ここさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.1

ヤクザという概念を覆された作品だった。主演の綾乃のさんと尾野真千子さんの演技が秀悦。「そこのみて光輝く」の綾野剛さんが一番好きだったけどそれを超えるぐらい綾野剛さんの哀愁漂よう演技がすごく良かった。ヤ>>続きを読む

酒井家のしあわせ(2006年製作の映画)

3.7

たまに見返したくなる映画。多分5回は観ている。とくに大きな展開はないけど、日常をうまく切りとってるなぁとみるたんびに感心する。友近さんの母親ぶりもハマってるし、ユースケサンタマリアさんもハマってるし主>>続きを読む

どん底作家の人生に幸あれ!(2019年製作の映画)

3.4

Filmarks試写会にて。主役のデブパテルの俳優さんがスラムドックミリオネアや名作に出ていて大好きな俳優さんの一人。全体的に暗いストーリーだが、俳優の演技と19世紀の素敵な衣装と壮大な景色と雰囲気で>>続きを読む

インターンシップ(2013年製作の映画)

3.9

GoogleのインターンシップにIT技術もないおじさん2人が採用され、奮闘する物語。2人の人間味が技術も上回る姿は、とっても素敵でした。徐々に周りから認められていくのが良い。ユーモアたっぷりで個人的に>>続きを読む

ハスラーズ(2019年製作の映画)

3.5

ジェニファーロペスの迫力がすごい。実話なのがすごいくらいな展開でさくさく観れる。生き残るためには彼女らにとっては仕方ない選択でもあるのかなと思った。スケールがデカすぎてザ・アメリカンなストーリーでわた>>続きを読む

ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

3.9

記録
下ネタがぶっ飛んでたのも面白かったし、個人的に先生と生徒の車の中の会話の掛け合いがめちゃくちゃ面白かったから観てほしい。個人的に気持ちがむしゃくしゃしたときにまた観たい。

エルフ 〜サンタの国からやってきた〜(2003年製作の映画)

3.4

童心に帰らせてくれる。子供にもきっと楽しい設定で観やすそう。ファンタジーな設定とドジで憎めないキャラクターが印象的だった。ニューヨークの冬のクリスマスも素敵。

八月のクリスマス(1998年製作の映画)

4.0

1998年のシュリ、JSAより前野韓国映画ブームの火付け作品。2人の儚い、決して語らない恋の行方がみていてとても歯痒い気持ちになったけど、とても繊細なストーリーで、観ていて心地よかったです。どこか昔の>>続きを読む

ペパーミント・キャンディー(1999年製作の映画)

3.6

主人公が自殺してから時系列が戻っていく。最後によくあるどんでん返しというオチはいい意味で一切なく、観るごとに深みを帯びてまるで別人の姿が映し出されていく。ラストシーンと、題名のペパーミントキャンディが>>続きを読む

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

3.7

ウディアレンの映画はわたし的に、何気ない会話なんだけど、所々深い意味が込められてて毎回深いと思ってしまう。ティモシーとエルファニングがとても素敵。ジャズの音楽も雨なのも良い。雨に観たい映画。

ミス・ワイフ(2015年製作の映画)

4.0

韓国版、天使のくれた時間。約1ヶ月間他人の人生を代わりに生きる割とベターな内容だけど、最後にうるっと来ました。元の性格は冷淡な性格だったけど、家庭を持った人生に生まれ変わり、人間味を取り戻していく過程>>続きを読む

バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.3

私はすこし苦手だったけど、韓国映画独特の終始不気味な雰囲気が漂っている空気感。村上春樹原作独特の伏線が散りばめられていて、観終わったあとにじわじわくる作品でした。ラストは謎が多い。。。

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

4.5

間違いなく今年一番の映画。黒人射殺としかニュースにならない世の中で、こんなにも黒人というだけでイメージが片付いてしまう。でも射殺されるまで彼も普通の日常を生きていた1人の若い青年だった。冒頭実際の射殺>>続きを読む

鈴木家の嘘(2018年製作の映画)

3.7

最初の展開から衝撃的だったけど、重いテーマなのに、それを乗り越えようとする優しいウソは、崩壊してた家族を徐々に一つにしたように感じた。最近観た「フェアウェル」にも似てる感じがした。重いけど良い作品。

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

4.1

男尊女卑をさりげなく、でも日常にたしかにあって、それをあからさまではなく描いてるから余計にリアルに感じました。
韓国は日本よりもまだまだ男尊女卑が根強いと聞いたことありますが、日本の女性からしてみても
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フェアウェル(2019年製作の映画)

3.8

中国の家庭を覗き見しているようなドキュメンタリー映画、みたいで、自然な日常の中に溶け込んだ感じがしました。実体験を元にしているみたいです。A24の映画会社が作っているようで、いまとても熱い作品ばかり出>>続きを読む

mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりの映画館だったけど、最高だった。子役のサニースイッチが大人ぶってるけどまだあどけない感じのが可愛すぎる。
作品も90年代半ばで93年生まれの私にとって16㍉フィルムのスクエアサイズの画質、雰囲
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弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.8

久しぶりの邦画ヒットでした。原作は未読ですが十分楽しめます。一人一人キャラクターも個性的で楽しめたし、何より主役の永瀬さんの役が愛嬌があって可愛らしい!
作品の熱量が画面越しからとても伝わってきて、観
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

4.2

いま日本ドラマでもやっている韓国原作バージョン。梨泰院クラスでもお馴染みのパスソジュンがまたこの映画ではちょっと間抜けな可愛らしさもあってそこがかわいすぎるからファンには必見。笑いもありつつ、ちゃんと>>続きを読む

ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.1

名作「若草物語」の実写化だから古風で堅苦しい感じなのかなと思ってたけど良い意味で全然違った。上手く私たちにも共感できる恋愛や女性の自立などが描かれていて感情移入できて、昔の人々たちがとても身近な存在に>>続きを読む

コンフィデンシャル/共助(2017年製作の映画)

4.1

ずっと前映画館でみたんだけど思い出すぐらい好き。ヒョンビン好きにはたまらない映画。とにかくかっこいい。2人の刑事の凸凹コンビも面白さもでててただのアクションシーンだけじゃない。アクションはもはやハリウ>>続きを読む

はちどり(2018年製作の映画)

3.4

今までの韓国映画とは違ったどこかヨーロッパ映画を思い出させるような静かな時間がずっと流れていた。1990年代の韓国の男尊女卑や家庭問題、暴力、私たちには到底理解できない問題が何気なく描かれていた。ラス>>続きを読む

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

4.1

実話を基に作られたデンマーク映画。恐ろしい実話。実写版アニメの「約束のネバーランド」に一瞬みえた。。親から離れて暮らす児童施設での、大人たちの虐待、奴隷のような扱い、厳しいルール、逃げ出したら罰則、こ>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

-

こんな濃い20分間の映画信じられない。とても20分とは思えなかった。映画賞もとった作品だけなある。すごく観て胸糞が煮えわたるぐらい気分悪くなるけど、肌の色でこんなにも負の連鎖が起きるということが、改め>>続きを読む

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

4.0

1841年の奴隷制度を描いた実話。妻と子で家庭を過ごしていたが、拉致され、南部の白人に売り飛ばされ10数年も奴隷として働かされた。この時代に自由黒人とそうでないかで人生が大きく変わるなんて知らなかった>>続きを読む

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

-

この映画は評価出来ないと思い付けられませんでした。わたしはこんな素敵なご夫婦に出会ったことがありません。そこぐらい本当に愛以上を感じる魂レベルの老夫婦のお姿でした。実際に韓国の田舎で暮らしている老夫婦>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

「地位の高いものには媚びないが隣人には手を貸す。」

国のルールによってたらい回しにされる主人公ダニエルは、ずっと国のために税金を払ってきた。なのに、心臓疾患で社会保障を受けたいだけなのに、パソコン作
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ハッピー・デス・デイ(2017年製作の映画)

4.1

ポスターみてホラー感強目と思ってたんだけど、全然そんなことなくてどちらかというとタイムループファンタジー系ですっごく面白かった!!主役の女の子がキャラがどんどんぶっ飛んでいくのが最高におもしろかったw>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

3.5

やっとアマプラで拝見。ずっと観たかった作品。主人公以外ビートルズの存在を知らないという設定が斬新。いたってよくありそうなラブストーリーなんだけどビートルズの音楽が映画の質をかなり高めている感じ。曲流れ>>続きを読む

ザ・ブック・オブ・ヘンリー(2017年製作の映画)

3.4

ヒューマン系でほっこりかなと思ってたら前半と後半で急にサスペンス映画みたいになって正直びっくりしてしまった。。。
これはこれで新しいジャンルの映画を観た感じ。ナオミワッツさんとワンダーに出てた子役のジ
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

3.7

こんな実話があるなんてほっこりする。
いつのまにか父と息子に距離が空いてしまった親子がファイナルファンタジーのゲームの世界で交流していくおはなし。近い関係ほど素直になれなかったりするよね。こういうゲー
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

3.8

ロードムービーはなんだか単調なイメージがして苦手だったんだけど、ロードムービーの中で1番よかった!ダコタファニングがかわいいし、自閉症の役柄で、観ていて自然と応援していました。彼女は家で曜日で洋服の色>>続きを読む

マイ・マザー(2009年製作の映画)

3.7

19歳とは思えないくらい監督が、才能であふれている。映像美がすごくきれい。
基本的に母と息子の喧嘩シーンが多いので暗めだけど、きっとこういうシーンはだれでも共感できると思うし、色々刺さった。
母の愛情
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

これ以上のラブロマンスはきっとこれ以上もこれから先も無いんだろう。ディカプリオは映画宝最強にカッコいい。何回みても大号泣。CGもまだ大変だった時代になってよくここまでつくったのかと見るたびにびっくりす>>続きを読む

タリーと私の秘密の時間(2018年製作の映画)

3.5

シャーリーズセロンの演技がすごい。母親役で体型も役作りしていてやつれた体型にちゃんとなってた。子育ての大変さ、辛さがわかる映画。ちょい暗めだけど、母親の偉大さを改めて感じました。とくに子育てしている方>>続きを読む