いながきさんの映画レビュー・感想・評価

いながき

いながき

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呪怨2(2003年製作の映画)

3.1

夜のオフィスでひとり残業中、不穏な金切り音とコピー機の機械音。あるある体験で身の毛がよだつ。
最近はギャグっぽいホラーに慣らされていたので、普通にホラーしてるなって持った。

KT(2002年製作の映画)

3.9

「金大中拉致事件」の真相に迫るドキュメンタリーのようではあるが、丁寧に積み上げられる登場人物たちの人間関係や、当時の日本政府と治安当局が抱えていた韓国への複雑な苦慮と葛藤の描写が素晴らしい。
報道が伝
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バイオハザード III(2007年製作の映画)

3.1

『マッドマックス』を思わせるようなヒャッハーな荒野を舞台にサバイバル。その裏で、クローン大量生産&実験お約束展開。
衛星を使って遠隔操作を行っている様子は、今改めて見ると「時代だな……」とちょっとノス
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火喰鳥を、喰う(2025年製作の映画)

2.4

戦中と現代を行き来する設定は面白そうだし、墓石シーンの導入もよかった。
セカイ系のような改変されていく不気味な展開で、アニメでも難解なものをよく実写でやろうとしたな。不思議な引っかかりを残して、中途半
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夜勤事件(2026年製作の映画)

3.4

映画の初っ端から、ゲーム版と全く同じ深夜のコンビニへの出勤から始まるため、原作への忠実なリスペクトを感じてテンションが上がる。
ただ、途中から原作には無かった展開は無理やりホラーの体裁に仕立て上げた苦
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天使の涙 4Kレストア版(1995年製作の映画)

3.3

金城武が演じるお茶目な殺し屋稼業。その飄々とした佇まいと色気には、どこか松田優作に通じるカッコよさが漂っている。
『恋する惑星』と完全に地続きになっている、全編に漂うMV感あふれるおしゃれな香港の空気
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男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

香港のごちゃついた街並みでドンパチするというのは、よく考えたら発明。ただ、物語の途中で台湾と香港のロケーションが入り混じって日本人には見分けがつかない。
どこか深作欣二監督の映画に通じる泥臭さと美しさ
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ミッドナイト・ガイズ(2012年製作の映画)

3.1

アル・パチーノというレジェンドたちが、悪いおっさんとして仲間でつるんでドンパチ。もはやハリウッド版のヤクザ映画を見ているかのよう。
教会の告解室で許しを請うたその足で、そのまま犯罪に手を染めているシュ
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デーヴ(1993年製作の映画)

3.6

そっくりさんが大統領の影武者を務めるうちに、本物以上の名政治家っぷりを発揮というよくあるプロット。ラストの幕引きで見事に回収される伏線ですっきり。
ただ、大統領の権限の強さは、日本人目線だと少しゾッと
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裸の銃を持つ男PART33 1/3 最後の侮辱(1994年製作の映画)

3.7

最初から『ゴッドファーザー』の乳母車シーンパロディから始まって、すでに笑いでお腹いっぱい。1のような、そっくりさんキャラも大量発生して、こういうのでいんだよ。
ラストの展開は、もはやカートゥーンアニメ
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ジム・キャリーはMr.ダマー(1994年製作の映画)

3.2

ジム・キャリーって、どこか松山ケンイチのような親しみやすさ。
初っ端からモフモフの犬のバンがでてきてかわいい。が、中身は下ネタと悪ノリの珍道中。
途中の殺人が、ラストにはどうでもいいことになってて草。

コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

3.6

短編のなかでも「TWINS」のやり取りが好き。白黒の映像なのに、絶対にまずそうなコーヒーが出てくる。
日本のショートコントのようにどうでもいいことばかりなのに、なぜかおしゃれな空気感が漂っているのがズ
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さらば友よ(1968年製作の映画)

3.4

自販機の商品を根こそぎ空にする性格の悪さ全開から、密室脱出劇を経て、男同士の友情へ昇華していくギャップがいい。
金庫破りしてるのに、死にそうになりながら脱獄しようとしてるプロットも面白い。

ダーティ・ダンシング(1987年製作の映画)

3.4

ラストの圧倒的なダンスパフォーマンスと選曲の素晴らしさに文句なし。ただ、頑なだった父親があっさり娘を許して受け入れてしまう展開は、いくらなんでもチョロすぎ。
主演のジェニファー・グレーがまさしく育ちの
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青い春(2001年製作の映画)

3.4

ヤニねこOPで見かけたシーン、キスのようなタバコの火の付け方、プランターでのタバコ栽培といったインパクトある描写が、この生々しい空気感から生まれたものなのか腑に落ちた。
荒れ果てた校舎の汚さや、薄汚れ
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シン・シティ(2005年製作の映画)

3.1

モノクロームの画面と強烈な陰影が、ブルース・ウィリスの渋さを何倍にもブーストさせていて、とにかくかっこいい。
前半はストーリーの繋がりや時系列が分かりづらいが、後半にかけて収束。ハードボイルドなのに時
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

3.8

画面を支配する青、赤、黄という強烈な原色のコントラストがとにかく鮮烈。やってることはどこかコミカルでシュールなのに、その傍らで人が簡単に死んでいくドライさには、ガソリンスタンドのシーンをはじめ思わず笑>>続きを読む

あの頃、君を追いかけた(2018年製作の映画)

2.6

台湾のランタンなどが日本版のストーリーにそのまま組み込まれていて、無理やり持ち込んだようなわざとらしさ。それと、地震発生後にエキストラ全員が揃いも揃って携帯で電波を探すような芝居をしており、不自然に目>>続きを読む

裸の銃を持つ男2 1/2(1991年製作の映画)

3.2

パトライトが色々な場所へいく、お馴染みのオープニングはそのまま。
前作に引き続き、ドリフのようなドタバタ・スタイル。ただ、前作のしつこさが控えめになった印象で、そこはちょっと残念。

グラディエーターII 英雄を呼ぶ声(2024年製作の映画)

2.7

前作を観たのは随分前だが、今でも鮮明に記憶に残っている。それに比べて今作は、主人公が奴隷から這い上がるという同じようなプロット。そして、当時のローマには無いやり過ぎなアトラクション要素。そのせいでリア>>続きを読む

夕陽のガンマン(1965年製作の映画)

2.8

三作目から遡る形で鑑賞。王道パターンの始祖であるだけに、ストーリー自体はシンプルで分かりやすい反面、今観るとなんとなく既視感を覚えて面白さを感じず、申し訳ない気持ちに。
どんな状況下でも絶対に外さない
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フットルース(1984年製作の映画)

3.5

『ヤニねこ』のOPパロディで気になって視聴。若者の青春映画らしからぬ田舎が舞台。
クライマックス、抑圧されていたはずの若者たちが揃いも揃ってダンスがめちゃくちゃ上手いので、いつの間にそんな練習したんだ
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

4.2

アニメ『ヤニねこ』のOPパロディで目にして気になって視聴。キャラクターバラバラの5人が補習で過ごす一日が濃密で愛おしい。クレアやアリソンは素で魅力的だし、5人が持つ脆さと個性が絶妙に絡み合い、互いを受>>続きを読む

YOUNG&FINE(2025年製作の映画)

3.2

だらしない女性教師が居候するという、いかにもな昭和エロ漫画的設定。原作の「うみべ」というキーワードは、『うみべの女の子』もそうだけどエモさとエロさを感じる。
前半の三角関係のワクワク感に比べると、後半
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フレイムユニオン 最強殺し屋伝説国岡[私闘編](2025年製作の映画)

2.5

ストーリー展開や撮影技術は劣化。モキュメンタリーの臨場感を狙ったはずが「Uber Shoots」みたいにブランド名のパロディに頼っていてダサい。
これまでのストイックでプロフェッショナルな国岡像が、耳
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オン・ザ・ロード~不屈の男 金大中~(2024年製作の映画)

4.3

名前と日本の拉致事件という断片的な知識しか持っていなかったが、そこに至るまでの経緯や当時の韓国政治の緊迫した情勢が非常に分かりやすく整理されており、民主化の歴史を知るための最高の教材となっている。
軍
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地球が静止する日(2008年製作の映画)

2.4

宇宙人が襲来した現場に、軍隊の次に科学者たちを配置するアメリカ政府の無能さ。人間型の宇宙人と巨大ロボットの組み合わせや、面倒くさい方法で圧倒的な力を見せつける謎展開。
キアヌ・リーブスの無機質な演技だ
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裸の銃を持つ男(1988年製作の映画)

3.6

突っ込まずにはいられないほど車で追突しまくるシーンはしつこくて笑える。まさに現代のハリウッドザコシショウの誇張モノマネの原点を観ているかのよう。
ここまで徹底したバカバカしさだけの映画はめっきり少なく
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#マンホール(2023年製作の映画)

3.3

絶体絶命の状況でSNS使ったり動画見たりして、スマホのバッテリー残量を誰も心配していないのが一番の恐怖。
奈緒の声に癒やされるのだが、焦りが感じられないトーンは設定なのか演技なのか謎。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.4

「自分が育てた苗木が、自分が死んでから評価される」という林業の異質さに驚かされる。そりゃ、民営ビジネスとして成立するわけないよなって、廃れていく現実に納得。
やっぱり、長澤まさみの演技の幅の広さはすご
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.7

元ネタとなった事件を知っており、池井戸作品らしい着地点が最初から見えているにもかかわらず、最後まで惹き込まれてしまうほどキャラクターが魅力的。
綺麗に整い収束していく爽快感は逸品。

百円の恋(2014年製作の映画)

3.8

冒頭、姉妹喧嘩のガチ感で引き込まれる。ラスト、奇跡なんて起きずに泥臭く負ける姿が格好いい。
コンビニに集まるダメ人間たちや買ったバナナを忘れていくボクサーなど、滑稽なキャラクターたちの描写もいい味を出
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

完全黙秘によって真相を隠した容疑者。その男に対して、今度は町の人々が同じ手段を使って真相を隠蔽しようとするパレードの連鎖。
過去をうやむやにするのではなく、真実を受け入れる勇気を与えることで、彼らに過
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ワーキングマン(2025年製作の映画)

2.5

『ビーキーパー』にあったような、犯罪組織の裏側を覗き見るようなワクワク感やユニークなアクションシーンが皆無。ストーリーもピーチ姫を救いに行くマリオのようなテンプレ構造。唯一の見どころは、ジェイソン・ス>>続きを読む

銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

2.7

宮沢賢治のイメージを裏切る、破天荒でアグレッシブな生き様。
菅田将暉と森七菜の兄妹関係が眩しくて、理想の兄妹すぎる尊さにやりすぎ感。