shokenさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

shoken

shoken

映画(310)
ドラマ(1)
アニメ(0)

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.0

前作がヒットして続編製作が決まったとき凄く複雑だった。前作はエグジーが色々と引き継いで終盤で紳士になるところがテンション上がったけど、その続きって…。何を描いても自分には響かないかなと思っていたら、今>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

3.9

怒鳴ってばかりだけど、なんだかんだ助ける主人公は普通に優しい。近所の人たちと上辺だけの探り探りな関係ではなく、フランクな、ちょっと図々しい関係がよかった。そこはお国柄もあると思うので、自分の周りがあん>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.7

子供の頃から当たり前に思っていたことが実は全然当たり前じゃなかったときのショックは共感した。葬るとき皆笑顔なのがよかった。
家族で岩登りしてるシーンはシュールで流石に笑った。
ラストがよかった。ラスト
>>続きを読む

ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

いつ人が死ぬかわからないので基地のシーン以外は殆ど息が詰まりそうだった。今までそこに居た人が一瞬で居なくなってしまうことを受け入れるなんて、あまりにも酷だと思った。
途中に出てきた非人道的過ぎる爆弾が
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

3.9

感情が読み取れないような表情をしていて、解釈は観ている側に委ねられている感じがした。終盤も色々と曖昧で、そこの解釈も観てる側次第だと思った。
映画とはいえ、難民の現実を描いているので勉強になる。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

てんやわんやの展開で気が付いたら感動的なラストになっていた。居場所がなかった人が、居場所ができたと感じられたのは主人公の功績の一つなんだろうけど、そういうところもスーッと入ってこなかった。終盤の大型動>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

全体的に色彩が素晴らしかった。
最後の質問に対する答は強がりではなく本心からなんだと思った。エンドロール直前のシーンが、音楽や撮り方を含めて好き。
過去の出来事はあくまで過去であって、今は今という生き
>>続きを読む

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

4.2

赤い髪の女性のインパクトが凄かった。堂々と黒衣が出てきたり、街の絵が動いたり、いけないことを逆手に取ったような演出が斬新で面白かった。何ヵ所か、これは真剣なのかそれともちょっとふざけてるのか、笑わせに>>続きを読む

ドリーム(2016年製作の映画)

4.3

先陣を切って道を切り開こうとする勇気やら度胸がすごいと思った。当時の実際の風当たりはもっと強かったんだろうなと思うと、尚更尊敬する。

トイレに行くシーンは少し滑稽で、それを説明するシーンは物凄くスカ
>>続きを読む

ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

3.8

あんなものが砂浜に沢山埋まっているなんて、想像するだけでゾッとする。誰が悪いかとかは置いといて、子供たちと主人公が不憫に思えた。

パターソン(2016年製作の映画)

4.9

わかりやすい派手な幸せではなく、温かくにじみ出てくるような幸せが伝わってきた。主人公の、地に足をつけて淡々と生きてる姿を見て尊敬した。と同時に、羨ましいとも思った。

5.0にしたいくらいだけど、自分
>>続きを読む

ヤンヤン 夏の想い出(2000年製作の映画)

5.0

一つの作品の中で、印象的な場面や台詞がこんなにもあるなんてそうそうないと思う。観終わってからもかなり考えさせられた。とにかく素晴らしい作品。
ヤンヤンのカメラを首から下げた姿と、お父さんの哀愁漂う背中
>>続きを読む

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.9

悔しいことを言われたりしたときの対処法を主人公が話す姿を見て、何度もそうやってきたんだろうなと思うと辛くなった。
作品全体を通して、母性のようなものがすごく伝わってきた。

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

子役の女の子がすごくよかった。
お祖母ちゃん、気は確か?って思ってしまった。

勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.8

金曜日の誘いを断る口実がよかった。自分もネタとして使わせてもらおうと思った。
どんな人であろうと、人のことをキミと呼ぶ人はどうかと思う。
ニは終盤になって本当いい奴だと思った。
前野朋哉が出た瞬間、お
>>続きを読む

ショート・ターム(2013年製作の映画)

4.0

作品の中での歌詞と物語に釘付けになった。皆で集まって何かをしているときや職員同士で話をしているときに、突然何かが起こって空気が一瞬で変わるのが印象的だった。

ポスターのシーンは笑い事ではないはずなの
>>続きを読む

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.6

説明の少ないラストが秀逸で、切なかった。
主人公の不安定な感じとか、人生を音楽に捧げているが故の孤独感がよくにじみ出ていて、観ているこちらもしんどかった。

裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

4.0

二回観た上にネットの解説まで読んでようやくわかってきた。当然のことながら原作はもっと奥深いらしい。そのうち三回目の鑑賞があると思う。

終盤のネタバレがわかっていても、それ以外の部分、登場人物の表情と
>>続きを読む

あなた、その川を渡らないで(2014年製作の映画)

3.3

よく撮影させてもらえたなと思うシーンが幾つかあった。
おじいちゃんが可愛い。
パジャマの話をするおばあちゃんの表情が何とも言えない。

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.6

司法試験の真実が、単純なのに一番衝撃的だった。
ラストの後日談のテロップまで含めて、凄いなと思った。

全体的に、良い意味でも悪い意味でも、王道な作品だと思った。

マイ・ベスト・フレンド(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

もうすぐ死んでしまう癌患者の親友の側での出産が、対照的なものを描いていて印象的だった。
乳癌の精神面での辛さがよく伝わってきて、ほぼ無知に等しかった自分にとっては勉強になった。

癌患者のネガティブな
>>続きを読む

探偵はBARにいる3(2017年製作の映画)

3.6

喫茶店のウェイトレスがよかった。喫茶店のシーンは安定の面白さで、屋外でのシーンもよかった。何より栗山監督の呼び方がよかった。

リリー・フランキーがああいう役をやると本気で恐いと思った。鈴木砂羽の昔の
>>続きを読む

プライベート・ライアン(1998年製作の映画)

3.9

観るのしんどいだろうなと思って、今までずっと避けてきた作品。
残酷な描写はとてもリアル。最後の最後は興醒めしてしまった。良くも悪くも大作らしかった。
アパムの葛藤がとても伝わってきて、観終わってもそこ
>>続きを読む

グローリー・ロード(2006年製作の映画)

3.6

気になるところが多々あって感情移入もしづらいけど、振り切った感じは好感が持てるし、内容は好き。何かが惜しくて残念な感じがとても勿体ない。
66年のこの出来事を知らなかったので観てよかった。

オトトキ(2017年製作の映画)

4.0

四人の関係性が素敵。
関係ないけど、東京ドームが楽しすぎたので、福岡もかなり楽しみ。

きっと、いい日が待っている(2016年製作の映画)

3.8

どんな環境であろうと、人間は良くも悪くも染まっていくんだなと思った。その他大勢の教師たちはどう感じていたんだろう。
あの女性教師がいてくれてよかった。

スモーク(1995年製作の映画)

4.6

普段煙草は吸わないし煙も苦手だけど、この作品では煙が温かく感じられて、ちょっと幸福感にすら包まれる。特にラストの二人の間の煙がいい。
白黒はっきりさせることも大事だけど、グレーのままの方がいいこともあ
>>続きを読む

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.7

あの場所での生存者が、加害者も被害者も、今どうしているかということを考えたことがなかったので勉強になった。あの時代を知らない世代とか信者とか、知らなかったことが盛り沢山で興味深かった。凄まじい恨みがよ>>続きを読む

ミックス。(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

予告編でたった数秒出てきた蒼井優に心奪われ、完全に蒼井優目当てで観た。
最初の登場シーンでもうにんまり。スクリーンの端にギリギリ映っているだけなのに。口数少なく無愛想に麻婆豆腐を置く。それだけなのに。
>>続きを読む

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.0

床屋での3人のシーンがよかった。少年の成長に手を貸すじいさんたちに年長者の余裕と寛大さを感じた。

息子家族との関係や奥さんが神父さんに言っておいたこと、戦争の過去などがあってのラストが切なかった。
>>続きを読む

ビッグ(1988年製作の映画)

4.0

演奏のシーンが好きすぎて、戻して何度も観た。自分にとって忘れられない名シーンの一つになった。
この時代のアメリカのファッションや髪型を見てると温かく感じる。
トムハンクスはやっぱり偉大だと改めて思った
>>続きを読む

彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

原作は未読だけどきっと素晴らしいんだと思う。蒼井優も阿部サダヲもよかったのに、色々と細かいところが気になって二人がかわいそうだった。
DVDのクレームはさすがに笑った。

わたしたち(2016年製作の映画)

3.9

大人には大人の事情があるように子供にも子供の事情があることを忘れてはいけないと思った。子供の世界にも暗黙のルールがあって、大人がとやかく言うものじゃない。皆それぞれ、ひとりで歯を食いしばって懸命に生き>>続きを読む

ライフ・イズ・ビューティフル(1997年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

通訳するシーンの、恐怖とユーモアという正反対のものが隣り合わせみたいな構図がよかった。大人になった息子は、作品後半でのトラウマになるような日々をどのように記憶しているのだろうかと思った。
前半と後半で
>>続きを読む

遠い夜明け(1987年製作の映画)

3.8

昔教科書に太字で載っていたアパルトヘイトの実態がこんなにも酷かったとは。知らなかったことが恥ずかしい。

正気とは思えないシーンが多く、やたらと拘束や逮捕といった言葉が出てきて恐怖を感じた。

ギフト 僕がきみに残せるもの(2016年製作の映画)

4.0

グリーソンと奥さんがとにかく凄いと思った。本やネットではわからないリアルな感情が伝わってきた。
ちょっとそこ走ってみるわみたいなシーンは一気に胸が苦しくなった。
ALSのことを殆ど知らなかったので、観
>>続きを読む