shoさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

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8月の誘惑(1996年製作の映画)

2.5

アンソニー・ホプキンスの初監督作品。

退廃的なウェールズの荘園を取り巻く話。50代を過ぎた男が自分の人生を呪う姿は何とも切なかった。

複製された男(2013年製作の映画)

3.5

一度見ただけではなかなか詳細まで掴むのは難しい。蜘蛛が確実にメタファーであるのは間違いなく、話をもう一度思い返してみるとかなり寓意を含む映画である。忽然と突き付けられるラストカットには驚きを禁じ得ない>>続きを読む

アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

4.5

さすがリチャード・カーティスという秀作。シナリオに合ったロケーションが見事で、ロンドンの見せ方がとにかく巧かった。本作が最後の監督作品になるのは本当に残念である。

主演2人は元より、ビル・ナイ、リチ
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薄氷の殺人(2014年製作の映画)

2.0

終焉を考えると原題の方が合点がいくように思えた。

アイ・アム・ニューマン 新しい人生の見つけ方(2012年製作の映画)

2.5

人間変わろうと思ってもそうそう変われるもんじゃないというのが、現実的に表現されていて親近感が持てた。

主役二人の演技をしている感じがいい意味であまり感じられないので妙に等身大な目線で楽しめた。

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蜩ノ記(2013年製作の映画)

3.0

人としての潔さ、真摯な様が美しく描かれていた。

渇き。(2013年製作の映画)

3.0

見たくない現実がたくさん見えてしまいなかなか辛いハードな映画だった。

役所広司とオダギリ・ジョーの一騎討ちが特に脳裏に焼き付いた。

歌行燈(1960年製作の映画)

3.5

喜多八から習得した舞“玉の段”を、恩地源三郎と辺見雪叟に披露するシーンが何とも言えない見所だった。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.5

後手後手に事実を突きつけられる内容。ある種の怨念や執念を見せつけられるようで、猟奇的な殺戮やホラー映画よりも怖さを感じた。

主要キャストを絞って限りなく無駄な情報を排除しているのがより主観的に作品に
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愛と呼ばれるもの(1993年製作の映画)

3.0

カントリーミュージックで大成する夢を持って、NYからナッシュビルへ。オーディションでの朗報はなく同じ境遇の仲間と意気投合。そして出会った仲間との色恋。

と、ストーリーとしては特別代わり映えしない。に
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インターステラー(2014年製作の映画)

4.5

この作品を観て、より宇宙や物理、重力の知識を得たいと思った。

ドラマとしても無論いい作品だが、今後の科学の進歩を期待せずにいられない、造詣が深い秀作だった。

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.0

作品に吸い込まれるような衣裳、美術、セットの作り込みのクオリティがとにかく高い。キャラクターの設定も緻密で、パーツパーツでは、スターウォーズにも匹敵するのではないだろうか。

見終わったあとの全体の物
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.5

文句無しの秀作。

ボブ・クリューが妙にハマって特に記憶に残っている。

レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ(1989年製作の映画)

4.0

すべてにおいて振り切った作品。笑いにしても、小道具にしてもとにかくセンスがいい。90分のコントを見せられた爽快な内容である。

SHAME シェイム(2011年製作の映画)

4.5

ブランドンの心理描写がとにかく巧く現されていた。

脚本、演出、演技、カメラ、ライティング、音楽と、すべてにおいて調和がなされていて、いいチームで映画製作されたことが容易に想像できた。

サード・パーソン(2013年製作の映画)

3.8

最後まで気が抜けないスリリングな内容。正直一度見ただけでは内容を理解できなかった。よく練られた脚本で、巧みに映像化してある。

図書館戦争(2013年製作の映画)

2.4

まるで焚書坑儒。いつこういった時代が訪れるかわからない、鋭い嗅覚を持った映画だと思う。

男はつらいよ(1969年製作の映画)

4.5

国民的スター"寅さん"を恥ずかしながらも初鑑賞。

早とちりで喧嘩っ早く、外連味だらけで少なくとも劇中の登場人物全員から愛されているという感じは正直しない。にも関わらず、幕が閉じると何とも言えぬ感傷に
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座頭市海を渡る(1966年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

これまで斬った者達への供養をするため、四国八十八箇所を巡る市。

結果、場所は変われど人を殺めてしまい、宿命からは逃れられない様を描いた作品。

カフェ・ド・フロール(2011年製作の映画)

1.5

パリの名店カフェ・ド・フロールにまつわる話だと勝手に決め込み、予備知識なしで鑑賞。30分でオチが見えてしまい何ともいたたまれなかった…

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.0

背番号42は、メジャーリーグ全球団で永久欠番となっていることを、この映画を通じて知った。

当たり前のように野球ができなかった環境の中で、記録にも記憶にも残るプレーを続けたジャッキー・ロビンソンに敬意
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ウィズネイルと僕(1988年製作の映画)

3.5

10代の青春映画ではなく、30代でわりといい年齢なのにくすぶっている男2人にフォーカスしているのが新鮮だった。

世の中に不満はあり、野心も持ちながらもどう動けばわからないという精神状態がとにかくリア
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ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

4.3

誰もが驚く劇的なハッピーエンドではなく、みじかな生活の中に起こる、ささやかな喜びを感じられる終焉。

徹頭徹尾、世界観が統一され、何を見せたいのか、何を感じて欲しいのかが明確な演出だと思う。秀作。

フォロー・ミー(1972年製作の映画)

3.5

誰も死ぬことなく問題解決するという今までに探偵物作品。

トポルの全身白のコーディネートにベスパというスタイルが非常に粋である。

アフロ田中(2012年製作の映画)

2.5

映画の終わり方を考えると、原作をある程度知っていないと全体的に少し薄く見えてしまうような気がした。

無断欠勤した田中が社長に謝りに行くシーン。謝辞を言えない謎の田中に対して、リリー・フランキーの「も
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