いながきさんの映画レビュー・感想・評価

いながき

いながき

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幻の光(1995年製作の映画)

3.3

名監督はデビュー作から貫禄のある作品を作ることができるんだなぁと感心
ロケ地として国道駅が出てくるのが個人的に好きな場面だし、現在と過去を繋ぐワープポイントに見えてくる

ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

3.7

作品の時系列に並べつつも役者にフィーチャーするコメントを映像としてまとめるのは大変だったろうな。そのおかげで、物語の中と外での成長がありありと伝わってきた
最強の3人だな as Friends

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2(2011年製作の映画)

3.9

スネイプ先生の謎が解けて、モヤモヤが晴れた状態での壮絶なフィナーレ。素晴らしい
映画版の10年間の歴史で役者の成長はさることながら、CG技術の発達も目覚ましかったんだなと改めて実感

ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1(2010年製作の映画)

3.6

これまでのシリーズとは雰囲気が違い、生と死をテーマにした重いストーリー
前後編となってるので間延びするかと思いきや、逆。丁寧に描くことによってメリハリがついた
ドビー……

ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.7

もっと汚いガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
さすがジェームズ・ガン、前知識なくても全然面白い。そして最強なサメ&ネズミ

水は海に向かって流れる(2023年製作の映画)

3.3

広瀬すずがこんな役をやるようになったんだなと感慨深く。それと、猫の演技がよかった
映画というよりシリーズドラマっぽい

ハリー・ポッターと謎のプリンス(2008年製作の映画)

2.6

繋ぎのストーリーすぎて駄目だった
盛り上がる箇所も少なく、ルーナだけが癒やし

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

2.8

最初はBGMやSEから話のテンポなど、最近の映画のセオリーと違う部分に違和感。慣れれば、本質を見せたかったのかと好意的に捉えられるが、ベタなオチ部分が統一されてないのは気持ち悪いな

月の満ち欠け(2022年製作の映画)

3.3

昔の高田馬場の雰囲気はよかった。東海銀行とか懐かしい
後半、急激にスピリチュアルな押し付けになるのがもったいない

ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(2007年製作の映画)

3.6

アンブリッジという分かりやすい対立軸ができて映画として完成されたものになっていた
ルーナのキャラクターも魅力的で、今までモブ役だった生徒側のこれからの活躍が楽しみ

ビーキーパー(2024年製作の映画)

3.9

ジョン・ウィックみたいにシリーズになったら興ざめだろうなって考えていたところに、大統領登場。オーケー、1回きりの全力で行くんだな!応援する!!
こういうのでいいんだよっていうアクションと演出、なんだか
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ハリー・ポッターと炎のゴブレット(2005年製作の映画)

2.8

更に成長してて、色恋沙汰多くなるのに親心感じるが、肝心のメインストーリーは少し退屈
物語最後までのピースを埋めるような展開が想像されちゃうのは、シリーズ物の宿命ではあるかも

海獣の子供(2018年製作の映画)

3.3

ストーリーは予定調和を裏切り続けられて難解だけど、町や海の描写は綺麗
結局なんだったんだろって思いはするものの、別に考えてもしかたないし、いいかってなった

志乃ちゃんは自分の名前が言えない(2017年製作の映画)

3.7

共感性羞恥心で歯がゆい気持ちもあるが、何も隠していない歌声と笑顔に救われる
散々鬱積を貯めておきながら、ラストが中途半端なのが残念

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

3.7

杉並区民として、区長選で投票したひとりとして見た
日本の古い選挙のやり方との間で葛藤、都合のよい候補者として使われているかのようなエゴ。そこら辺を公平に露わにしてるのは良かった
区長が変わっただけで、
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ヴァンパイア(2011年製作の映画)

2.7

なんだか自主制作映画っぽさ、いい意味でも悪い意味でも
センシティブな内容ながらスタイリッシュな映像で、とらえどころがなくなった感じ

護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

3.2

社会派ミステリーは映画にすると絶対的な時間が足りないから難しいね……
でも、震災を風化させないためにも映像化する意義のある作品だと思う

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.7

1と2が単作品でも完結してたのに対して、続きの物語を感じさせるストーリー。そのため、少々盛り上がりに欠けるが話としては面白かった
ハリーたちも見た目通りに成長していて、この続きが楽しみだ

シュレック(2001年製作の映画)

3.5

今更ながらディズニーの考えるポリコレより、こっちのほうがよっぽど正しいと思えるな
縛られること無く何でもありな表現とツッコミビリティ高いセンスあるストーリーが気持ちいい

死霊のえじき(1985年製作の映画)

3.0

ゾンビ三部作の中では一番グロくて汚い。しかし、予算の少なさが明らかにわかるくらい、派手なアクションはなくなってしまった
そして、最後はまさかの夢オチ?

ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.8

原作小説で一番面白かった物語だったので、映像化はどうなったか気になったが、おおよそ期待通りで満足
時間がないので仕方ないけど、ロックハート先生とのコミカルなやり取りがもっとあればよかったかな

劇場版 おいしい給食 Road to イカメシ(2024年製作の映画)

3.5

昭和テイストな大原優乃が可愛い。シリーズ1のヒロイン
いつもの給食時のぶっ飛び方に期待だったけど、今回は抑えめだったのが残念

FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.3

色彩豊かな空撮風景はワクワクするような絶景
内容は子ども向けだけど、様々な鳥との出会いがあって楽しめた

アマデウス(1984年製作の映画)

3.6

サリエリの嫉妬心と攻撃、それらの虚しさは現代のSNSにも通じる所がある
トム・ハルス演じるモーツァルトの奔放さは、音楽の授業で習うモーツァルトとのイメージをアップデートしてくれた

モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.2

実話を元にした話らしいが、誇張しすぎて現実には有り得ないカーチェイスシーンが信憑性を失ってるのが残念
そりゃ、エンタメ性を持たせないといけないだろうけど、難しいね

フォールガイ(2024年製作の映画)

3.3

別に物語のストーリーや恋の行方なんてものはどうでもよく、エンドロールのメイキングシーンを見せてスタントマンに敬意を払った映画を作りたかったと受け取った

別離(2011年製作の映画)

3.8

嘘を付くことで増幅する残酷さ
どうにもならないことを解決しようとする子どもが、自身の弱さに傷ついていくのはやりきれない気持ち
こんなエンディングロール、初めて見た

少女は卒業しない エピソード0(2022年製作の映画)

3.5

本編見たあとに見た。プロローグというよりプロモーション
割と丁寧な構成で良い。監督が映像を撮るようになった経緯が一番驚いた

レディ加賀(2023年製作の映画)

2.4

ありがちパターンな地方振興ムービー
最後、1ステージ目で懐かしい新春かくし芸大会の雰囲気で始まり、盛り上げのために(?)期待の底下げを行なっていた。そして、3ステージ目のソロパートはガラッと様変わり、
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

2.3

ウォール街のマネーゲーム映画と思いきや、まったく違った
ディカプリオの「華麗なるギャツビー」と同じ公開年なんだな。くそ汚いギャッツビー
長い割には展開がクルクル変わるので退屈はしないが、面白くはなかっ
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カンフー・パンダ(2007年製作の映画)

3.2

あんな訓練してたら老師が爆太りしそうなもんだがw
絵に書いたような王道ストーリーだが、ゴムのようなアニメーションで楽しめた

ゾンビ/ダリオ・アルジェント監修版(1978年製作の映画)

3.2

個としてゾンビから、ショッピングモールで集団のゾンビと戦わなければならないという大発明
ゲームの「デッドライジング」はそのまんまの設定だなって思い出すが、どうやら「ゾンビ」側からカプコンを訴えたものの
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ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.6

割と逃げられそうと思うが、それは事後知り得た情報を前提にしているからだろう
ワンカットであるから平和が一転、悪夢になった惨状がありありと伝わってきた。何より蚊をズームアップできるカメラマンよ

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

あっという間の3時間。間延びさせることなく、絵になる映像を見せてくれる岩井俊二マジック
これからも飄々と生きていくんだなぁ