しめさばさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

しめさば

しめさば

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BULLY ブリー(2002年製作の映画)

4.3

おっぱい丸出しで町内を闊歩する女の子、逆ナン、ズンズン響くヒップホップ、サーフィン、セックス、ドラッグ、ゲイカルチャー…。みんなで一人の敵を作り、その子の殺害計画を立て実行するというあらすじ(しかも実>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.0

呪いのビデオを見た登場人物たちの写真の顔が歪むシーンがどうしても怖い。というのも、この映画の冒頭40分を大学の授業で見せられた日、パスポートの顔写真のページをコピーしたら顔の部分にノイズが入ったのであ>>続きを読む

AIR/エア(2023年製作の映画)

3.5

性格も趣味もほとんど真逆だけどエアフォースワンだけはお揃いの弟が、なんかNIKEの映画やるっぽいよとボソッと教えてくれたらそりゃあ観るしかないよね。80年代ミュージックてんこ盛りでアガる。生まれたての>>続きを読む

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

4.4

レザーフェイスが登場して一人目を殺害し力任せに鉄扉を閉めて退場。その数秒のシーンの唐突さ、理不尽さ、不気味さ、恐ろしさ。最高にかっこいい。朝焼けに虚しく響くチェーンソー音…!

死霊のはらわた(1981年製作の映画)

3.5

悪霊目線で地を這うようにぐんぐん迫りくるカメラ。美女を脱がせて縛るだけで負傷はさせない森の木々たちがエッチ。たたみかけるようなラスト、夏の夕立が上がった後の夕暮れ感。

ヴィジット(2015年製作の映画)

4.0

普通にこわいし、なんかウケた。これ観た次の日実家帰って弟と話したら、全く同じタイミングでこの映画観ていて「姉弟…」となった。

色暦女浮世絵師(1971年製作の映画)

3.5

美女が強姦現場・お座敷の情事を覗き絵筆をとるという過激さ。流れるバッハ。かっこいい。

番格ロック(1973年製作の映画)

4.0

みんなそれぞれ音無し由紀子、ハンター朱美、つっぱりお圭、対マン待子など一般的な通り名の中、一人"アラブの鷹"は渋すぎる。しかも通り名に恥じないかっこよさ!山内えみ子(由紀子)×柴田鋭子(鷹)の白ギャル>>続きを読む

若者はゆく -続若者たち-(1969年製作の映画)

3.5

山本圭が受ける企業の集団面接のシーンがかなりリアル。自分は就活で集団面接の段階までいけたことないけど。「あなたは機動隊の実力行使をどう思いますか」「あなたは今の日本に満足していますか」という、えげつな>>続きを読む

鉄男 TETSUO(1989年製作の映画)

-

田口トモロヲの顔すばらしすぎるな。石橋蓮司が夢と現実の狭間あたりに見えていたのでもっかいちゃんと観たい。

ジュース(1992年製作の映画)

4.2

ずっと最高な音楽流れてる。DJバトルのシーンたのしー!「困ったデブだ」という言葉のあたたかさ。

配達されない三通の手紙(1979年製作の映画)

4.0

佐分利信がどんと居座るお堅い良家の食卓で、一人背中がっつり開いたホルターネックのキャミ着て「いいじゃな〜い、ビールなんて水みたいなもんよ」と挑発する松坂慶子が最高。新世紀エヴァンゲリオンより10年以上>>続きを読む

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

3.5

角川の横溝正史シリーズや野村芳太郎の松本清張シリーズっぽい雰囲気を醸し出しつつ、監督が増村なのでどこかジャッロ映画的。岩下志麻がスッと傘を差し出す手や、並んだ日本人形がホラー。いまいち焦点が合わないが>>続きを読む

若者たち(1967年製作の映画)

4.0

熱量!とにかくテンションが高い。田中邦衛が割烹着着てわしわしと家事をする横で洗濯機に洗剤をガシガシ振りかける橋本功。二人があーだこーだ言ってる傍ら謎の悟り顔でしれっと真っ当なことを言う山本圭に、頭抱え>>続きを読む

兵隊やくざ 脱獄(1966年製作の映画)

4.0

走るトラックの荷台で小川真由美とキス、彼女を残して飛び降り駆け出す大宮(勝新)、そこに待つのはもちろん有田上等兵(田村高廣)。知らず知らずのうちに勝新のヒロインムーブからの上等兵のセリフ、アクションが>>続きを読む

霊幻道士2/キョンシーの息子たち!(1986年製作の映画)

2.5

とにかく戦闘シーンが退屈。時代が現代になりラム・チェンインはただの薬剤師のオトンに。一度だけカンフーっぽい衣装に着替えるも「遅鈍剤」なる薬のせいで殆ど活躍できず。光に弱いため観光地のおばちゃんみたいな>>続きを読む

女であること(1958年製作の映画)

4.2

妖艶に歌う丸山(美輪)明宏のオープニングではじまり、うふふと仲睦まじく絡む原節子&森雅之、不穏すぎ。嫉妬深く見栄っ張り、それでも幸せを求めようとする女たちの生き様。原節子と久我美子のキスシーンや、原に>>続きを読む

マイヤ・イソラ 旅から生まれるデザイン(2021年製作の映画)

-

母に相談事があり昼食に誘う、その前に一緒に鑑賞。母は旅とマリメッコが好き。

ギミー・ザ・ルート ~NYグラフィティ~(2012年製作の映画)

3.5

ボムられて裏返しにしたTシャツを着続ける女の子がヒロイン!ニューヨークとグラフィティと若者をテーマに、何か起こりそうで何も起こらない、ぼんやりと終わる。グラフィティは殆ど写らず謎のお嬢様のランニングを>>続きを読む

LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.0

"アダ"の印象が驚くほど薄い。本物の生命は力強い。

肉体の門(1988年製作の映画)

3.0

女たちが罵り合う五社の世界観の中、身体に電飾を巻き付けたパーティースタイルで粛々と肉を焼ける渡瀬恒彦かっこいいな。かたせ梨乃と名取裕子が屋台で飲み交わすシーンが良い。

女優須磨子の恋(1947年製作の映画)

3.5

教科書にも出てくる伝説の新劇女優・松井須磨子の生涯を田中絹代が演じきる。「演じきる」という表現がなんだかすごくしっくりくる。田中絹代が濃い化粧して西洋風のかつらを被り高飛車な女として胸を張っているの、>>続きを読む

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

ヒッチコック面白すぎる。プロットが素晴らしいのでおもしろい小説を読んでいる時の止まらない楽しさがあり、でも殺人シーンの迫力とか計画が狂っていくところのカットバックとか展開のあれやこれやの映し方音楽…も>>続きを読む

モン・パリ(1973年製作の映画)

3.5

ローストチキンとトマトしか出てこない食卓が好き。

侠客列伝(1968年製作の映画)

3.0

キャストが豪華すぎて頭が追いつかない。これがマキノのなせる技かーと思いつつ内容はなんだかぼんやり。大木実と若山富三郎の抱擁シーンは激アツ。もはやあれは一体なんだったんだろう…。大人げないぞと嗜められる>>続きを読む

ノトーリアス・B.I.G. 伝えたいこと(2021年製作の映画)

-

挑発されながらビギーが街頭フリースタイル披露する映像めちゃめちゃかっこいいな。

サウスセントラルLA(2001年製作の映画)

3.0

主人公が乗っている、パーツがやたらツイストした自転車変だけどカッコいいな。

マタンゴ(1963年製作の映画)

4.1

清純な女の子がキノコ食べてふわふわしてるのはエロい!

魚からダイオキシン!!(1992年製作の映画)

3.5

120分の内2割は内田裕也がたたずんでいるシーンという内田裕也映画あるある。前半のインディーズ映画感から本木雅弘の登場で急にSF調に。なんかもうよくわからないけどバイク二人乗りとかアツかった。缶コーラ>>続きを読む

その後の仁義なき戦い(1979年製作の映画)

4.2

根津甚八と宇崎竜童と松崎しげるの青春群像劇。やはり元祖『仁義なき戦い』には敵わないが、観終わった後の「過ぎ去っていったあの日々…」感は継承。シャブ中根津甚八の青白い顔が美しすぎる。一方、松崎しげるはし>>続きを読む

続組織暴力(1967年製作の映画)

3.5

ほぼ渡辺文雄が主役、丹波哲郎・山本麟一・室田日出男が警察、それで真っ当な面白さとインテリジェンスな空気。で、無性に誰かと語りたくなる。