kaeru3さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

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雨月物語(1953年製作の映画)

4.0

ラストが10分早く終わってたら、なお良かった。

椿三十郎(1962年製作の映画)

4.2

「用心棒」の渋さもいいけど、「椿三十郎」の明るさも捨てがたい。右往左往する若侍の集団にほのぼのする。

用心棒(1961年製作の映画)

4.2

シンプルな舞台・設定を、ゴージャスな俳優・演出で見せるかっこよさ。

七人の侍(1954年製作の映画)

4.5

監督、俳優のスケールが大きく、風格がある。

浮雲(1955年製作の映画)

4.0

みずみずしい南国の夢と、侘しい戦後の東京。

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

東京は広いなあ、に続く東山千栄子の台詞が心もとなく、切なかった。

赤西蠣太(1936年製作の映画)

3.9

モダン。独り住まいの蠣太が、務めから戻ったサラリーマンさながら裃を衣紋掛けにかける描写が記憶に残っている。

ファウスト(2011年製作の映画)

4.0

映画館で見直したい。下劣で馴れ馴れしいけど達観しており、ある種の力を持っているという悪魔像が、現実的で怖かった。
古典主義の絵画みたいな寒々とした田園風景がいい。

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

4.0

薄明るい陽の下でのクライマックスが、こんな時代にぴったり。

ブローン・アパート(2008年製作の映画)

1.3

詰め込み過ぎ。音楽が叙情的過ぎ。そもそもラブ・サスペンスとか、ヒューマン・コメディとか、2つ以上の要素が入った映画って、苦手だった。

初体験/リッジモント・ハイ(1982年製作の映画)

4.5

ハイテンションな青春コメディかと思いきや、抑制のきいた粋な映画だった。高校生活にクライマックスなんてなくて、地味ながら忘れ難いエピソードの積み重ねだったことを思い出す。
フィービー・ケイツの赤い水着姿
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スペル(2009年製作の映画)

3.9

可憐に悩んだかと思うと、ヤケを起こしたり、ガッツあふれるヒロインが最高!
なぜか年明け直後にCSで放映してて、今年はいいことありそう。

恐怖と欲望(1953年製作の映画)

3.0

休息中の穏やかな敵兵を殺す場面とか、普通の戦争映画では見ないかも。善悪はなく、まさに恐怖と欲望しかない戦場。

ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル(2011年製作の映画)

3.9

思いのほか汗臭くていい。火器を使わないアイデア勝負のアクションは、飽きずに楽しめる。
トムは好きだったけど、初めてかっこいいと思った。

2012(2009年製作の映画)

2.1

実はシビア&シニカルな映画。「イタリア首相は国に残り、祈りを捧げています」っていうくだりとか、実際無いから。

ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

4.8

ミニマルで、新しくて、美しい映画。
映画の中に入っただけでなく、映画が自分の中に入ってきたような、不思議な一体感があった。

ゴッド・オブ・バイオレンス/シベリアの狼たち(2013年製作の映画)

3.6

登場人物が全員ロシア語訛りの英語を話すとか、マルコビッチ演じる長老のキャラとか、いい感じにうさん臭い。イタリア人監督のシベリアに対するロマンチックな想像力全開という点で、現代版マカロニ・ウェスタン(イ>>続きを読む

上海特急(1932年製作の映画)

2.5

30歳のディートリッヒの、超絶デカダン美を拝むだけでも、価値あり。
スター映画とはこういう物なのだと、妙に納得させられる。

パブリック・エネミーズ(2009年製作の映画)

4.0

音楽もカメラワークも、とにかく隅のすみまで監督の意図が感じられる緊張感のある映画。硬質なのにしっとりとした情感がにじむのはマイケル・マンならでは。ジョニー・デップがジョニー・デップに見えてしまうのが難>>続きを読む

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