う先輩の忠告を守り10年、何となしに観てみたところ、面白いじゃないか、嘘つき野郎!!

セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

誰も死なないのに泣けてくる物語はそれだけで好きになってしまう。言わずもがなアルパチーノの演技は鳥肌物。ラスト、小さな家族に仲直りを求める姿がたまらなく美しい。

ジャックとジル(2011年製作の映画)

3.5

アルパチーノの無駄遣い映画。と言いたいところだけど、ハードルも期待も低かったせいか結構笑えた。爆笑したシーンもしばしば。みんなヤケクソに近い振り切りっぷり。
ただあのオチだけは許せない。ラズベリー賞総
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キング・コング(2005年製作の映画)

3.3

長い…。久しぶりに三時間超えの映画を観た。途中、ジュラッシクパークを観てるような錯覚に襲われながら、なんとか鑑賞。恐ろしさより切なさが勝るキングコング。

サマー・オブ・サム(1999年製作の映画)

4.3

実話を基にした殺人鬼映画かと思っていたら違った。
一つの事件をきっかけに狂い始めるニューヨークと友達。誰もが浅はかで自分勝手で罪深い。それでも結構好きなシーンが多くて、誰かと語り合いたくなってしまう。
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