ShoNoMercyさんの映画レビュー・感想・評価 - 8ページ目

ザ・ゲート(1987年製作の映画)

2.7

ジュナイブルホラーファンタジー。地獄の門的なゲートが自宅の庭に開いて、子供たちと悪魔が戦う話。雰囲気がグーニーズっぽい。

基本自宅で話が進行するので、お屋敷ホラーの要素はあるものの、よく言えば子供向
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デモンズ・キラー/美人モデル猟奇連続殺人(1987年製作の映画)

3.2

未亡人のグラビア女社長とその周囲で起こる殺人事件を描くサスペンスホラー。ちなみにデモンズと同監督というだけでデモンズは関係ない。

全員犯人に見える個性豊かな登場キャラクターたち。殺人とサスペンスとエ
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HOUSE ハウス(1977年製作の映画)

3.5

7人の仲良し女子グループが「おばちゃま」の家に行くストーリー。

古い日本のコメディ演出がキツいが、お屋敷ホラーと少女、ビビッドな色使いはどこかサスペリアっぽさを感じさせる。
また日本のホラー作品らし
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シャドー(1982年製作の映画)

3.2

推理小説家の周囲で起こる連続殺人事件を描く。

サスペリアやインフェルノ的な鮮やかな独特の世界観は無く、どちらかと言えば色彩含め落ち着いたホラー作品。
ただ当然アルジェント特有の惨殺シーンもあり、ミス
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

IMAXにて鑑賞。ネタバレになるのでストーリーは詳しく書けないが、映画館で観る映像体験として、本当に素晴らしかった。

難解で一回では理解できず疑問の連続なものの、中盤以降の怒涛の伏線回収には目を見張
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コマンドー(1985年製作の映画)

4.5

プレデターからの流れで再鑑賞。さらわれた娘を脳筋ソルジャーのシュワが救い出すという、シンプルな分かりやすい筋書き。話も小気味よくサクサク進む。

アクションシーンはもちろん、80'sな音楽と空気感、あ
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プレデター(1987年製作の映画)

4.0

再鑑賞。もはや説明不要なSFサバイバルアクション。ストーリーはもちろん、コマンドーチームのキャラ立ちやプレデターの造形・設定は今見ても素晴らしい。

「血が出るなら殺せる」等の名台詞も飛び出す、脳筋ゲ
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ニンジャリアン(1979年製作の映画)

3.2

手裏剣型の生物で攻撃してくるエイリアンとの戦いを描くホラー作品。プレデターの元ネタ?との噂も。

男女4人、ガソリンスタンド、怪しい男、湖、イチャコラして犠牲になる男女…ホラー定石通りすぎる前半は笑っ
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ALIENS エイリアンズ(2005年製作の映画)

3.3

エイリアンvs田舎のヤバい奴ら・TV局のスタッフ。お下劣B級アホ映画だが、テンポも良くグチャドロエログロで面白い。

人間とエイリアンがお互いをブチ殺しまくる様がブレインデッド風味。
その他にもホラー
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エイリアン・バトルロワイヤル(2011年製作の映画)

3.0

個性豊かなアホ登場人物たちと、地球に墜落してしまったエイリアンとの戦いを描く。

エイリアンが一番の常識人&被害者で、完全に巻き込まれているのには笑う。ホラーやSF作品のどこかで見た設定の数々をとりあ
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マスターズ・オブ・ホラー/悪夢の狂宴(1990年製作の映画)

3.0

ジョージ・A・ロメロとダリオ・アルジェントによる二本立てのオムニバスホラー作品。

期待して鑑賞したものの、60分ずつという尺のせいもあってか、二本とも両監督の単独作ほどの濃さや勢いがなく薄味。サスペ
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地獄の門(1980年製作の映画)

4.0

ダンウィッチの街で地獄の門が開いて大変なことになるホラー作品。正直、話の展開は支離滅裂で全く理解できない。

しかしながら、ドリル、テレポート後頭部破壊、蛆虫シャワー等、謎のショックシーンの数々は意味
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ガバリン2 タイムトラぶラー(1987年製作の映画)

3.2

シリーズ2作目。ミイラ化した曽祖父と主人公らが水晶髑髏を守るために奮闘する。

前作のホラー要素は影を潜め、インディージョーンズやジュマンジ的なファンタジーコメディ。
カクカク動く謎生物たちが素晴らし
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ガバリン(1986年製作の映画)

3.5

作家の主人公が、呪われた屋敷に息子を探しにいくお屋敷ホラーコメディ。全体的なテイストが死霊のはらわた2風味。

アナログなクリーチャーが最高だし、謎の唐突な感動ハッピーエンドには突っ込まずにはいられな
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.0

90年代のティーンたちを描いたKIDSテイストな作品。音楽はもちろん素晴らしかったし良いシーンもあったが、ハードルを上げすぎたのか…期待していたほどのカタルシスは得られなかった。

自分が90年代=リ
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ローズマリーの赤ちゃん(1968年製作の映画)

3.5

高級マンションに引っ越してきた夫婦。第一子を妊娠するが、徐々に歯車が狂い出す…

妊娠による精神と肉体の変化、得体の知れないマンション隣人、悪魔崇拝
それらに対する恐怖がしっとりと絡み合い、主演女優の
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スペースバンパイア(1985年製作の映画)

3.5

宇宙で発見され地球に持ち帰られた3体の人間が、実は宇宙吸血鬼だった!というSF作品。

序盤は唯の宇宙系SFなのかと思いきや、吸血鬼、ゾンビ、エロス、パニックとてんこ盛りなカオス具合が良い。どういうオ
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ポルターガイスト(1982年製作の映画)

3.2

一家を襲う心霊現象を描いた、ファミリー向けのホラー映画。

怖さと言うより、アトラクション的心霊現象の数々がお化け屋敷みたいで楽しい作品。
裏話の方がホラーなやつ。

アイドル・ハンズ(1999年製作の映画)

3.7

ボンクラ高校生の右手に、悪魔が宿って人を殺しまくるという、死霊のはらわた2やブレインデッド風味のゆるいティーンホラーコメディ。

登場人物がゾンビ化したり、シュールなスプラッター、ホラー小ネタが楽しい
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

幼少期ぶりに再鑑賞。海賊の宝の地図を見つけた落ちこぼれ少年たちの冒険を描く。

全編を通して子供目線のワクワクドキドキに重きを置いた、制作陣の潔さが素晴らしい。少年時代のピュアな心を思い出させてくれる
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ブックスマート 卒業前夜のパーティーデビュー(2019年製作の映画)

2.0

ガリ勉女主人公2人が、プロムで青春を取り戻す!という話。結論から言うと、ツボに全くハマらなかった。

エグめの下ネタ面白いでしょ?と言わんばかりの一辺倒なギャグ演出には、終始真顔で観てしまい…感動シー
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RE-ANIMATOR 死霊のしたたり3(2003年製作の映画)

3.3

前2作の主人公が逮捕され、刑務所で医師の新しい相棒と出会い、物語が進むシリーズ3作目。

前2作に比べるとテンションは低めだが、後半のお祭り騒ぎはもはや恒例。小学生レベルの下ネタも飛び出し、下らなさす
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死霊のしたたり2(1989年製作の映画)

3.7

シリーズ2作目。前作同様、倫理感ゼロの主人公が蘇生薬を使ってめちゃくちゃやる話。

前作超えのイカレっぷり、人体の部位を使って作られた謎生物の数々に笑ってしまうが、勢いは前作に軍配。ラスト10分くらい
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ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.8

蘇生薬を開発したマッド医学生が巻き起こすホラー?作品。

蘇生された人間たち(ほぼゾンビ)が霞むレベルのマッド医学生のイカレっぷり。
爆笑必至のハイテンションスプラッター具合が素晴らしい快作。

怒霊界エニグマ(1988年製作の映画)

2.5

女子大学を舞台に、いじめられっ子が加害者を血祭りにあげていく話。

ジャケのようなゴア描写と高めなテンションを期待して鑑賞したものの、あっさりとしていて単純に勢いが無い。この時期のフルチ作品はこうなん
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クリープショー3(2006年製作の映画)

3.0

オムニバスホラーの3作目。1のような独特の雰囲気は無く、ちょい怖い普通の短編作品集といった印象。

5つの話に連続性を持たせる必要はあったのか…?などとツッコミつつも、世にも奇妙な物語風な話は楽しめる
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クリープショー(1982年製作の映画)

3.7

ホラー界の巨匠がタッグを組んだ、5つの短編から成るオムニバス形式のホラー作品。
どの話もタイトにまとまっていて、ブラックさもあり、ユーモアもあり面白い。

原作がコミックということもあり、ところどころ
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デーモン・ナイト(1995年製作の映画)

3.7

田舎のボロホテルを舞台に、悪魔との戦いを描くホラーファンタジー作品。
まずはグチョグチョなクリーチャーデザインが大好きなやつ。人間側のキャラ立ちも良い。音楽を含め、90s感も味わい深い。

基本ホテル
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サンゲリア2(1988年製作の映画)

2.7

細菌兵器による感染を描くゾンビもの。

誰に感情移入すれば良いのか謎のまま、恐怖演出も一作目のサンゲリアと比べられる物でもなく。
と思って調べたら、フルチさんが途中降板していたと知って納得。
アグレッ
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ビヨンド(1980年製作の映画)

4.0

地獄の門が開いてゾンビが出てくるホラー作品。

目を見張るべきはゴア描写の数々。特定部位への物理攻撃、液体、虫、動物等…バリエーション豊かすぎて笑ってしまう。
正直ストーリーは全然理解できなかったが、
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真夏の夜のジャズ 4K(1959年製作の映画)

3.8

とにかく夜のライブシーンの臨場感・空気感に脱帽。またアーティストだけでなく、当時の観客達のファッションや立ち振る舞いがサマになっていてカッコ良いのも印象的。

ライブも配信なこのご時世、最高に熱くてク
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狼男アメリカン(1981年製作の映画)

3.5

狼男と化す主人公を描くホラー作品。とにかく変身シーンが見ものなのと、THE FLY的な哀愁すら感じるラスト付近が好きすぎる。

一方シュールな笑いもあり、個人的に後半のとあるシーンは爆笑した。狼男の他
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ブロブ/宇宙からの不明物体(1988年製作の映画)

4.3

宇宙からの生命体による殺戮を描くSFホラー。知能高め+スライム状という特性を活かし、繰り広げられる当時最先端のSFXを使用したゴア描写の数々。女子供老人にも容赦なく、死に方が毎回エグい。

謎が明らか
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SF/ボディ・スナッチャー(1978年製作の映画)

3.7

宇宙人の侵略を描くSF作品。不穏な空気を静かに描く序盤から中盤。色々と衝撃な絶望展開の後半。

ジャケットにも出ているような気味の悪いビジュアル表現の数々が、それらを一層生々しくしており素晴らしい。侵
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ソイレント・グリーン(1973年製作の映画)

3.7

人口増加により貧富の格差が広がった2022年の未来。貧しい人々は衣食住もままならず、ソイレント社の配給食で生き延びていた…

劇中程でないにしても、今現在の地球の問題への警告を70年代にしっかりと描い
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ライド・ライク・ア・ガール(2019年製作の映画)

4.5

家族の愛と強い意志で、逆境の中戦う女性騎手を実話ベースに描く作品。とにかく魅せ方が上手い。

レースの没入感、馬の表情、風景、音楽、フォントの一つまで…
特にラストレースは鳥肌もので、完全に劇中の観客
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