しづおさんの映画レビュー・感想・評価

しづお

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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.8

なんとお洒落なホラー映画!
60年代の音楽とファッションで耳も目も楽しい。アニャの魅力もたっぷり。
精神病なのか幽霊マジ見える系なのか揺さぶられるけど、いい感じにまとまっていて心地良し。

キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

4.6

約20年ぶりに再見。
当時もなんて素敵! と思ったけどやはり良い。

王道のホラー要素をきっちりこなしながらも、テンポが良く、怖くてグロくてエロくてシニカルでユーモアもあって、曲も良い。

噛みつく少
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怪物(2023年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

少年2人の演技が輝いてる!
前半の職員一同のダメっぷり演出がやりすぎな印象。後半から人物像が色々変わって見えるためのフリだろうけど、それにしても…。そして、長い!

ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.5

湿原の大自然の美しさと少し怖い感じも捉えた映像美。その中で描かれるお伽話のようなキラキラした恋にキュン!羽を贈り合うなんてロマンチック。主人公がピュアなだけじゃなく逞しいのも良い。大自然、大恋愛、大失>>続きを読む

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

2.9

ほっこりおバカ映画。
マクラビンがイカれた警官と仲良くなっていくの楽しい。車を燃やして盛り上がった後の一瞬寂しい…感じのシーン良かった。

バカ3人組の中の真面目な子がもっとなんかはっちゃけても良かっ
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死霊館(2013年製作の映画)

2.9

ちょっと長く感じた。
家族が大人数なのとオカルト研究家夫妻とアシスタントと警官と…味方な登場人物が多いと怖さが薄まるな。
実話らしいので仕方ない。
ま、実話だから怖いんだけど。

エクソシスト(1973年製作の映画)

3.7

久々に再鑑賞。いい!それぞれ役も奥行きがあって見応えがある。ラストの神父の首元アップが気になったけど何だろ。娘が噛み付くのかと思った。

星の子(2020年製作の映画)

3.1

こういう宗教の描き方って見たことなく、新鮮でリアルだった。特別な事件が起こるわけでもないけれど、引き込まれた。
岡田将生のヤな教師役はハマっていたし、主人公の友人とその彼氏のやりとりはセリフも間もとて
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エクソシスト ビギニング(2004年製作の映画)

2.9

ちょっとインディ・ジョーンズみたいな雰囲気。
シリーズの怖さとは違った、
土着的な怖さと、悪魔の怖さと、
人種差別的な怖さと…色々融合。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

3.6

初鑑賞。テンポ良く、話の筋道もしっかりしていてあっという間。楽しかった!
ガメラ、ギャオスという単語は耳にしたことはあったけど、なるほど、こっちが敵でこっちは味方だったのか。
怪獣同士のスケールのでか
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町奉行日記 鉄火牡丹(1959年製作の映画)

3.9

痛快〜!テンポが良く、あっという間の90分。笑いがありながら、物語もしっかり。勝新が演じる町奉行、カッコいい。立ち回りを室内と外で見せるロングカットもカッコよかった!

アメリカン・ユートピア(2020年製作の映画)

3.9

見終わって、いい気分!になる映画。
メッセージ性の強いショーなので、ライブで観るより、歌詞も分かっていいのかも。主に正面からのライブ映像に、映画だからできる俯瞰とライブ後の様子をごくミニマムにプラス。
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愚行録(2017年製作の映画)

3.7

良かった!
映像も音も役者も。
初めは殺されたエリート夫の愚行を追う形で、次第に登場人物全員の愚行が現れてくる。
夜や雨など暗いシーンの現在と、
海辺やキャンパスなど明るい光の中のペラッペラな青春の過
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ファーストラヴ(2021年製作の映画)

2.0

ただただ、窪塚がカッコ良く、
中村倫也もかっこいい! 
そこに挟まれる北川景子が羨ましい!
と、ただ女子になってしまう、
映画感想を言えない映画。

話としては犯人役に最後裏切られるはず、な感じなのに
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戦国自衛隊1549(2005年製作の映画)

1.0

観なくてよし!

感情置いてけぼりの
コマ割りぶつ切り感。
酷いと久々に思った映画。
タイトルは聞いたことあって、観たことないの? と言われていた映画だったのだけど。観なくて良い映画でした。

後日談
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ハリーの災難(1955年製作の映画)

3.6

心温まるブラックコメディ。
舞台劇みたい。絵本にもできそう。

絵描きがお金の代わりにみんなの欲しいものを要求するシーン、ほんわか〜。
可愛い話と、キマってる構図、色彩のバランスの良さ、それぞれ魅力あ
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(1985年製作の映画)

3.2

最後に妻が車を降りた潔さ、でも追いかけてくるのではと待つ未練。どのシーンの感情も一筋縄でいかなくて、ずしっとくる。
次男は少年期から大人までずっとゲス。

序の舞(1984年製作の映画)

3.3

名取裕子がいい。芯はあるけど情に流される女性役、ぴったり。うなじがエロい。でも可憐なエロさ。謝罪しながらも着物の中に手を入れてくるゲス師匠、笑。でも拒みきれないのね。宮尾登美子原作とあって、女の哀しさ>>続きを読む

ジョナサン ふたつの顔の男(2018年製作の映画)

3.5

行き場のない、もう1人の人格への嫉妬、憧れ、愛情。静かな心理劇で面白い。脳の装置を外すシーンは身の毛がよだった。意外に長くてズルッて…。

岬の兄妹(2018年製作の映画)

4.0

すごい、震えた。役者、映像、音楽、台詞、全ていい!人のどうしようもなさと優しさと強さと…こんな描き方あるんだ、と驚いた。うんこ投げるシーンも驚いた。

知りすぎていた男(1956年製作の映画)

2.5

ここで終わり‼︎ 笑。
ヒッチコック作にしては血もなくハラハラ感も少ないので物足りなかった。ラストのコンサートシーンは盛り上がって良い。

時をかける少女(1983年製作の映画)

1.0

原田知世と深町くんの棒読み。昔の戦隊モノでもなかなか見ないほどの奇妙な特撮。上下白の見ちゃいけないものを見た感じの背徳感ある体操着、岸部一徳視点の女性教師の短パンから見える生足…。ストーリーと関係のな>>続きを読む

病院坂の首縊りの家(1979年製作の映画)

3.4

何度目かの鑑賞。市川崑×石坂浩二の金田一シリーズの中で一番好き。切なさピカイチ。病院坂を下る人力車のラスト、桜田淳子の鬼っ子キャラ&2役目の魅力ある歌、等々力警部が重要証拠をすっとぼける優しさ、佐久間>>続きを読む

サスペクト 薄氷の狂気(2019年製作の映画)

2.6

犯人のオチと、ラストのロマンスの予感…にはゲンナリしたけれど、冒頭のギャルとクールなジイさんのコンビが犯罪者に制裁を加えていくのは良かった。

カット/オフ(2018年製作の映画)

3.0

父娘はシリアスで、内容もサスペンスだけど、お助けキャラが3人それぞれ個性的で良かった。犯人や今起きてる悲劇のミスリードにしっかり騙されて気持ちよい。ラストの犯人出てきた〜! はちょっと安っぽい。

神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

2.9

一章が兄で、二章が弟か…と思ったら本当の主人公はこっちか、という展開。使者たちの因縁の過去も明かされるし、楽しめた。千年間も謝れない大鶴義丹似の使者。笑 そして最後も謝らせてあげないんかーい!

神と共に 第一章:罪と罰(2018年製作の映画)

2.9

地獄を舞台にしたエンタメ。マンガみたいな話で気軽に見られる。母とのあれこれは泣かされるし、いい話。深みはないけど、よい娯楽映画。

イングリッシュ・ペイシェント(1996年製作の映画)

3.3

戦争、死、差別…。重たい話がてんこ盛りだけど、天使のような看護婦が「生」を感じさせてくれる。プラムを齧りながら病人に分けるシーン、大量のモルヒネを注射針に入れながら嗚咽するシーン良かったな。豪華なキャ>>続きを読む

ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.0

オカルト?な匂いを漂わせながら、妊娠の秘密が明らかになっていく。ストーリーも画もしっかりめ。意外と面白い。

悪魔は見ていた(2019年製作の映画)

2.0

なんだそりゃという話からなんだそりゃ、というオチへ。ストーリーも展開も撮り方も、んー…という感じで、印象に残ったのは、主人公の変なおかっぱと、無駄にデカい乳(でも見せてはくれない)。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(2004年製作の映画)

3.0

ハリポタ1〜9章の中では一番良い。3章は「父母を殺した敵」を軸によくまとまっていた。敵なのか味方なのか分からない展開、明かされる秘密もへぇ〜、と思った。 1、2章は出来事を詰め込み過ぎで、一つの映画と>>続きを読む

日日是好日(2018年製作の映画)

2.8

茶室の障子から漏れる光で季節の移ろいがわかり、夏の涼しげな簾戸、冬の雪見障子など、しつらえが綺麗。樹木希林演じるお茶の先生の着物のコーディネイトもよい。
お茶の経験のある人なら、あぁ、わかるなというお
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Wの悲劇(1984年製作の映画)

3.7

久々に観たけれど、以前より感動した。
薬師丸ひろ子の瑞々しさ、少し芋くさい感じ、少女らしい頭の足りなさ、度胸、不安定さ、成長…全部良かった! 三田佳子の大女優ぶりも気持ちいい。蜷川監督の鬼な舞台指導っ
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チャーリー・セズ / マンソンの女たち(2018年製作の映画)

3.3

興味深かった。集団の雰囲気もすごく伝わってくる。刑務所での授業を受け持った女性の葛藤もグッときた。

マックイーン:モードの反逆児(2018年製作の映画)

4.0

天才デザイナーのドキュメンタリー。こんな魅力的な人だったんだ…。彼の人柄や思い出を語る人たちが、とても深く繋がっていたのが伝わる作り。彼の思想がどうショーに反映されてきたのかも描かれていて、感動して泣>>続きを読む

NY 心霊捜査官(2014年製作の映画)

3.4

怖かった〜! 映像も役者も良くて入り込めたので余計怖かった〜!しかも実話というから、尚更怖かった〜!
車の窓の文字に怯え、なんの説明もないのにも震えた。

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