ShoNoMercyさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

ゾンゲリア(1981年製作の映画)

3.7

サンゲリアの亜流か?と見せかけての良質なゾンビミステリー作品。邦題で損してるやつ。

全編に漂う陰鬱とした雰囲気・ミステリー要素も大変良く、ラストシーンはどこかスタイリッシュで印象的。
その反面モロB
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アクアスラッシュ(2019年製作の映画)

2.5

高校の卒業パーティに集まったティーンたち。パッケージまんまなウォータースライダーで、そんなパリピティーンが大殺戮される映画。

一応無駄に複雑な人間関係等あるもののストーリーはあってないようなもので、
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ブラックシープ(2006年製作の映画)

3.5

のどかな牧草地を舞台に、捕食生物と化した羊たちにより繰り広げられる惨劇を描いたホラーコメディ。

ネタ作品かと思いきや、ホラークラシックを意識したようなシーンもあり意外と正統派。ゴア描写もしっかりとし
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スリザー(2006年製作の映画)

3.5

宇宙からの寄生虫による恐怖を描いた、SFホラー。あのMCUのGoGを手がける監督の初期作。

元ネタはいくつか思い浮かぶし目新しさはないものの、スプラッター・クリーチャー・ゾンビ・人体変異と盛り沢山。
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デッド・フライト(2007年製作の映画)

3.2

そこそこ個性豊かな乗客たちを乗せた飛行機でゾンビが発生する話。

演出や脚本等全てがザ・B級なんだけど、それを含めて楽しめる人向け。個人的にはテンポも良くてユーモアもあって笑えたし、特に後半は飛行機な
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インフェルノ(1980年製作の映画)

3.2

魔女3部作の2作目。
何だかよく分からないまま人が死にまくり、謎なシーンが多すぎて笑ってしまう。

しかしながら全編通して赤と青のコントラストを意識した美しい色彩、どこかミスマッチな独特なBGMは変わ
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パラダイム(1987年製作の映画)

3.3

悪魔の復活と緑の汁、神学や数学を絡ませながら進むオカルトホラー。

設定が凝っていて内容が難解なものの、全編通してジメッとした不気味な雰囲気は素晴らしい。悪魔の得体の知れない恐怖感の演出も良い。不穏さ
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ゴースト・ハンターズ(1986年製作の映画)

3.3

中国を舞台にしたアクション作品。カンフーや魔法、モンスター等、良い感じのごった煮B級感。悪く言えば中途半端 笑

ややコテコテながらも、ギャグ演出も良い。カーペンター作品の中では異色な部類なのだろうが
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ゼイラム(1991年製作の映画)

3.5

和製SFアクション。小学生ぶりに再視聴。何故か当時の友人の家で観ていて、しばらくトラウマだった思い出。

改めて今観ると、昭和〜平成初期の日本の雰囲気・戦闘シーンのお経のようなサントラ・特撮感が日本の
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デモンズ2009(2008年製作の映画)

2.0

・デモンズ感ゼロ
・デスゲーム系かと思いきやそうじゃない
・個性豊かな登場人物たちを活かすことなく退場

内容が全く頭に入って来なかったけど、メタル系のBGMは良かった。

悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.3

田舎のモーテルを舞台に、管理人の狂ったオヤジが人を殺す→隣地のワニがいる沼にブチ込む を繰り返す話。

同監督の悪魔のいけにえ的な独特の狂気は無く…
ラストも序盤から予想できるものの、謎のシンセBGM
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チェンジリング(1979年製作の映画)

3.7

事故で妻と娘を失った音楽家の主人公。事故後に屋敷に引越すが…

スプラッターやVFX等無い、クラシカルな幽霊屋敷ホラー作品。ミステリー要素もありつつ、じんわりとした恐怖が良い。

キャンディマン(1992年製作の映画)

3.5

都市伝説「キャンディマン」を題材にしたホラーサスペンス作品。

ホラーにありがちなハイテンションな殺人描写が控えめな反面、都市の闇や人種差別を絡めながら話は進んでいく。
しっとりした映像とクラシカルな
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

4.2

韓国の感染パニック作品。基本を押さえつつ、話はサクサク進む。
新幹線という閉鎖空間で繰り広げられる、謎の王道バトル漫画のような熱さと涙する人間ドラマ。

マ・ドンソクさんがとにかくカッコ良いのと、主人
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ブレインデッド(1992年製作の映画)

4.3

全編に漂うヤベェ感。もはやコメディ。
各キャラクターのキャラ立ち、特に後半のブッ飛び具合、血糊量は唯一無二。

ハイテンションスプラッターホラーの到達点。

クライヴ・バーカー ヘルゾンビ(2006年製作の映画)

1.8

突如意識を失った世界中の子供達。10年後一斉に目覚め、大人を襲い始める!

子供って言っても10年経ってるから半分大人だし、ただただ微妙な設定。子供が襲ってくる恐怖感もなし。ちなみにゾンビものでは無い
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ワールド・ウォーZ(2013年製作の映画)

3.3

ゾンビアクションパニック大作。全力疾走系ゾンビ。ブラピカッケ〜な映画。
終盤の一仕事終えた後のコーラを飲むシーンがCMみたいで印象的。

ウィルスものとしての側面から考えると、コロナの現実とリンクする
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悪魔の毒々パーティ(2008年製作の映画)

3.2

SF同好会、パンクバンドマン、不良、チアリーダー、熱血オヤジ…
個性豊かなキャラクターたちvsゾンビ。

本当にティーンとゾンビが戦うだけの話。青春映画としてのツボを抑えつつ、何も考えずに楽しめる作品
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デイズ・オブ・サンダー(1990年製作の映画)

3.3

青春カーレース映画。今作ではレーサーを演じるトムクルーズが、挫折、ライバルとの戦い、恋愛等を経験し成長していく。

トップガンの陸バージョン…というか戦闘機から車に変わっただけと言っても過言ではなく、
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トップガン(1986年製作の映画)

4.0

トムクルーズ扮する主人公が、様々な経験をしながら空軍パイロットとして成長していく物語。新作に向けて再鑑賞。

手に汗握る戦闘機アクションシーンはもちろん、夕暮れ時にバイクに跨るトムクルーズが最高にクー
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

3.5

酒、ドラッグ、セックス…
思春期のティーンたちのリアル。

音楽も相まって、90年代のありのままのストリートを切り取ったような空気感が良い。
10代の時に観たかったな〜という作品。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

2.8

ミュージカル演出のあるラブコメディ。
音楽と演劇で夢を追い続ける2人。引かれ合い、すれ違い、最後は…

確かに色彩や音楽は凄く良いんだけど、ハードルを上げすぎたのか…個人的にはあんまりハマらなかった。

カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.5

人種差別・家族との葛藤、恋、友情、夢…
ある音楽と出会い、様々な経験をしながら成長していくティーン主人公を描く作品。

まずは圧倒的な80'sの雰囲気と空気感が良い。そして音楽を聴く人なら分かると思う
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ヘヴィ・トリップ/俺たち崖っぷち北欧メタル!(2018年製作の映画)

4.0

メタラーってこんな感じオンパレードなロードムービーコメディ。北欧の空気感が良い。

全編通してのなんとも言えない間がシュール。
後半の展開には特に笑ったのと、ラウドパークを思い出してしんみり。メタラー
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ゾンビコップ(1988年製作の映画)

3.5

C級ゾンビものかと思いきや、ハードボイルド風味のノリの良いゾンビアクション刑事映画。

食材ゾンビ大暴れなシーンがアホすぎて好き。
悲壮感も無く爽やかなエンディングも良い。
雑に感じる部分も多いけど、
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ヒドゥン(1987年製作の映画)

3.5

SFホラーアクションミステリー。次々と前科なしの一般人が殺人を犯すが、その正体は地球外生物だった!

基本ゼイリブ的エイリアンの侵略ものなんだけど、80'sのロックな選曲と雰囲気、カーチェイス、アクシ
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.0

ループモノの元祖。ひたすら1日を繰り返す中で、ビル・マーレイ扮する主人公が変わっていく話。

とにかくビル・マーレイの演技が良い。
最初の卑屈な主人公とエンディング時はまるで別人。1日1日を大切に生き
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タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)

3.5

SF作家H・G・ウェルズが本当にタイムマシンを作って、未来へタイムスリップする話。

先にタイムスリップしていた某有名な殺人鬼も登場し、派手さは無いもののサスペンス・ロマンスとして面白い。

ヒロイン
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SF核戦争後の未来・スレッズ(1984年製作の映画)

3.7

イギリスBBCが制作したテレビ映画。もし80年代に核戦争が起きていたら?という仮定で、戦争の前後をドキュメンタリー的に淡々と描く。

とにかく救いの無いリアルさがトラウマレベル…
真の反戦映画だと感じ
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囚われた国家(2019年製作の映画)

3.5

エイリアンに統括されるようになった国家と、反逆するテロ組織を描く作品。
SFを期待して観ると肩透かしを喰らうけど、話はサクサク進む・リアリティあり・ドラマもありとなかなか面白かった。

作戦決行前のテ
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.2

コロナ後初の映画館で鑑賞。ユルいゾンビ作品。
ゾンビ映画のクラシックへのリスペクトも感じつつ、程よいシュールさでクスッと笑える。

アダム・ドライバーとビル・マーレイの凹凸警官コンビが好きだった。

さまよう魂たち(1996年製作の映画)

3.3

幽霊とグルのインチキ除霊で生計を立てる、マイケル・J・フォックス扮する主人公。そんな主人公が悪霊による事件に巻き込まれる話。

前半はコメディ、後半はホラーサスペンスで2度楽しめる作品。

フェノミナ(1985年製作の映画)

3.8

虫と交信できる少女と、連続殺人事件を巡るホラー作品。
女主人公の可愛さだけで100分持たせてからのジェットコースター具合がヤバい。

あと唐突に流れるメイデンの劇中歌が何ともミスマッチで笑ってしまうや
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.0

バレエの名門学校に入学した主人公を襲う恐怖。

ビビッドな色使い、不安を煽る独特のbgmが印象的なホラークラシック。
アート作品とでも言えるような色彩には魅了された。ただのマニュキアを塗るワンカットで
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ヘルレイザー3(1992年製作の映画)

2.7

シリーズ3作目。

CDぶん投げは笑ったけど、一作目の圧倒的存在感は何処へやら、ピンヘッドさんの小物感が…
エグさが薄まって、ただのホラーアクションに。

ヘルレイザー2(1988年製作の映画)

3.5

シリーズ2作目。話の内容的には前作の続き。今度は地獄に行く話。

世界観はそのままに、ファンタジー増し・スプラッター増しでエンタメ要素多め。
個人的には一作目より好きな作品。