文句を言う奴を嫌うわりには文句の多いおっさんが、文句の多い女の子と殺人旅行。
まるでボニーとクライドだと、自分で言っちゃってるシーンには苦笑。
己の正義や倫理を銃と共に振りかざす。気に食わない奴らを>>続きを読む
視聴中ずっと、これは苦手な部類の映画になりそうだと思ってたが、ラスト3分で真逆の映画になった。この役はウディアレンで大正解。洒落てるなーとニヤニヤしながらエンディングに浸れる映画。
ウィーンの夜より短いパリの夕暮れで再会した二人。子供っぽさを抑えて必死に大人ぶろうとしている23歳の前作品とはまた違う、図らずも大人になってしまった二人の会話劇がすこぶる楽しい。そして相変わらずもどか>>続きを読む
夫にうんざりしている未来からタイムトラベルしてきたと思って俺とデートしようぜっ!から始まるラブストーリー。
もっとずっとセンスのある言い回しでしたが。タイムトラベルを用いた口説き方に感銘を受けました。>>続きを読む
誰の前にも訪れる奇跡ではなく、誠実に実直に生きてきた彼にだからこそ起こった奇跡。
この話を綺麗事だと片付けてしまうのならば、それはとても悲しいことだ。
愛だけじゃ子供は育てられないけど、愛がなきゃ子供は育てられない。最高だった。
感情という複雑なテーマをアニメにしてしまうピクサーは凄いと思うけど、どこか教育番組的。ヨロコビを見ていてしんどくなるのは年齢のせいなのか
近未来、時間=通貨、時間泥棒に目を見張るタイムキーパー。設定が最高に面白いのにもったいない。恋愛はどうでもいいからもっと壮大な物語にしてほしかった。
序盤はあまりにスタイリッシュすぎて気後れしてしまった。お金がかかってる分かなり洗練されていて、泥臭さはゼロ。
お洒落、ヒューグラントのこういう役は新鮮、だけで終わったらどうしようかと思っていたけど、あ>>続きを読む
もう一度やり直そうと片方がどんなに思っていても、もう片方が触れられることさえ反射的に拒否するレベルなら修復不能。何したって空回るし自暴自棄になる。長い間付き合っていてフラれた経験がある人間にはかなり辛>>続きを読む
上層部からの圧力が恐ろしい。それでも組織に歯向かう二人がひたすらカッコ良い。コートの襟を正している後ろ姿があれだけ渋くて重くて熱い男が他にいるだろうか。
周知の事実ではあるけど改めて禁煙しようかなと思>>続きを読む
優秀というわりには、意外とすぐ調子に乗るしとにかくうざいブランドン。動転しまくりのフィリップは、惚れた弱みで協力してしまったのか何なのか。どこがいいんだあんな男。ルパートはルパートで結構罪深い。己の思>>続きを読む
生き残る人間を選ぶ、その残酷さ。とんでもないことをさも当然かのように言ってのける大統領と、受け入れるしかない一般市民。色んな人の視点が描かれているのでどこかに感情移入できるはず。
そして90年代世紀末>>続きを読む
月に三年間ひとりぼっち。最初から最後まで対話はAIを除き、自分自身のみ。そしてそれを上回る孤独を背負う男の話。こんな孤独をもし抱えてしまったら自分ならどうなるだろう。
未知なる未来の悲しい社会と人間の>>続きを読む
オリジナルの衝撃が凄く、トラウマにもなりそうなシーン満載だったので、その続編として観てしまうと物足りない。何が何だか分からない恐怖が、CGを駆使することによって、分かりやすくなってしまった。
誰もが疑>>続きを読む
なかなか巡り会わない。王道ラブストーリー。メグライアンがメグライアンじゃなかったら結構やばいストーカー。
メタボのおっさんが美女ロボットになって、イケメン(こちらもロボット)と一夜を共に過ごせちゃう世界。まさにリアルアバター。戦争もまるでオンラインゲーム。
生身の人間は外に出ないから、犯罪率は下がるし感染>>続きを読む
思いの外、スプラッター映画だった。想像以上に事態が最悪で、笑うよりもまず二人の行く先の心配をしてしまった。
爆笑したシーンは残念ながら無かったけど、タッカーとデイルの良い奴らっぷりに心が和んだ。
原作未読。はたから見ればもっとどうにかならないもんかなあと思うことも、当事者からすれば必死に精一杯やっていたり、どうしたって抜け出せない事情があったりする。変わりたくても変われない、そんなジレンマと闘>>続きを読む
一瞬たりとも目を離してはいけない映画。こんな映画があるのかと衝撃を受けた。どのカットも一つ一つが美しい。息遣いや小さな足音が聞こえてくるほどの静寂の中、少しずつ狂っていく世界。凄い。本当凄い。
孤独が>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
合理主義を掲げる男も恋に落ちる。ウディアレンの皮肉節健在。その皮肉がラストの展開ですんなりと入ってくる作品と、全く入ってこない作品がある。これは後者。
どうしようもない男が、いい女に振り回される話は好>>続きを読む
例えばキャストが全く違ったら全く違う感想を持ってしまう映画だとは思う。だけどこのキャスト。この二人じゃなきゃ持続出来ない緊張感。最初から最後までラスボス対ラスボスの体裁。これで面白くないわけがない。
月泥棒が意外と面白かったのでこちらも視聴。相変わらず、 ボーっとしてても、展開は摑めるし退屈はしないし、大人もきっと楽しいはず。
日本人にはない色彩感覚が画面いっぱいに広がっているので、目だけでも楽し>>続きを読む
これが実話って相当ヤバイな、という安直な感想がまず第一。
弱者に対して権力を振りかざして丸め込めようとする警察と、したたかに冷静に戦う母親。誰のための正義で、何のための正義か、色々と考えさせられた。
友達のオーディションについていったら受かっちゃったアイドルの話を聞くと、胸がグッとなる性分なんで、これはもう本当身にしみる青春映画。
大人になりきれない、それでも大人にならなきゃいけない、その遣る瀬無>>続きを読む
エグい下ネタのオンパレード。登場人物のキャラが驚くほど濃いのに、何故か淡々と進んでいく。ひたすらシュール。さあここで笑え!というような脅しっぽい空気がないので、面白くなくてもガッカリしない不思議な映画>>続きを読む
長かった。音楽のおかげでなんとか観れた。正直、何度も観ないと理解出来ない、宗教や哲学の知識がないと理解出来ない、解説付きでやっと理解出来る、映画は苦手。
序盤はコメディかよってくらいうまくいかないことだらけだったのに、どんどんと溢れ出す緊張感。ソニーがマスコミに踊らされ、野次馬がソニーを支持しだす。昨日までは普通の男だった人間が、たった数時間で世間を騒>>続きを読む
タイトルからの想像通り、一夏の青春。甘酸っぱくて、切なくて、爽やか。
それにしてもかっこ悪い大人とかっこいい大人の対比にゾクゾクする。かっこ悪い大人達が子供のようにはしゃぐ姿は見てて目を塞ぎたくなるほ>>続きを読む
人間は都合の良い嘘を、本当だと思っている。その方が楽だから。
うーむ。まさに。
この台詞が一番沁みました。
この邦題、すごく好きです。まさに俺たちに明日はない。ボニーがクライドの前でだけ見せる笑顔が本当に可愛い。個人的にはCWモスとその親父がすごく好き。
どんどんと家庭崩壊してしまっていく描写はやるせない。主人公の家族に対する姿勢やそこらへんはどうも苦手だった。
だけど夢がある。映画公開時から何十年経ってる今もまだ未知との遭遇は出来ていない(たぶん)わ>>続きを読む
ショーンペン、ゲヴィンベーコン、ティムロビンス。その名前が揃ってるだけでも、いつか観ようとは思っていたけど、いざ観てみると圧巻の一言。サスペンスという名だけで括るにはもったいない作品。
ゲイリーオールドマンvsアンソニーホプキンスはやっぱり見もの。しかもどっちもしっかり狂気じみている。
それにしても古城、崖、船上、鼠。どれも雰囲気がジョジョ好きを凄くワクワクさせる。