白波さんの映画レビュー・感想・評価 - 29ページ目

マチェーテ・キルズ(2013年製作の映画)

3.8

2014年3月鑑賞
元々は「グラインドハウス」からのスピンオフだった本作、気がつくとシリーズ2作目の登場です。 
前回のキャストに加え、チャーリーシーン(本名のエステベスでクレジット)、メルギブソン、
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マチェーテ(2010年製作の映画)

4.0

2010年12月鑑賞
「グラインドハウス」のスピンオフ、本作は思ったより早く日本で公開してくれてとても良い感じです。 
ロドリゲス作品にレギュラーのように出演しているトレホですが、主演て初めて?自分が
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー ダイナミック完全版(2018年製作の映画)

4.3

大エンターテイメント戦車映画

公開当時は時間が取れず観れませんでしたが、完全版の一報を聞いて今度はと行ってきました。
これはかなり面白いく、想像以上でした!
もう最初の戦闘からして相当アツいですよ、
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

4.0

75年の公開から未だにアンコール上映され続けている怪作。
今でいう応援上映や絶叫上映のはしりではないのでしょうか?
物語は正直あって無い様な、ノリで突っ走る作品。ただその勢いがものすごい。
ロックとホ
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.8

狂気に満ち溢れた作品

これが長編デビュー作品だというから驚きます。
その位とんでもない作品でしょう。
張り巡らせた数々の伏線、様々なホラー要素も綺麗に詰め込まれており、現代ホラーの頂点も頷けます。
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.5

今年になってから流石に見かけなくなりましたが、「片隅」と同じでテアトルでずーっとやっていた気がします。
テルコを演じている岸井ゆきの、彼女の空気感が実に良いですね。
足元は不安定なのにぶれる事なく前に
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

もの凄く作り込まれた作品で、ホラーとはジャンルが違うかな?
ビジュアルが公開された時から、その美しい中に漂う狂気に心惹かれていました。
全編にに漂う不穏な空気と狂気性、細部にも大変拘り抜いていて伏線も
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映画 おかあさんといっしょ すりかえかめんをつかまえろ!(2020年製作の映画)

3.5

今まで本当にありがとう

よしお兄さんにりさお姉さん、卒業してしまった二人がスクリーンに揃うだけで胸アツです。
正直前回のはダメダメだったので、子どもが喜べば…と全く期待しないで行きました。あの二人が
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

お見事でした

細部まで練られた脚本、緩急のついた演出、魅力的なキャストと、とても見所が多かったです。
サブタイにある半地下ですが、ああゆう建築様式の事だったんですね?
てっきりそうゆうんじゃない事か
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劇場版 騎士龍戦隊リュウソウジャーVSルパンレンジャーVSパトレンジャー(2020年製作の映画)

3.5

ありがチュ

何とルパパトが劇場新作に登場!
この一報に我が家はとても湧き立ちました。
家族で見ていて、みんな大好きだったのですよ。
しかしリアルタイムで無かったので、まさか劇場で観れるとは思ってもい
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サタンタンゴ(1994年製作の映画)

5.0

やっと観ることができました。
私が今まで観てきた作品で一番長かった作品は、ベルトルッチの「1900年」の5時間でした。
しかしそれを大きく上回る7時間18分の長尺作品。
二回のインターミッションを含め
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ラストレター(2020年製作の映画)

4.0

心地良い透明感

キャストや手紙や一人二役など、「Love Letter」のピースが散りばめられた作品。
とてもわくわくするキャスティングですよね。
中山美穂と豊川悦司、二人をこんな形で再会させるのも
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

4.5

只々愛おしい

前作ですっぱり切り取ったリンのエピソード。
個人的に寂しかったがあれはあれで英断だったとも思うし、物語としてとても綺麗にまとまっていました。
そのリンのエピソードを加えた本作。
ディレ
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

5.0

2019年12月劇場鑑賞
オリンピックを控えた2019年、シネマシティがこの奇跡のタイミングで極音上映にラインナップ。なんて粋なことするんでしょうか。
約2週間ほどの公開なのですが、初日とかでも無なく
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影踏み(2019年製作の映画)

4.0

なんと「月とキャベツ」の座組みです。
23年ぶりですか、このメンツが再び揃うってすごいですね。
主演の山崎まさよしはもちろん鶴見辰吾やボバ、そして観ている時は気づかなかったけど真田麻垂美までいるじゃな
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

5.0

とにかく素晴らしかった。
スコセッシがメガホン取って、デニーロとジョーペシとハーヴェイカイテルが出てるってだけで最高過ぎです。そしてパチーノまで。
こんな自分好みの座組み、どうしたって観るしかない。
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映画スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて(2019年製作の映画)

4.0

絶対足を運んだほうが良いです

今作はララとユーマのお話。と言っていいでしょう。
前回のミラクルユニバースがあまりにもキラやばだったので、全く期待せず劇場に向かいました。子どものため?みたいな感じです
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マチネの終わりに(2019年製作の映画)

3.5

ビターなラブストーリー

まず「ガリレオ」シリーズと毛色が全く違うので、そこにまず驚きました。
物語は大人のラブストーリー。
一番は桜井ユキの置かれた役所と、その芝居がとても印象的だった。
彼女という
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ロボット2.0(2018年製作の映画)

4.0

チッティー再び

自分にとって忘れる事のできない衝撃作、9年の時を経てまさかの続編公開です。
主演はもちろんラジニカーンで、一人二役です。
雰囲気はあの時そのまま、あまり歳をとった感も無くやはり大物感
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

4.5

なんて心地良い作品なんだろう

原作は超平和バスターズ、あの三人がまた集まりました。
それだけで嬉しいんですよね。結構多いんじゃないでしょうかそんな人。
最初っからウサミチ出て来たりケータイ等の小物に
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

5.0

映画愛に溢れた傑作。
なんと堂々の2時間40分という長尺。
しかし全く飽きさせずに仕上げているのが、さすがタランティーノと唸らされます。
しかもそれがかなり面白い。
音楽は相変わらず素晴らしいです、こ
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劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

3.0

実に堪能できました
リアルタイムでは見ておらず、たまたまTVでやってた公開前の総集編でハマりました。
そこからプライムで発見してからは、夜な夜なベッドで見る事に。
そして満を持してからの劇場版に突入で
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ONE PIECE STAMPEDE(2019年製作の映画)

3.5

周年を飾るに相応しい豪華さ、これはまさに宴のような作品でしたね。
目まぐるしく湧き上がる錚々たる面々、それらを盛り立てるうねりのような楽曲。
細かい含みをなくしストレートど真ん中の物語。
これは男の子
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メランコリック(2018年製作の映画)

4.0

ワンアイディアが秀逸

長編第一作目とあって全てが新鮮でした。
まず作品の骨子となるワンアイディアがすごい。
その視点が素晴らしく、成る程と唸らされます。
ジャンル的にクライムムービーなんでしょうけど
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劇場版 Free!-Road to the World-夢(2019年製作の映画)

3.0

2019年7月劇場鑑賞
何と心気持ち良い作品でしょうか、素晴らしい青春群像劇でした。
作品にはたくさんのキャラクターが出てきますが、構成がうまくシリーズ未見でも楽しめるのではないでしょうか?
もちろん
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飄々 拝啓、大塚康生様(2015年製作の映画)

4.0

本作は東京アニメアワードフェスティバル2015で1回だけ上映されたきりの、極めてレアなドキュメンタリー映画。
この度トムス55周年記念として、ユジク阿佐ヶ谷にて1週間限定のリバイバル上映です。しかも一
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ウィーアーリトルゾンビーズ(2019年製作の映画)

4.5

カット作りが美しく、絵が切り替わる度にハッとさせられます。
ドットなどを随所に散りばめたアートワークも効果的で、それに合わせた音楽もとても良い。
独特なテンポを持った台詞回しも面白く、アクの強いワード
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天気の子(2019年製作の映画)

4.5

ここ最近の新海作品は毎度驚かされるので、本作もとても楽しみにしていました。
「言の葉」ではこれまでより一歩先に、「君の名は」ではさらにその先に踏み込んだ作品を描いてきました。
そして「天気の子」もまた
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