4nobuさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

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飛行士の妻(1980年製作の映画)

4.5

とてもありきたりな設定、登場人物、ほとんど会話だけで進んで行くストーリーに普通なら退屈になりがちな内容なのにとても面白かった。
一見身勝手なアンヌの整理出来ない感情やフランソワの最後の行動が印象に残り
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案山子 KAKASHI(2001年製作の映画)

1.0

伊藤潤二の原作は余り脚本には盛り込まれて無い感じです。話の道筋はかなりベタベタで見ていてわかり易く話は進んで行きます。ホラーとなっていますが雰囲気だけであまり怖くない。
これだったら原作に忠実にミステ
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アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.0

シャルロットゲンズブールがとにかく怖かったと云う印象。女性の存在そのものが悪でありタブーであると言うちょっと過激な内容。
ウィレム・デフォーがうたた寝して窓から出した手にびっしり付いてたあの虫らしきも
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ハウス・ジャック・ビルト(2018年製作の映画)

3.5

久しぶりに不謹慎な映画を見た感じですね。しかもAmazonprimeで見れるという、うっかり子供が見たらと思うと大丈夫かいなと思ってしまった。
主人公は一般的な価値観が合わないサイコパスで会うやつ殺し
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サマー・オブ・84(2017年製作の映画)

4.0

終盤まではどこかで見たことあるような80年代にパターン化された量産型ムービー。B級未満で中盤まではあまりハラハラせずつまらないなと思いながら観ましたがこの不条理エンドは意外でありがちな落とし所に収まら>>続きを読む

の・ようなもの のようなもの(2015年製作の映画)

3.0

これは「の・ようなもの」のようなものにすらなっていないです。
あの独特な雰囲気は微塵も感じられませんでした。
ある意味映画としてちゃんと出来ています目的もあるしストーリーも順序立っています。松山ケンイ
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

4.5

正直映画としての出来や演技力は褒められたものじゃないと思います。途中で見るの止めようと思った位です。
でも最後まで見て感じたのはラストの辺りで屋上でパーティーを開くんですが夜も更け1人また1人と帰って
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

全編通してとても陰鬱な映画でした。これは主人公の女性の何処までも付いてくる逃れられない人種(血)からくる差別による人生そのものだったんでしょうね。
それでも主人公が嘘をついてまで憧れて掴み取った白人文
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デリカテッセン(1991年製作の映画)

4.5

なんだか独特の世界観でほのぼのしてるようで食人設定が入ってくるよく判らない映画だけど物凄く面白かった。嵌まれば何度も見たくなる作品だと思う。
なぜだか知らないがこの2作後にエイリアン4の監督を任せられ
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王になった男(2012年製作の映画)

4.0

イ・ビョンホンの高い演技力が見応え十分です。やり過ぎない程よい笑いも自然にこなしシリアスな場面ではちゃんと引き締める素晴らしい役者です。
最初は有り体な展開に少し退屈を感じたが小豆粥の辺りから一気に引
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1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

3.0

冒頭からやたらと長回しで凄いセット組んだなと思ったら前編ワンカット(風)だったんですね。正確には時間進めて夜にする為に一回カットが入ってる。ここはしかたないかなバードマンと同じ理由ですね。
小道具1つ
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

内容はシンプルな様で奥深い、振り返ればほとんどケイシー・アフレックとルーニー・マーラのシーンは少ないのだけれどその存在感がとても生きていたと思う。これが余り知らない俳優さん達だったら余り印象に残らない>>続きを読む

ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.5

ジョーカーもそうだったけれど全てのシーンがホアキン・フェニックスの為の作品、印象的なカットが多く音楽もとても良かった。
ただもう少し少女とのシーンも増やして感情移入出来るようわかりやすくしても良かった
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マンイーター(2007年製作の映画)

1.5

もしかしてこいつは!!!なんだただのワニか・・・。
デカいだけのワニでした。ジャケットからしてトレマーズを彷彿し淡い期待を抱いてしまいました。あ〜こいつ壮絶に死ぬんだろうなという期待は裏切られます。も
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ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

3.5

ユージュアル・サスペクツ的な展開、と思わせてミスリードにとこれみよがしにファイトクラブのポスター。ラストの表情は弱々しいキャラから一転して凛々しくもありエドワードノートンに似てなくもない。ちょっとご都>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

4.0

鑑賞後原作を読み返して見ましたがとても良い脚本に仕上げてると思いました。作者の本によく出てくる井戸の話しも盛り込んで有り、何よりキャラクタの色付も良かったですね。
原作では納屋を焼くといった突飛な行為
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希望の国(2012年製作の映画)

3.0

ラストにゆくにつれて老夫婦の演技力は圧巻でしたね。村上淳さんもある意味すごいですよね当時で40歳位でしょうがもっと若く見えましたよ笑。住む所をただ変えたり思いを断ち切って生きてゆく事は簡単な事ではない>>続きを読む

バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.0

今までに見たことない様なアイデアの作品でとても楽しめた。これ程優秀でも貧しさが正しく生きる事を歪めてしまうという最後はなんともやり切れない気持ちになる終わり方でした。

ジヌよさらば かむろば村へ(2015年製作の映画)

2.0

なんだろうか、表面にある笑いに気を取られて気付けば中身のない映画だったなと。金を捨てることは自分を捨てることなのか?そもそも主人公は自己が無いように見えたが。ヤッパリよく判らなかった

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

2.5

初イーライ・ロス。コメディなのか(笑)
ホラーを見たかっただけに全く怖くなかったので少しガッカリ。

クレイジーズ(2010年製作の映画)

2.0

オリジナルより先に見てしまったけど映画としての見やすさは時代もあるんだろうけどリメイクの方が良かった。

ザ・クレイジーズ 細菌兵器の恐怖(1973年製作の映画)

1.5

誰がどこまで感染者なのかよく判らなかったな?でもよくよく見てみたらまともな人間が誰ひとり居なかったな、つまり全てがクレイジーズ。

昔々、アナトリアで(2011年製作の映画)

4.5

リンゴが川に流されて吹き溜まるシーンが印象的。このシーンだけで作品の力量が感じ取れる。

ジェイコブス・ラダー(2019年製作の映画)

1.5

オリジナルの良さを全然欠いてる。主人公の魂が救われる要素が、兄の人生を追体験出来たからそれで満足なんて可哀想すぎる。むしろ後悔しか残らんだろう。

邪願霊(1988年製作の映画)

2.0

女優霊の元ネタみたいな感じですね。
あまり怖くはないですが日本のモキュメンタリーのはしりみたいなんで見といて損はないです。

イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

1.0

勝手にミステリーだと思いこんで見てみたらコメディだった。しかもそれ程笑えない、と思ったら監督堤幸彦だったのかホントに映画では外しまくる人だな。

ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

1.5

リメイクを鑑賞してから違いを楽しもうとオリジナルを見ました。
なんだか昔の日本映画を見てるような懐かしさ漂う映像に戸惑う。2012年制作らしいのだが。
リメイクにもあった麻薬の原料調達のシークエンスは
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

3.5

Amazonprimeに似たようなタイトルが並んでてシリーズものだと思ったらリメイクでした。順番逆かもだけれどこちらから鑑賞。
オリジナルにもあった麻薬の原料調達のシークエンス最初何してんのか良く判ら
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

3.3

主人公の女の子の境遇に見ててちょっとしんどくなります。ほとんどが子ども中心に話が進んでくんで少しダレるかな、ラストも長回しでやんわり終わると思いきや納得のエンディング。
私自身も似たような家庭で高校生
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.5

コメディ部に少しクセがあるがこれは監督がやりたい様に出来てる証拠かな?そんな理由でとても良いと思った。
ボクシングのシーンもリアリティがあって良かったがラストあんまり好きになれない。新井浩文を一発殴れ
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ヴェノム(2018年製作の映画)

1.0

未だにまだこんな映画作ってるのね。凶悪なダークヒーロー扱ってる割には表現がマイルド過ぎて退屈、小学生向きか?続編公開されるみたいだけど難なく纏まってるんだろうな。

お嬢さん(2016年製作の映画)

3.8

女優2人のキャラクタの対比がとても良かった。話が行ったり戻ったりを繰り返すのだけれど大体先が読めてくるので期待感が薄れたかな···

ソウルメイト/七月と安生(2016年製作の映画)

4.5

大阪アジアン映画祭で観て余りに感動した作品。日本版でソフト化していないのでもう2度と観れないかと思っていたがアマゾンでの配信は驚いた。
とにかく脚本が秀逸すぎる、悲しいがこのラストがなければここまで心
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夏をゆく人々(2014年製作の映画)

4.5

ゆっくりではあるがちゃんとストーリーは進んでゆきます。最後は優しさを感じさせてくれるもののとても寂しい気持ちになった終わり方でした。