時が止まり、人よりも多くの人生を生きたかと思えば、幻覚にうなされ1日を棒に振る。結局人は変わるし終わりは来るし時は止まらない。フェアで残酷な現実の中で彼女は今日も美しく踊る。
美しい映像と配色、美術、言葉を介さない感情のこもった演技と時折挟み込まれるフラッシュバック。重いものはもっと重苦しく見せるのがエンターテイメントだとすると、これでもいいのかもしれないな、という感覚。重>>続きを読む
物語の混乱と編集やカメラポジションの違和感が連続し退屈しないという意味ではこれでよかったのかもしれないが、映画を観る喜びからはかけ離れていた。