seriFilさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

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オール・ザ・ウェイ JFKを継いだ男(2016年製作の映画)

3.1

ブライアンクランストンの張り切りぶりがちょっとあれで、加えてこの映画全体がその張り切りにおんぶし過ぎ感?教養としてはためになりました。

ブルーバレンタイン(2010年製作の映画)

4.0

はじまって終わるお話し。いいです。ライアンコズリングってなんでも出来るんだな。

68キル(2017年製作の映画)

3.4

いかれっぷりも悪くない。ピンクのマスタングなどの美術やファッション、それらモチーフのチョイスも良い。しかし、そのセンスと映像のトーンが不釣り合いで、なんで?というくらい絵力が弱い。

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.7

地獄の学校でしごかれながらそこで出会ったクラスメートを救う話。すごい邦題と思ったら直訳でした。戯曲にしたら面白い舞台になりそう。

ユーロビジョン歌合戦 〜ファイア・サーガ物語〜(2020年製作の映画)

3.2

衣装や美術が全部かわいい。しかし全体にチマチマ感。もっとばかばかしくもっとダイナミックに弾けてほしかった。

三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

彼も彼らも日本社会を変えることは叶わなかった。しかし彼は文字通り命を賭け、彼らは老人となった。討論に臨む彼の態度はとても気持ちよく感動的ですらあった。

ナイロビの蜂(2005年製作の映画)

3.9

むき出しのザラついたナショジオ風アフリカ大陸、手持ちカメラなせわしないドキュメンタリータッチ、白く明るいふたりのイチャイチャ美映像、トーンの異なるそれら映像がキレ良く絡まって、全編に監督の美意識が貫か>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

地上波で思い出して追加。久しぶりに見たら、ジャックニコルソンはもとより、奥さんの顔芸に目が奪われました。いかにも斬新でソリッドなセンス映像が骨太かつ時代を超えて見えるのはそのこだわりと妥協のない完成度>>続きを読む

キングダム(2019年製作の映画)

3.6

アニメへの徹底的なリスペクトが気持ちいい。頑張れこれ系日本映画。

ジャングル・ブック(2015年製作の映画)

2.8

地上波で鑑賞。喋る動物と喋れない動物、その線引きが気にはなりました。

ドント・ウォーリー(2018年製作の映画)

4.2

事故で車椅子生活となった男性の話だがこの映画を観て、自分も頑張ろうとか心が洗われたりすることは一切ない。ただ彼の日々に感じるのは、生きてることは悪くないってことだ。ドキュメンタリーのようなつくりとホア>>続きを読む

ブレイン・ゲーム(2014年製作の映画)

3.2

今春のソフトバンクの「勝手に〇〇」キャンペーン風に言えば、「勝手に安楽死!」。

ザ・コール [緊急通報指令室](2013年製作の映画)

3.8

ハラハラドキドキの果てに用意されたのは、どんな通報もその顛末をほとんど知らされることがないオペレーターの夢。として観るのがいいのでしょうね。

アップグレード(2018年製作の映画)

3.4

よく出来たコミック映画でした。寄生獣を思い出したけど結末は真逆。

FRANK ーフランクー(2014年製作の映画)

4.1

ハリボテお面のデザインも素晴らしく、とってもかーいらしい&残酷な映画だった。間違って言えばこの映画の言いたいことは、売れる売れないに関係なく「クソな曲ってあるよね」ってことだと思う。終わり方がとっても>>続きを読む

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

4.0

トム、友人の兄キ、その母。病んでるとか病んでないとかじゃない、誰もがアンバランスで誰もが辛うじて立っている。そんな普遍的な生きずらさの映画として僕には十分だったけど、監督やカナダにとってそれはアメリカ>>続きを読む

ノーカントリー(2007年製作の映画)

4.0

キャトルガンと言うらしい屠畜用空気銃とそれを発射するための圧縮ボンベをいつも引きずってるサイコパス、ハビエル・バルデム。俺にそんなラッキーあるわけなかったタフガイ風の不景気づらで逃げ回る、ジョシュ・ブ>>続きを読む

ターザン:REBORN(2016年製作の映画)

2.8

ターザンてゴリラの母ちゃんと兄貴がいるんだよ。知ってた?

Re:LIFE リライフ(2014年製作の映画)

3.0

たまにはこういうのと思って観た。消極的に歩き出した道に、結果、覚醒したりすることは人生の醍醐味ですよね。とか言って。

マージン・コール(2011年製作の映画)

3.0

このネタの決定版と言える映画はまだ出来てないと思うけど、ケビンスペイシーが頑張ってイイ線行ってた。でもまだまだ小粒感。

マスター・オブ・ユニバース(2013年製作の映画)

3.0

ドイツのというのが珍しい。にしてもポストコロナ、ブラックロックのような投資態度が主流になることを期待したい。

プロメテウス(2012年製作の映画)

5.0

なぜ観てなかったのか。神という存在、そのアイデア、彼らの容貌、サイズ感など考え抜かれた感、そしてスキのない映像、そういうものとしては完璧では。

ノア 約束の舟(2014年製作の映画)

2.6

なんかいろいろダメだった。最後まで気になったのはコスチューム。現代過ぎて冷める。特に袖のつき方。
しかし聖書ってやはりケタ違いにすごい。つっこみどころ満載とは言え、物語としてのぶっとび方、壮大さ、知恵
>>続きを読む

エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.4

Amazonプライムの週末100円で観賞。エイリアンという古典芸。擦られまくりつつ都度新規な趣向を楽しむわけですが、いろんなフリを開陳しつつの始まりから、気配、遭遇、闘争&激闘そして逃走、で、ほぼ敗北>>続きを読む

静かなる情熱 エミリ・ディキンスン(2016年製作の映画)

3.1

史実に沿っているのかもしれませんが、終わり方が苦しくて、例えば彼女の好きなユーモア風味の辛辣さと率直さに合うような、強くスパッと終わらせることはできなかったでしょうか。絵はとてもきれいでした。特にはじ>>続きを読む

ペルドリックス(2019年製作の映画)

4.1

設定、ストーリー、映像、ファッション、音楽、すみからすみまでセンス。センスと茶目っ気だけで撮りましたという感じ。特筆すべきは、地方を侵しているかの外部としての存在が愛すべきヌーディストというアイデアは>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.0

隠しきれないもの2つ。ブルースウィリスの銃の扱いとイーライロスの頭部の潰し方。

マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.3

年齢とともにすっかり無印な自分ですが、「ファッション」は嫌いじゃない。大衆から乖離しがちだった「ファッション」は、アナウインターによるセレブの発見によって、堕ちることなく大衆からの憧憬という最高のポジ>>続きを読む

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)

3.3

なんてことなかったけどすてきだった。いかにも激動なはずの時代背景だが日常は日常だ。出社中、目の前に爆弾が落ちてもクルマに泥をかけられたぐらいの感じで毎日は続く。そして物語も意味も目的もつまりはドラマチ>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.0

眠れないスーザンの悶々ムービー。
トーンの全く異なる3つの映像世界の絡まりが新しい。ひとつは、ハンサムリッチな夫とのセレブレティな現在のアッパーライフ。もうひとつは、作家志望の元ダンとのフォーキーなか
>>続きを読む

ザ・アウトロー(2018年製作の映画)

2.8

これは確かにやられた。しかしそれが面白かったというわけでもない。どっちに肩入れしていいのかわからない、どっちもどっちの強盗チームと保安局チーム。あの描かれ方では、最後、主人公ニックのやられた感への共感>>続きを読む