セントピースさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

セントピース

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トータル・リコール(1990年製作の映画)

3.9

ポールヴァーホーヴェンの独特でダークな世界観がたまらなく良い
今ではどんな映像でもCGで表現出来てしまうが、この当時はいかに観客を唸らせる映像をアイディアで見せられるかにかかっていたように思う
今観る
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ALWAYS 三丁目の夕日(2005年製作の映画)

3.9

自分よりも少し上の世代の話だが、古き良き昭和の時代を味わえる作品
細かいツッコミは入れずに昭和を懐かしみながら楽しむのが良

スターシップ・トゥルーパーズ(1997年製作の映画)

3.9

ストーリーは単純明快なSF物
ただ人が虫に殺される表現とかはかなりグロい
人類の為にと政府にそそのかされて兵士に志願し、無意味に死んでいく若者達の滑稽さとか、ブラックジョークが効いてて観ていて面白い

風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.2

もう何十回も観た作品を先日映画館で初めて鑑賞した
子供の頃はどうして面白いのか分からなかったが何度観ても感動した

あれから数十年、改めて鑑賞して今回特に面白いと感じたのは、個々のキャラクターのセリフ
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.1

「JOKER 」のタイトルと予告編を観て、想像した内容と実際の内容とにほとんど差が無かったので、自分にはあまり響かなかった

むしろタイトルからJOKERの名を消して、ピエロの役者の心の葛藤の映画にし
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

2.2

前作のバットマンvsスーパーマンから期待して今作を観るととんでもないことになる
シュナイダー監督が身内の不幸で途中降板してしまった事が一番の原因だが、その影響は物語の後半になるにつれて顕著になり、マン
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ヒア アフター(2010年製作の映画)

4.0

日本での公開時期が東日本大震災の直前だった為、冒頭が津波のシーンから始まるこの作品は日本では少し敬遠されてしまったが、そこを冷静に受け止められるならば是非観てほしい映画

死者と話せる男、双子の兄を亡
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.9

ほぼ同じ時期にバットマン役で出ているベン・アフレックが自閉症の殺し屋役ってどうなの?と偏見の目で見始めたが、そんな不安はすぐに吹き飛んだ

主人公は出来る限り毎日を同じルーティーンで過ごしたい様子や、
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.8

映画、ノッティングヒルの恋人の淡い心の移り変わりの様子を盛り上げる、エルヴィス・コステロの「She」のイメージを逆手に取り、そんな大恋愛で結ばれた二人にさえ、やがて訪れるかもしれない男女関係の末路の恐>>続きを読む

チェイス!(2013年製作の映画)

3.9

「きっと、うまくいく」のアミールカーン繋がりでこの作品も鑑賞したが、彼の演技力の高さに最初から最後まで惹きつけられた
この映画も三時間近くあるが、あっという間にエンディングまで観る事ができた

インド
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きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.1

物語は単純な起承転結で、170分があっという間に過ぎていき、今までのインド映画のイメージを覆してくれた良作
物語の途中にある歌と踊りも楽しい
これをキッカケにインド映画を観るようになった

頭をリラッ
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.4

最初から最後までずっとダークな雰囲気で物語が進み、しかも現代と過去の二つの時間を行ったりきたりしながら物語が進む為、観ている間ずっと頭を使わなければ話についていけないので、観終わった後に疲労感が残る>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

3.6

評価が高めなので、イーストウッド監督で同じように実話を元にした話でも「15時17分、パリ行き」「アメリカン・スナイパー」より全体的にパンチ力に欠けるので、過度な期待をせずに観るのがオススメ

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.8

偏屈で頑固で絶対に人を信用しない老人鑑定士の心の細かな移り変わりを楽しめる良い映画

マジカル・ガール(2014年製作の映画)

3.8

負の連鎖が止まらない作品はいくつか観てきたが、この作品もその類なので、ハッピーエンドじゃなきゃダメな人には向かない内容

登場人物それぞれの気持ちを想像しながら観る系が好きな人にはオススメだが、心に余
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ジャスティス・リーグ:ザック・スナイダーカット(2021年製作の映画)

4.0

本編が始まってすぐに気づく違和感で、画面が1.33:1という画面の両サイドがカットされた昔のサイズであること、観終わっても完結せず、しかも恐らくこの続きを観る事が出来ないことを覚悟して観る必要があるが>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.3

韓国の半地下で暮らす人の生活を垣間見る事が出来たのはよかったが、アカデミー賞を取るほどの作品かなと思う位普通の内容
一度見れば十分かな

ルパン三世(2014年製作の映画)

1.7

映画館に観に行って後悔した作品ベスト1、2を争う酷い出来
なぜそうなったの連続であちこちへの忖度で完成した典型的映画

とにかく酷かった

メガゾーン23 PART III(1989年製作の映画)

1.8

やっちまったパート3の典型的なパターン
あれだけ綺麗に完結した前作の続きをやるのだから甘めに採点しようとしても、無理ってほどつまらない

観る価値無し

メガゾーン23 PART II 秘密く・だ・さ・い(1986年製作の映画)

4.1

前作の衝撃的なラストから待ちに待った続編
始まってすぐに「え?何これ続編?」
って位何もかもが続編とは言い難いほど別の物語が始まる
でも何でか分からないけどイイ!オモシロイ!こんな続編を待っていた!
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メガゾーン23(1985年製作の映画)

3.9

80分という短い時間にギュウギュウに詰め込まれた物語は当然完結するはずも無く、エンディングが流れ始めた時には呆気に取られて放心状態だった記憶がある
それでもこの作品は当時のOVAの中ではダントツに好き
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マトリックス(1999年製作の映画)

4.1

この映画の公開当時、世間ではインターネットの時代が始まったばかりで[パソコン=ヲタクの認識]のイメージが強かったが、パソコンの中の世界を洗練されたストーリーと革新的な映像で表現したこの映画に度肝を抜か>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

4.3

映画が始まってすぐに物語の世界に引き込まれ、主人公達と一緒に時を過ごして行ける作品
ブラックホールや5次元という見たことのない世界を大画面で疑似体験できるのは、SF好きの自分にはとても良かった

約3
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夜は短し歩けよ乙女(2017年製作の映画)

3.1

おそらくマインド・ゲームを観ていなければもう少し得点が高かったのだと思うが、あの感覚を求めて変に期待して観てしまったので、ちょっと評価は低め
でもマインド・ゲームと同じ匂いはするので、あの作風が好きな
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MIND GAME マインド・ゲーム(2004年製作の映画)

4.3

全く期待しないで見始めたのだが、あれ、何か今自分は凄い作品を観てるのかも…って思いはじめ、観賞後は脳内を大きく揺さぶられた感覚に陥った

どちらかというと全編を通して芸術を鑑賞している感覚
自分はめち
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

4.0

あまり期待して観なかったが、内容は素晴らしく良く出来ていてビックリした
震災当時に福島原発の中で起こっていた事や当時の政権の無能ぶりが良く分かる

かといって、もし自民党が政権を握っていたとしても、結
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.0

Qから時が経ちすぎて大勢の人達に物語の考察をされ、続きを予想され尽くされた中で完結させるのは本当に大変だったと思う
無事に終わらせてくれただけでも満足だが、中身も最後にふさわしい作品だった

海底47m 古代マヤの死の迷宮(2019年製作の映画)

3.3

主人公達がフィンを付けずに潜っていく所に「イヤイヤイヤ無理でしょ〜」って突っ込んでしまったが、狭い洞窟内で砂が舞わないようにという設定の為か、後から出てくる誰一人フィンをつけていない
そんな、前作同様
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海底47m(2017年製作の映画)

3.3

色々ツッコミどころは多いが、ダイビングをしている人にとっては、水深47m、エアー切れ、水底でBCD脱ぐ…とかその辺を観ているだけでも恐ろしい
ゼログラビティでのジョージクルーニー登場時のような夢オチ(
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TENET テネット(2020年製作の映画)

2.8

時間を逆行する時の音、映像の表現は確かに素晴らしい
でも作品全体としては正直微妙…
予告では全人類の危機、第三次世界大戦を止めろ!みたいに煽っているが、その原因の敵は結局一人のおじさんで、めちゃくちゃ
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電車男(2005年製作の映画)

3.3

心の底から惚れた女性には、めちゃくちゃカッコつけたいし弱みを見せたくない
でも本当は不安で不安でどうしようもない

主人公が彼女と自分を比べて諦めてしまうあたりの切なさがとても伝わってきて観ていて本気
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蝉しぐれ(2005年製作の映画)

3.2

全編を通して季節の移り変わりがゆったりと感じられ、それを感じているだけでも楽しめる
お互いに好きでも一緒になれない切なさや不条理を感じながらこの時代に溶け込んで観る事ができた

ミッドウェイ(2019年製作の映画)

2.5

なんて表現したらいいか、登場人物の誰目線で観ても中途半端なので、何も残らない
観客に何処を観てほしいのか全く伝わらなかった

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.9

トムクルーズ主演のSF映画、「宇宙戦争」「オブリビオン」が好きなら間違いなくこれも面白い
昔から繰り返しの物語は色々とあるが、2時間弱の中でテンポ良く楽しめるので、それ系が好きな人にもお勧めの映画
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

3.9

続編の位置付けとしてあれこれ考えるより、これ単体として考えた方が何倍も楽しめる
車の先に突っ立ってエレキギターの先っちょから炎を吐きながら弾きまくるだけの男とかおバカキャラが沢山出て来るから気付いてな
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

万人受けするストーリー展開で最初から最後まで楽しめるが、主人公の黒人に対する差別に関してハッピーエンドで終わっているので差別の本質を忘れないように注意が必要

この映画を観た後に、白人が黒人に対しての
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