映画のポセイドンさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

千年女優(2001年製作の映画)

5.0

最後の最期に誰もが根本では思っていることを言ってくれた…!

今敏監督特有の現実、理想、夢を全て混ぜ合わせた美しい世界観が全面に表現されていて良かった。
この雰囲気は唯一無二だと思う。

今敏監督と平
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カラフル(2010年製作の映画)

4.0

自分だけの色をみんな持ってる。

他人の色を羨む気持ちも分かるけど、他人の色で自分の色を塗りつぶしたら、自分を殺すことと同じこと。

でも自分の色を主にすれば、他人の色を取り入れたっていいんじゃないか
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ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古(2012年製作の映画)

4.0

演者だけではなく、舞台に関わる人全員に通ずる言葉がいくつもあった。

キッチン(1989年製作の映画)

3.5

いつも何気ない日常の枠に当てはめている事も、よくよく見てみると幸せの一部なのだと思う。

経験したことないはずなのに何か懐かしさと優しさを感じる作品でした。

小説版はこのお話の続きもあるので是非。

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.0

他の人も書いてあるように本当に擬似体験できる映画でした。

現代では必要不可欠であるネットや時間、人間関係など。
それらを必要不可欠だと勝手に認識してしまっているだけで、本当に必要な事は、静寂の中で自
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月世界旅行(1902年製作の映画)

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授業で紹介されたため鑑賞。

浪漫溢れる作品
100年前に創られたとは思えない。

ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

4.0

とにかく予想外のアングルで観ていて飽きないし、「そこから!?」という驚きでほんとに面白かった!

ストーリーは今まで出会ったことのない新鮮な内容でした。

服や見栄、自慢などで着飾った自分よりも、裸こ
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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.0

他者を認めると言うことは、自分を見つめ直す事だと思う。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

姿形がないものに拘り、恐怖し、希求する。

現代において問題となっている事柄にも通ずるところがピンポイントで描写されていることも凄いが、実際はこの作品が創られた頃と何も変わっていないからではないのかと
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

《リリィ・シュシュとはなんなのか。》

《みんな何かに頼って、少しでも現実から目を背けようとしてしまう。》

《でも、頼りながらでも生きてればいいじゃないか。人間は空を飛べないのだから。》

《投稿者
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

4.5

愛を題材にした作品は幾多もあるが、園子温が語る「愛」はどの作品にも見られない表現がされていて、今の自分に刺激的で、心奪われる作品でした。

この作品は、鋭いナイフを持っているようでした。軽い気持ちで触
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銀河鉄道の夜(1985年製作の映画)

4.0

何回も観た作品。
映像から入った身なので、小説を読んでも猫をイメージしてしまう。

哀れなピエロ(1892年製作の映画)

3.0

絵を動かしてアニメーションを創ろうって発想も、全部カラーになってるのも、1人で全部創ってるのも、馬鹿げてる!!(良い意味で)

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

4.0

ラストのお札が風に飛ばされていくシーンと、the endのテロップがこの映画では1番印象深く、このシーンを1番カッコよく見せるためにそれまでのストーリーがあったのかと思う程でした。

この作品はキュー
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グラディエーター(2000年製作の映画)

4.0

自分の嫉妬を力と勘違いして、民衆を支配しようとした男と、
優しさと慈悲、そして家族への愛が民衆を惹きつけ力に変えた男の激闘。

ただ戦って終わりでは無く、人として在るべき姿を学べる作品でした。

恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.0

授業で紹介されていたため観賞。

シェイクスピアの代表作の1つである「ロミオとジュリエット」とシェイクスピアの史実を重ね合わせた物語。

ロミジュリを知らない人でも楽しめる作品となっていますが、作中に
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