https://niewmedia.com/series/shibasaki/barbie/
たった数日間の話というのがすごい。なんというか、神話だ。夕暮れが常に破局を予感させる。
スーサイドかNEU!か、という音楽もすごい。「飛べないアヒル」とは?
大変に大きな映画で、畏敬の念。
ネタバレがどうのこうのだとか「解釈」がどうのこうのとかしましいけど、ネタバレも「解釈」も何も、観たままの映画じゃないか?
批評を寄せ付けども、考察は成り立たせない、考>>続きを読む
凄く引き込まれた。脚本を書くという行為が、世界を編集するという責任にやばいくらい密着していて、翻って何かを編纂するということの倫理について考えさせられた。
書くとはその時点ですでに括り出すことであると>>続きを読む
25ぶりに鑑賞。記憶通り素晴らしい。
ジョン・フォードのアメリカを継ぎしもの、ジェイムス・マンゴールド。
ボーダー上のコミュニケーションのあり方を描くのがうますぎる。起きていることも辛いが、なによりそのコミュニケーションの唐突ぶりのリアリティが辛い。
得意のハンディが活き活きと。
音楽好き?って言って>>続きを読む
なんという……これはおそらく、宗教的原理主義がどうというより、『金閣寺』もしくは『豊饒の海』的な、再帰的近代における自己アイデンティティ不全からくる若者の歪な発心と、それが招く根源的トラジコメディと理>>続きを読む