ksgmさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.3

ものすごく好みの映画。
マイク・ミルズ監督の色が出てるなと思える。セットの色味や衣装も素敵だった。
舞台となるサンタバーバラの景色も。
劇伴や本からの引用も素敵に思えた。

基本的に人は他人を理解し得
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.1

ミステリーのような内容の映画で没入出来たため3時間は長く感じなかった。
雨の音やカーチェイス、バイクの音は映画館ならではの迫力を楽しめて良かった。
カーチェイス後のバットマン登場シーンは最高。不穏な空
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アネット(2021年製作の映画)

3.7

カラックスとスパークスも登場するオープニングがすごくカッコ良い。
エンディングもまた素敵な締めくくり。

ミュージカルなのか?オペラなのか?頭にハテナが浮かぶまま進んでいく物語、結局何を見せられたのだ
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サタデー・ナイト・フィーバー(1977年製作の映画)

3.6

若気の至りや青春時代の葛藤が映像にはあって、その感じは良かった。またスクリーンでのダンスシーンは音響含め迫力があって良いなと。
今の時代の感覚では、色々と気になるシーンや差別的な事が多くてどうかなと思
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映画 オッドタクシー イン・ザ・ウッズ(2022年製作の映画)

3.5

ほぼアニメの総集編としての映画だった。アニメとは別の視点、もしくは最終話以後など新たな要素を期待しすぎていた。

ただ、総集編とはいえ何度観ても面白く感じるアニメとしてはやっぱり素晴らしいし、好きだな
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TITANE/チタン(2021年製作の映画)

3.8

とにかくグロくて、暴力的で、終始ざわざわとした感覚を持ったまま最後まで映画を観た。僕にとってはこれは何だったんだろうという感情を抱かさせた映画ではあるが、美しくもあったように思う。

声もなく(2020年製作の映画)

4.0

空のピンク色や映像の色彩感から「ホン・ウィジョン監督の色」を画面から感じられ素敵だった。ウェス・アンダーソンの色、があるように監督独自の色を持ち合わせているのは好きだ。

セリフのないユ・アインの演技
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禁じられた遊び(1952年製作の映画)

4.0

名作を映画館で観られたことにまずは感動、もっと名作が映画館で日常的に観られるといいなと思う。

戦争や社会の中の不条理さに反して、子どもの純真無垢な興味や感情が何とも素敵で胸が締め付けられる想い。
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ベルファスト(2021年製作の映画)

3.7

故郷に残るものと去るものの葛藤や同地域での宗教を問題にした紛争などテーマは重くもあるが軽快な音楽と映像で爽やかに観ることが出来た。

冒頭のカラー映像(現在のベルファスト)から69年当時のベルファスト
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ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

4.4

世界中のある一夜のタクシー運転手と乗客の会話劇。ただそれだけではあるが、人生において大切なものがそれぞれの物語で語られる。タクシーには物語があるとかいうけどそれが詰まった映画であり、夜が明け朝になって>>続きを読む

猫は逃げた(2021年製作の映画)

3.9

四人の関係性を見ていると愛とか好きってなんだろうなと思ってしまった。人間らしいとか本能として、とかって括ってしまうと軽々しいのだろうけど、何かそんな感じなのかなと。
ただ、猫が物語において中心になって
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.9

金や地位、名誉に眩んで盲目的になっている上流階級と何も気付かずにただ労働を強いられている労働者たちの格差社会を描いたSF的で風刺が効いた作品であった。
88年当時だけでなく、今この時代に観てもまさにこ
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ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド ゾンビの誕生(1968年製作の映画)

3.8

10年ぶりに2度目の鑑賞。

ゾンビ映画の原点が全てここにある。
放射能汚染によるものがゾンビ化の原因、黒人の主人公ベン、人と人の争い、最後のオチも含めて社会的メッセージに溢れた作品だった。

ザ・フォッグ(1980年製作の映画)

3.6

不穏な空気の音楽はさすがジョン・カーペンター。どっしり響く低音とつん裂くような高音でそれぞれ不気味なシーンを彩っていた。海岸線の雄大さや灯台に降りていく階段は美しくもあった。
夜のシーン、昼のシーンそ
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セッション(2014年製作の映画)

4.0

演奏シーンのカメラワーク、映像の色合い、セリフの間、どれも終始緊張感しかない映画だった。その緊張感があったからこそ、ラストの演奏シーンは爽快。
あそこまで鬼気迫る演奏を駆り立てるものは、アンドリューの
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最強のふたり(2011年製作の映画)

4.2

少し重い空気で始まるシーンだったためシリアスな映画かと構えてしまったり、障がい者を不謹慎に扱う冒頭だったので不安だったりしたが、観ていくにつれその不安は消し去られた。
淡々と進むシーンと下ネタやブラッ
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.9

テーマ曲のゴーストバスターズが凄く好きだし、ストーリーにコミカル要素が加わってテンポ良く進んでいく映画。
ニューヨークの旅行時に消防署を発見出来たのは良い思い出。

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

この作品を観るために過去作を一気に鑑賞してから映画館へ。
今までの全ての作品をリスペクト、そしてオマージュしたシーンが散りばめられていて素晴らしかった。
親愛なる隣人として、困っている人を救うという信
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.2

ドローンなども駆使してストーリー展開が進んでいくのが時代も含んでいて良かった。ハラハラ進んでいく物語と随所にクスッと笑える要素を組み込んでいて飽きさせない感じが凄い。
あと何と言ってもジョン・ワッツの
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ニューヨーク1997(1981年製作の映画)

3.8

『ジョン・カーペンター』レトロスペクティブにて観賞

オープニングからジョン・カーペンター自身によって作られた劇伴がすごく良かった。最初のコンピューターグラフィックの格好良さも。
80年代のコンピュー
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

前の二つのシリーズに比べ、恋愛要素は少なくなるけどストーリーは好き。
ラストのトニースタークとのやり取りであくまで地に足を付けた選択をしたのもジョンワッツのスパイダーマンらしさなのかな。
そして、ネッ
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アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

音楽や映像が素晴らしく、ストーリーもさくさく展開して飽きずに観られた。
ミステリーっぽさもあってワクワクする。
送電所での戦闘シーンは美しさも感じられる。全体的に多かった滑空シーンも映像が滑らかで爽快
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愛なのに(2021年製作の映画)

4.0

古書店の店主らしく、岬に返事する手紙の文章が素朴で素晴らしく思った。
大人(どこからが大人なのか分からないけど)の恋愛のクズな所が満載で、でも嫌な感じもせず物語が進む。
ベッドシーンはとにかくエロく見
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.7

もちろん前作に比べアクションシーンがなめらかで綺麗になっており爽快!!
ヒロインのグウェンは物分かりが良くて、エマストーンはさすがの美しさ。
アメイジングシリーズはやや人気が無さそうだが、ストーリーは
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スパイダーマン3(2007年製作の映画)

3.5

内容がてんこ盛り過ぎて、それぞれの話が薄く感じてしまった、、
3作目で全て終わらせるためだったのかもしれないけど、絞って内容濃く観たかったのが本音。
ブラックスパイダーマン、ヴェノム、サンドマンはキャ
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スパイダーマン2(2004年製作の映画)

3.7

前作に比べCGが進化して綺麗な映像になっていた。電車のシーンはヒーローって感じで気持ちが上がる!

スパイダーマン(2002年製作の映画)

3.8

20年経った今、初観賞。
「大いなる力には大いなる責任が伴う」
何だかヒーローも大変だなと思う、でも人間味があってそれが良かった。
OPとEDのスタッフロールのデザインがカッコいい。