セントピースさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

セントピース

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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

3.5

前作を観た上で鑑賞すれば、最初から最後まで楽しめる
言ってしまえば二番煎じだが、十分有りな作品

カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

3.7

何も予備知識無しで前半戦を観るのは相当辛い
実際、映画館で鑑賞していて隣の年配の男性は途中で席を立ってそのまま戻って来なかった
ただ…それを乗り切った後の後半戦は失笑、爆笑の連続で、やられた〜って感じ
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機動警察パトレイバー2 the Movie(1993年製作の映画)

4.2

今まで何度も繰り返し観たこの作品を、先日4DXで上映された時に映画館で観たが、やっぱり面白かった
押井守監督はうる星やつらやパトレイバーのようなコメディ形のキャラクター達が多数登場する原作を、シリアス
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ディープ・インパクト(1998年製作の映画)

4.0

この映画の少し後にアルマゲドンが公開され、ほぼ同じ内容の映画にも関わらず、あまり日の目を見なかったこの作品
しかし映画としての面白さは圧倒的にこちらの勝ち
もしアルマゲドンしか観た事ないなら是非こちら
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インデペンデンス・デイ:リサージェンス(2016年製作の映画)

2.3

せっかくの前作で出来た良いイメージの貯金を全て無駄使いしてしまい、もう続編は無いと確信できるほどの駄作
ものすごく期待して観たのも悪いが、始めからそうじゃないだろ感のオンパレードでもう続編でもなんでも
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空(カラ)の味(2016年製作の映画)

3.9

普段の生活で周りに過食症の人がいなければ、この病気を克服することがどれだけ難しいことなのか理解出来る人は少ないだろう

そんな過食症が遠い存在の人達の為に、過食症になるまでの過程をもっともっとゆっくり
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LUCY/ルーシー(2014年製作の映画)

3.7

物語が始まってしばらく続く、ルーシーと無責任男との口喧嘩
観客が少し飽きてきた頃を見計らったかのように物語が一気に動き始め、ルーシーの覚醒が始まってからエンディングまで怒涛の展開で全く飽きさせないジェ
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来る(2018年製作の映画)

3.6

前半のリングや呪怨のようなホラーから後半の悪霊との対決への変わりようがすごく新鮮で楽しめた
続編が作られたら映画館で観たい

12モンキーズ(1995年製作の映画)

4.1

時を超えて過去に戻り、現実をハッピーエンドに変えていく物語の傑作でバックトゥザフューチャーがあるが、これはその真逆の作品

初公開当時、その斬新なストーリーに度肝を抜かれた記憶がある

とにかく何も変
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プリデスティネーション(2014年製作の映画)

3.8

よくよく考えればその結末しかあり得ないので、途中でオチに気づくことも出来るだろうが、話の展開が上手いので、混乱する頭をフル回転させながら最後まで楽しめた
色々な伏線がキレイに回収されるのでそんな内容が
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フィッシュストーリー(2009年製作の映画)

4.0

伊坂幸太郎原作の映画は沢山あるが、彼の作品の良さを一番上手く活かせているのが中村義洋監督だと思う
この作品が好きなら「アヒルと鴨のコインロッカー」「ゴールデンスランバー」「ポテチ」と二人のタッグ作品繋
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

3.9

とにかく、主人公の捕まらなければなんでもやるという考え方に圧倒される
この映画を観ると、貪欲な人間に対してお人好しでは絶対に勝てないと思い知らされる
観ていて不快になるが、目を逸らさず観た方が良い作品
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

2.9

原作の連載を途中で中断し、ありとあらゆる部分にこだわり抜いて製作した映画という触れ込みだったからこそ、期待しすぎて見たのも良くなかったが、こだわった部分が逆に作品の邪魔をしてしまっているのが残念でなら>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

2.9

期待して見ると裏切られた感が半端ないが、良い意味で昔見た色々な続編の2ってこの位の出来だったよなぁ
期待して見なければ十分に楽しめる、そんな出来

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

4.1

初公開当時、初めて鑑賞した時にはただのアニメ好きだった自分にはこの作品の真の良さが分からず、何か物足りない印象があった

その後色々なジャンルの映画に触れて映画の見方が変わってくると、どんどんとこの作
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レッド・ファミリー(2013年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

多少エンタメに振られてはいるが、それがかえって物語の陰と陽を際立たせている
ニュースだけではわからない、北朝鮮の人たちも感情を持った人間なんだと改めて思う

中でも物語の最後で主人公の工作員達が住む家
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サンシャイン2057(2007年製作の映画)

3.6

どんなに力が弱まっても太陽は太陽
そこに向かっていく事がどれだけ大変な事なのかを丁寧に映像で表現してくれているので、そこが新鮮で楽しめた
真夏にキンと冷えた部屋で部屋を真っ暗にして鑑賞すれば、かなり楽
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新聞記者(2019年製作の映画)

2.8

始まりからの意味不明な(意味があるのはわかるが全く伝わらない)やたらと多用する手振れのカメラワークから嫌な予感はしていたが、自分には全く面白くなかった
期待してみただけにハズレ感が半端ない

シン・ゴジラ(2016年製作の映画)

4.2

今までゴジラ作品がリメイクされてきたが、こちらの期待を上回った作品はなかったが、それをやっと庵野監督がやってくれた
初めて鑑賞した後の感想は、「これだよこれ、こんなゴジラを待ってたんだよ」だったと思う
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The Witch/魔女(2018年製作の映画)

3.8

始めはジャユンは本当に記憶喪失なのかそれとも計算なのか…を考えながら見ていくと、とても面白い
そして後半からエンディングまで一気に物語が動いていくのは本当に痛快
続編が観たくなる良作

あの夏、いちばん静かな海。(1991年製作の映画)

4.1

これはわざと?と思う位下手な芝居をずっと見せられるが、そんなことは全く関係無く心地よい静かな時間がゆっくりと流れていく
気がつくとエンディングになり、北野監督の才能に驚かされる
この映画を楽しめる人は
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その男、凶暴につき(1989年製作の映画)

4.0

北野作品には出ないと大御所俳優が言うほど、俳優の演技力が作品の質にほとんど影響しない映画
人間の陰な部分を淡々と描き、芸術的なカットと音楽でグイグイと作品の中に引き込まれていく
古い作品だが今観ても面
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星の子(2020年製作の映画)

3.9

淡々と流れる時間の中を、それぞれの人間の思考や言動の理由を想像し、最後に星空を見上げながらする親子三人の会話に面白さを感じられるかどうかでこの作品への評価は大きく変わる
とても面白かった

アクアマン(2018年製作の映画)

2.9

予告編から想像する本編への期待に対して、それ以上でも以下でも無い、本当に平均的な作品
マーベルのヒーロー物には無い、BC作品のダークな部分がもう少し欲しかったなぁ

シャザム!(2019年製作の映画)

3.7

映画館で予告を観た時は全く興味をそそられなかったが、古き良きコメディを観るようで、期待以上に面白かった
ヒーロー映画は沢山あるが、このくらいの味付けの作品をたまに観たい

機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(2021年製作の映画)

3.0

出だしから始まる機内の人々や物の動き、戦闘時のMSの細部に至るまでのシリアスな映像表現は今までのガンダム作品の中で一番だと思う
だが、逆襲のシャアの続きだからと、予備知識無しでいきなりこの作品を観てし
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

2.2

たまにあるカメラ目線の映像で物語が進み、カメ止めやクローバーフィールドのように物語が進むドキュメンタリー調の作品
でも内容はそれらの作品を遥かに凌ぐ胸糞悪い映像が延々と続く
とにかく我慢をして最後まで
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.7

実際にこんな状況になったら即死で終了だろうが、あまり細かく考えずに頭の中を空っぽにして観て楽しんだ方が良い作品
それでも劇中で起こる一番あり得ない部分に思わず「あり得ない!」って突っ込んでしまったが、
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グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.7

オススメの映画ある?と聞かれたら真っ先に答えるのがこれだと思う
クリントイーストウッド演じる偏屈で嫌われ者の頑固爺さんにこんなにも泣かされるとは思わなかった
最後のエンドロール中、走馬灯のように物語を
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セッション(2014年製作の映画)

4.6

この映画は、主演の2人の顔が順番に映し出される最後の2カットを観る為だけに作られていると思ってしまうほど、彼等の表情が素晴らしい
100本に1本あるかどうかの良い映画

愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.8

かなり極端に高評価と低評価に分かれているようだが、これはストーリーを楽しむタイプの作品ではない
登場人物達の言動に、何故この人はこんな事を言う(する)のだろうと、それぞれの人物の心の内を想像しながらそ
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