しめさばさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

しめさば

しめさば

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大番(1957年製作の映画)

3.5

河津清三郎なんか腹立つ〜。やっぱり「夜這い講習」の講師は三木のり平なんだ。

ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

4.5

ペパロニ、デ・ラ・ソウル、兄弟(ブロ)!こんなに懐かしくもイカしたノリで好きを刺激されたら居ても立っても居られない。パーティーサイズのドリトス、楽しすぎるお買い物メモ。ドナテロはぁ好き…。最近フーディ>>続きを読む

兵隊やくざ 大脱走(1966年製作の映画)

4.0

このシリーズ、戦争映画なのに浪花節で大事な局面ほとんど乗り切ってるよね。有田上等兵の合いの手最高。上等兵失った(と勘違いした)時の勝新、泣きすぎ。2023年最後の映画はこれでキマリ!

踊りたい夜(1963年製作の映画)

4.2

水谷良重が夢想の中で歌い踊っているシーンが超絶キュート。ネオンピンク、バスタブ、羽毛!根上淳がたくさん出てくるシーンのトリップ感。藤木孝は本物すぎ。

波影(1965年製作の映画)

4.0

一つ部屋を隔てて障子を開けるときらめく波!こんなにも素朴な絶景観たことない。若尾文子が溺れる春川ますみを助けるシーンがやたら泣ける。お兄ちゃんが中村嘉葎雄に成長してから一気に暗くなる画面やばいな。ずっ>>続きを読む

浮き雲(1996年製作の映画)

4.3

今日もカウリスマキに感謝。淡白でラブリーな人生肯定映画。レストランの描写が全ていいし、店番しながら立ち飲みしてるところ含め食事シーンが全部いい。いろいろ失っても真顔で花束を抱える。最愛の旦那が運転する>>続きを読む

アウトレイジ(2010年製作の映画)

4.0

出てくるラーメン全然美味しそうじゃないのになぜか無性にラーメン食べたくなる。

祭りの準備(1975年製作の映画)

3.5

ああこのいやらしさ、この波の煌めき…。ゾッとするようなどん詰まりの田舎。土と汗と潮風と精液の匂いがしそうな世界よこれが祭りの準備である。原田芳雄、ありがとう!ハナ肇の食事シーンってどの映画でもだいたい>>続きを読む

フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

4.0

ジャンポール・ゴルチエのキュートでセクシーなお洋服に支配された世界はオレンジとブルー、そして90年代の気怠い空気がどこか漂う。巻き込まれただけの男ブルース・ウィリスの諦めた笑顔がなんかいい。無性にマッ>>続きを読む

鬼畜(1978年製作の映画)

4.1

野村芳太郎の子どもやっぱり相当ヤバい。芥川也寸志の音楽も相当ヤバい。哀愁と不快と恐怖が紙一重。

ニュー・ジャック・シティ(1991年製作の映画)

4.0

90年代一部で名を馳せていた元ラッパーの上司に今日教えてもらった映画。間違いない。ヤク中患者の描写がハードコア。

マリア・ブラウンの結婚(1978年製作の映画)

4.5

あり得ないくらい軽快に、ズッキュンずしんと。視覚にも魂にも。

ペトラ・フォン・カントの苦い涙(1972年製作の映画)

4.3

愛についての話で、こんなにもかっこいい。数学を好むか好まないかという自己紹介。硝子を踏みつけて感情表現する女の描写っていつでもドラマティックよね。

渡世人列伝(1969年製作の映画)

3.5

待つ藤純子、待たれる鶴田浩二。自身の主題歌で殴り込む鶴田浩二が、途中合流健さんと雪の降る浅草を傘さして並んで歩くシルエット。これぞ様式美の極み。妖怪みたいな天津敏率いる炭鉱管理のヤクザが全員スキンヘッ>>続きを読む

(2023年製作の映画)

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『御用牙』的異常さと笑い、『子連れ狼』的冒険譚と過剰演出、『戦メリ』『御法度』的な要素は言わずもがな。暴力的で濃密な男たちの世界に勝新や大島渚を感じつつ、後半はしっかりたけし。確実に最高!私はこういう>>続きを読む

エリート・スクワッド ブラジル特殊部隊BOPE(2010年製作の映画)

4.5

バチバチに面白い、ハードでハイテンションな骨太映画。続編も最高。マチアスがほんと好き。

フリークスも人間も(1998年製作の映画)

4.2

皿の上の食べかけの果物や放課後の美術室の西洋画のようなエロス。閉鎖的、怖くて哀しくて口に出した途端霧散しそうな…。無声映画と錯覚する機関車の構図に、映画を観る喜びを噛みしめる。シャム双生児が旅に出る時>>続きを読む

バタアシ金魚(1990年製作の映画)

3.0

友達と夏の昼下がりに食べるわらび餅は美味しそう。

スカーフェイス(1983年製作の映画)

4.4

圧倒的に面白い。ミシェル・ファイファーが透明なエレベーターで降りてくる登場シーン好き。タバコ、酒、ヤクの同時摂取ですまし顔、レベルが違う。『暗黒街の顔役』もう一回観たい。

三池監獄 兇悪犯(1973年製作の映画)

4.0

画面がヤバい。泥と血と汗にまみれたふんどし姿の男たちがひしめく90分。こんなの見たことない。全剃り眉毛鶴田浩二の登場シーン、嬉しくなるような船上の地獄。編笠被って歩く囚人の行列に被さるタイトルと音楽が>>続きを読む

シャブ極道(1996年製作の映画)

3.5

早乙女愛かっけえ。90年代大阪の街には阪神タイガースの半被来た高橋明が似合う。とにかく何より、この映画を観ながら日が暮れていく感じがすごくよかった。

哀しき獣(2010年製作の映画)

4.3

抜群の生命力、逃げる逃げるカーチェイス破壊、それだけでも満足なのにバイオレンス出し惜しみ無し。ステキ。食事シーンが全部ヤバい。逃亡の果ての生野菜丸齧り(松方弘樹!)と思いきやじゃがいもからはしっかり湯>>続きを読む

はりきり社長(1956年製作の映画)

2.5

若い藤原鎌足、ほんとに遊んでそうな風貌で良いな。

戦国自衛隊(1979年製作の映画)

3.5

角川映画のサントラをYouTubeで聴いているとどうしてもこの松村とおるの主題歌が流れてきてもうどうしようもなく耳に残るので、遂に観た。全然期待しないで観たのでまずは言いたい。渡瀬恒彦!やっぱり渡瀬恒>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

1.5

最初のゴジラ登場シーンは『ジュラシック・パーク』第1作目のティラノサウルスに襲われるシーンと同じ恐怖感があって良かった。

充たされた生活(1962年製作の映画)

4.0

安保闘争真っ只中の60年代ムードに満ち満ちた、ダメな男たちとなかなか幸せになれない女のしょーもない映画、最高。幸せになれない女を演じて欲しい女優ベスト3に入る有馬稲子。アイジョージ、田村高廣、演劇の先>>続きを読む

ドラッグストア・カウボーイ(1989年製作の映画)

3.5

聖書の上にドラッグ置いちゃうジャンキー神父役のバロウズ最高。ずっと機嫌悪いヘザー・グラハムも超可愛くて最高。痙攣してるだけでエロい。

フットボール・ファクトリー(2004年製作の映画)

4.3

イギリスの曇り空とフーリガンの日常。暴力、ドラッグ、酒、SEX!で、なんかダサい。楽しすぎ。