4nobuさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

4.0

間のとり方が恐ろしく良かった。良かったと言うよりも判りやすかったとでも言うべきか?ここたっぷりと行間開けるから思考してみてね!という感じ。
ほとんど説明しなくても状況から彼や彼等の置かれた現実を自然に
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アイアン・ジャイアント(1999年製作の映画)

1.5

悪い意味ではなく子供向けの作品だと感じた。当然こうなるだろうという裏切らない展開に多くの映画を見ている者からしたら物足りなく感じるだろう。
個人的な不満を挙げるとすれば、如何にもアメリカ的な内容で相変
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バットマン&ロビン/Mr.フリーズの逆襲(1997年製作の映画)

1.5

全ての配役が良くなかったのでシリーズ中では蛇足感が強かった。
ヴァル・キルマーを続投して欲しかった。ジョージ・クルーニーは違和感がある。シュワちゃんもユマ・サーマンもイマイチ。
そしてバットウーマン要
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バットマン フォーエヴァー(1995年製作の映画)

3.5

この時代のバットマンシリーズの中では1番好きです。
やっぱりジム・キャリー凄いなと思わざるを得ない、自分の目的をちゃんと理解し思考をフルに使う点では1番まともなキャラだったと思う。
トミー・リー・ジョ
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バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

2.0

ティム・バートンはやはりアクションを効果的に描けていないという点でアメコミヒーローに向いていないかもしれない。
ミッシェル・ファイファーのキャットウーマンにもそれ程魅力を感じられなかったのが残念。かと
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バットマン(1989年製作の映画)

2.0

何だか古臭ささを感じずにはいられないがもう30年前の作品になるのか。
今見るとテンポも悪いし無駄なシーンが多いしで全く洗練されていない。
今ではもしかするとバットマンよりも魅力的なキャラになってしまっ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

2.5

インファナル・アフェア好きな人達から酷評されているみたいです。
恐らくマット・デイモン側の苦悩の描写が余りわかり易く描かれていないからだと感じた。オリジナルは3作にわたって悪と善の間で苦悩し自問自答し
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アナベル 死霊博物館(2019年製作の映画)

3.0

死霊館シリーズの中でも酷評されているみたいだが個人的には悪くなかったです。
その他の作品はウォーレン夫妻の絶対的安心感が有り余り恐怖を感じないのですが、この作品は10代の若者が何も頼るものがなく自分達
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さすらいの女神(ディーバ)たち(2010年製作の映画)

1.5

少しと言うかかなり敗北主義に偏り過ぎていると感じた。
なのであまり共感してしまうのも良くないかな?ショーも特段素晴らしい物でもないので何回も見せなくてもいいし何処かに希望があってもよかった。いやあった
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ジェイソンX 13日の金曜日(2001年製作の映画)

2.5

最初はどうしょうもないC級映画だと思ったが、元々このシリーズは大体こんなクオリティでした。
最初の殺し方はインパクトあったがそれ以降はマンネリ化していく、が後半辺りからやっとエンジンかかってきてラスト
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死にぞこないの青(2007年製作の映画)

3.0

予想していたよりもしっかり作られていて良かったと思います。
城田優さんのサイコパスの様が板についていてはまり役でした小学生相手にここまで暴力的なのも中々無いので良かったです、子役の方々のやりすぎない素
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蟹工船(2009年製作の映画)

1.5

今見返してみれば日本版オーシャンズ11でも作れそうなバラエティに飛んだ役者陣の面々。このクラスの作品の予算ではもう叶うことは無いだけに少々もったいない気がしないでもない。
物語も終盤20分位から大きく
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アメリカン・アニマルズ(2018年製作の映画)

1.0

何故これを映画化しようと思ったのか謎。
後戻りできない過ちを後悔させる為なのか?
何故ごく普通の彼等がこのような犯罪に至ったのか?
その後の人生にどの様な影響があり何を学んだのか?
そのどれもが描けて
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

2.0

もう少し感情を揺さぶられる何かがあると思ったけれど自分には残念ながらありませんでした。
最初からお互いに惹かれ合う物があり、気持ちを打ち明けるのは時間の問題で予定調和だと感じた。
オリヴァーは距離を取
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

1.5

メイン2人の熱演を観ていて退屈はしなかったのだけれど、正直何を表現したかったのか良く判らない作品でした。
結局PTSDだとか、自己啓発のような団体だとか、2人の関係性だとか、少しでも理解できる部分が発
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ドリームキャッチャー(2003年製作の映画)

3.0

恐らくこの映画はコメディとして観るのが正解なのかな?モーガン・フリーマンの役作りもなんか狂ってて良かった。
ただダディッツ!未来を予見してたのならもう少し役に立つ能力授けといてくれ。

ディザスター・アーティスト(2017年製作の映画)

3.5

トミーを演じるジェームズ・フランコがとても良く忠実に再現することでこの映画にリアルを超えたものを与えている。
元になった映画と同じ様に監督も努めていてラストに至るまで愛に溢れていた。

家族ゲーム(1983年製作の映画)

3.5

よくよく考えれば松田優作と宮川一朗太の掛け合いが面白いだけかもしれないがこの家族とまともにコミュニケーションがとれていたのは松田優作だけかもしれない。
そしてそれを最後に彼がぶち壊した。

死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

1.5

前作を超える恐怖との触れ込みで鑑賞しましたがおおよそ余り大差は無いように感じました。
相変わらずこの悪魔物の類は展開が似通っていて、物理的に物を移動させるという人間なら鼻くそほじりながらやってのける行
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リング2(1999年製作の映画)

1.0

何だこの脚本はと正直思いました。
話がまとまってない感じ、媒体者利用してビデオテープ無しでも呪いの拡散が出来る様になったってことなのかな?
大人しく正式な「らせん」の続編「ループ」を映像化したほうが良
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らせん(1998年製作の映画)

3.0

同時公開によりリングとは監督が異なり貞子の雰囲気が少し違いますがこれはこれでこの映画に合っていると思いました。
確かにリングの貞子は強烈なインパクトを残し歴史的作品に名を残したと思いますが、こちらの貞
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パターソン(2016年製作の映画)

3.5

恐ろしく何も特別なことが起こらない日々。
でもそれは我々の日常もそうで何となく日々を消化してるだけ。
ただ何でもない事に意味を見出したい、以前から奥さんにお願いされてたであろう詩のコピーをしておけばと
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

2.0

私小説を書かれる作家は独自な生き方ゆえに不幸な人生を辿る方が多いように思えます。
戦争という強烈な体験からPTSDを発症したせいも有るかもしれないですが、どちらかといえば歳を重ねるごとに偏屈さに磨きが
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天使のたまご(1985年製作の映画)

1.5

必ずしも作品の内容が良く判らないイコールつまらないとは言えない。
内容が理解できなくとも面白いものは面白い。
それを踏まえるとこの作品は理解出来ない上につまらない。
ただ押井守、天野喜孝と名前が並ぶと
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

4.0

群像劇としてとても良く出来ていると思いました。演奏者はもちろんそれを後ろで支えるスタッフ、コンクールの観客ですらも1人ひとりに物語があるであろうと思える作りでした。少し全方位に配慮し欲張り過ぎたかと思>>続きを読む

チャルラータ(1964年製作の映画)

1.5

文化の違いなのか演出の足り無さなのか登場人物達の感情の行き所が判らないまま終盤まで来てしまいました。
判らない所はネットで解説を読んで補完した次第です。
インド映画なのにヌーベルバーグだとか何だとかは
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

1.5

事件を風化させないと言う意味では作品として残す意義はあったと思います。
ただこれだけではニュースで知る以上の出来事は知ることが出来ません。
文字で見る「銃社会は物騒だなぁ」と同程度の印象しか残りません
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パペット・マスター(2018年製作の映画)

2.0

面白く無かった訳ではないがコメディ寄りになっている為、ホラーとしての面白さは皆無でした。
殺され方はかなりグロく残酷なのですが逆にそれさえもコメディとして捉えてしまいました。
大体あんな小さな人形に簡
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疾走(2005年製作の映画)

1.5

手越の遠吠え、原作小説が面白かっただけに残念でした。

南極料理人(2009年製作の映画)

3.5

あまりにゆるゆる過ぎたので精神的に弱ってるときに観るととてもゆるゆるになれると思います。
現実は過酷な環境で仕事されてるので大変だと思います。が故に食事の時だけは何も考えずに思考停止出来るのですね。
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イット・カムズ・アット・ナイト(2017年製作の映画)

2.0

映画の雰囲気作りや展開はとても丁寧に作られていたので期待感はありました。
恐らく外からやって来る病よりも先に、不信感によって内から崩壊してゆく話なんだなと思ったんですが予想通りであったようで、そうでも
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透明人間(2019年製作の映画)

4.0

要所々々での落とし所がとても良かった。透明人間を題材にしたいるがPTSDを負った女性の物語として進んでいくが見てるこちらも、いややっぱり本当に居るんじゃない?と感じさせるカメラワークや演出でしっかりホ>>続きを読む

SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

2.5

てっきりナレーションベースで描くドキュメンタリーだと思ってたがちゃんと主要人物がいるストーリー仕立てでした。手抜き感もなくやたらとリアルでちゃんと作ってると思いました。
一般市民からの視点で戦争が始ま
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グッド・ボーイズ(2019年製作の映画)

3.0

面白いといえば面白かったが誰に向けて作ったのかが良く判らない。
最後の方で結構重要な事を伝えたいのは判るのだけれど、余りにも下ネタが多すぎて同年代の子を持つ親としてはやはり子供におすすめ出来ないのが残
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アフタースクール(2008年製作の映画)

2.0

至る所に伏線を張りまくってて終わってみれば、あぁこんな場面まで伏線だったのかという伊坂幸太郎的な話でした。
少し気になったのは常盤貴子さんの役はヤクザの子を妊娠させられて恐らく壮絶な人生であっただろう
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

2.0

サメとのサバイバルとしてはまぁまぁ面白かったと思う。
ただ主人公の最後の行動は少し人間離れしててそんな上手いこと行くか?と思わなくもないです。
鳥がいい仕事しています。