ししまるさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

3.3

天才数学者ジョン・ナッシュの半生を描く伝記もの。幻覚をもたらす統合失調症を妻アリシアと乗り越えていく。劇的な展開があるわけではないが、ラッセル・クロウとジェニファー・コネリーの演技が光る。
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リンカーン弁護士(2011年製作の映画)

4.0

弁護士ミック(マシュー・マコノヒー)は暴行容疑をかけられた資産家の息子(ライアン・フィリップ)の弁護を引き受けるが、罠に嵌められるという法廷スリラー。導入部はいまいちで、関係者がやや多く追い>>続きを読む

ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

2.9

 2008年のリドリー・スコット監督によるアクション。
 優秀で理性的な現地工作員にレオナルド・ディカプリオ、傲慢な上司にラッセル・クロウ、冷徹なヨルダン情報当局トップにマーク・ストロングという配役で
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スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)

3.2

エイリアン襲来を描くSF第2幕。キャストが一新され、青い光からまたやり直しかと思ったら、前作で身重だったエレンが登場、話はつながっていた。エイリアンは地球に人間を入植し、数千年おきに収穫しにや>>続きを読む

ゾンビ・サファリパーク(2015年製作の映画)

2.9

2017年イギリス、スペイン合作。ゾンビ大戦後の世界、管理下でゾンビ狩りを楽しむ孤島のアミューズメント施設「リゾート」(REZORT)が舞台。邦題とパッケージはジュラシックパークに寄せている>>続きを読む

デッドウォーカー・インフェルノ(2015年製作の映画)

2.8

2018年のドイツホラーコメディ。キャンプ場にやってきた男4人は一夜を楽しむが、朝目覚めるとゾンビの森と化していた。
ギリギリB級で、怖いのはゾンビより人間という珍しくはない展開。話がも
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

1.3

新進気鋭で人気ながら、個人的にはハズレ続きのA24作品。一言でいうと、常軌を逸したキチガイたちの2時間半で、恐怖感ではなく嫌悪感全開。最後、逆転してダニーと村人全員が焼殺されれば、スカッとした>>続きを読む

ダーケストアワー 消滅(2011年製作の映画)

3.2

ロシア米国合作のサバイバルスリラー。モスクワを舞台に、米国から来た若者らが姿の見えない地球外生命体から逃げ延びようとする。
C級っぽいが、製作は旧20世紀FOX関連だし、意外とまとも。
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パーフェクト・ワールド 世界の謎を解け(2018年製作の映画)

3.2

2018年ロシアのSF映画。現実世界の存在記録を消され、パラレル世界と現実世界をつなぐ検閲官として働かされることになったキリルの物語。
一度見て珍しく、どことなく覚えていた。なぜならプ
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マイ・インターン(2015年製作の映画)

3.2

ファッション通販サイトの女社長ジュールズ(アン・ハサウェイ)と、彼女のもとにやって来た70歳のシニアインターン、ベン(ロバート・デ・ニーロ)の交流を描くドラマ。
中盤までジュールズにいら
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.2

航空機事故の生存者たちが次々と消えるスリラー、いや人間ドラマ。オチは賛否割れるところだが、個人的にはしっくりこない。

ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.0

ボーイスカウト3人組たちが街中にあふれるゾンビと戦うホラーコメディ✕青春ドラマ。そこそこ面白いけど、93分真面目に見る作品じゃあない。

ゼイリブ(1988年製作の映画)

2.4

大量消費、サブリミナル広告が蔓延する社会を皮肉るカルト的人気のSFホラー。1988年の作品なので、安っぽさはやむを得ないにしても、エイリアンと人間を見分けるサングラス登場まで時間がかかるなど、全>>続きを読む

THE UPSIDE 最強のふたり/人生の動かし方(2017年製作の映画)

3.4

2011年フランス映画のリメイク。①フィリップの家はマンションで子供がいない②イヴォンヌの役割が少し違う③介護人に子供がいる-といった差はあるが、中盤までストーリーはかなり忠実に再現されている>>続きを読む

サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

2.9

カナダ製作のサイコサスペンス。 ミネソタ州の建物地下室から監禁された女性が複数見つかる。そこにいたサイモンという男を勾留するが、意味不明の供述ばかりで、捜査に関わる警察官が次々と殺されていく。>>続きを読む

ヴェノム(2018年製作の映画)

3.7

マーベルコミック原作でスパイダーマンのスピンオフとなるダークヒーロー映画。地球外生命と人間が融合する話で「それでなぜ生きてられるのか」とか辻褄がよくわからないところもあるが、単純に楽しめる。>>続きを読む

ザ・エッグ 〜ロマノフの秘宝を狙え〜(2009年製作の映画)

3.2

ロマノフ王朝の財宝強奪を巡るクライムサスペンス。プロットは興味深く、終盤はどんでん返しの連続。ただ、いまいちもの足りず、序盤からの展開と結末との整合性がとれていない。

✳️再鑑賞

ウインド・リバー(2017年製作の映画)

3.0

ワイオミング州のウインド・リバー・インディアン居留地で起きた殺人事件を巡るサスペンス。地元警察の要請でFBIから単身やって来た新人捜査官は合衆国魚類野生生物局のハンターらと協力して真相を探る。>>続きを読む

スリーデイズ(2010年製作の映画)

3.7

殺人容疑で突然逮捕された妻の無罪主張が通らず、夫が脱獄を計画するサスペンス。素人ながらに計画を練るが失敗もありハラハラするし、終盤は引き込まれる。
警察はまともに殺人をまともに捜査しろ
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アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

3.4

再鑑賞。公開当時は面白かった記憶があったが、今一つだった。愛犬と一生に暮らしているあたりまではよかったが。。

記者たち~衝撃と畏怖の真実~(2017年製作の映画)

3.1

ちょうど20年前の米同時多発テロ後、アフガンに続き、イラクに侵攻しようとするブッシュ政権を新聞社の視点から描いたドラマ。
舞台はナイトリッダー社。新聞チェーン、新聞グループとして地方紙
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ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)

3.9

1972年のウォーターゲート事件について、ワシントンポスト紙の記者に情報をリークしていたFBI副長官マーク・フェルトの視点から描いたドラマ。リーアム・ニーソンの演技が光り、序盤の大統領法律顧問>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く2(2021年製作の映画)

3.4

33年ぶりの続編。今回はニューヨークの場面は少なくアフリカのザムンダ王国が主な舞台。黒人俳優大集合で、前回のストーリーを踏まえた展開になっている。

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

3.3

続編ができた機会に鑑賞。アフリカ・ザムンダ王国の王子が花嫁候補を探してニューヨークで身分を偽って生活する88年のコメディ。
30年以上前なので、さすがに時代を感じるが、気軽に楽しめる。
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アメリカン・プレジデント(1995年製作の映画)

3.8

妻を亡くした米大統領(マイケル・ダグラス)が環境ロビイストのシドニー(アネット・ベニング)に一目惚れし、恋に落ちる。側近たちは再選への影響を懸念、対立候補は女性問題だと騒ぎ立て、シドニーの過去>>続きを読む

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

3.4

米同時多発テロでハイジャックされた4機のうち、唯一目標に到達しなかったユナイテッド航空93便を巡る作品。「ボーン」シリーズのポール・グリーングラスが監督し、無名俳優ばかりキャスティングされた>>続きを読む

乱気流/グランド・コントロール(1998年製作の映画)

3.5

原題は「 Ground Control」(地上管制)。当初、邦題は「グランドコントロール 乱気流」だったが、海外ドラマ「24」のヒットを受け「キーファー・サザーランド in エアポート24時>>続きを読む

陰謀のセオリー(1997年製作の映画)

3.0

ニューヨークのタクシー運転手ジェリー(メル・ギブソン)は政府の陰謀論に取り憑かれている。実はCIAの洗脳による暗殺屋育成計画を受けたことがあり、計画に関わった医師が仕切る組織から狙われる。ジェ>>続きを読む

Love,サイモン 17歳の告白(2018年製作の映画)

4.4

ゲイを隠しながら高校生活を送る17歳サイモンの青春ラブストーリー。偶然知った同じ高校のゲイ(素性不明、ニックネームはブルー)とメールのやり取りを重ねていくうちに意気投合。サイモンは相手が誰なの>>続きを読む

ブラッド・ワーク(2002年製作の映画)

3.0

心臓病で退職した元FBI捜査官をクリント・イーストウッドが演じるクライムサスペンス。あまり盛り上がらなかった。保安官事務所の女ボスは頼もしい。

サンゲリア(1979年製作の映画)

3.6

イタリアホラーの巨匠ルチオ・フルチ代表作の一つ。いわば「南の島のゾンビ」「ゾンビ in 南の島」。
ニューヨーク湾を漂流していたクルーザーの謎を解くため、船所有者の娘と新聞記者はカリブ
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