しんたろうさんの映画レビュー・感想・評価

しんたろう

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ヘイトフル・エイト(2015年製作の映画)

5.0

誰がなんと言おうとタランティーノが世界で一番最高な監督。黙って全員みろ

最高すぎる。映画を好きにさせてくれる。頼むから次回作頑張って作ってくれ。

プラットフォーム(2019年製作の映画)

3.5

可視化したのおもろい。
内容が濃いようで薄いような気もするけど、これを映像化しようと思って具現化した過程にあっぱれ、かな。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.9

ただのsfストップモーションかと思いきや、キャラクターがしっかりしていて、かつ世界観も守られていて、言語にも曲にも独自性があってすごい。

アレクサンダーたち(黒い丸っこい3人組)は物語においてよく登
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ギルバート・グレイプ(1993年製作の映画)

4.5

アメリカの田舎町に住む家族の温かい話かと思いきや、すごい冷酷さがあってびっくりした。

試練がギルバートに常に突き刺ささりに来て可哀想と思う反面、でもそれをどうにかアーニーへの確固たる愛だけで貫き通す
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.0

時空とかの概念が入った現代的SF。

途中ついていけない(科学的根拠が全ストーリーにおいて理解できない感じ)くらいがやっぱり面白い。

SF映画でよくある科学だけでなんとか解釈させようとする感じではな
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未知との遭遇 特別編(1980年製作の映画)

4.9

見たことない世界の無限に広がる可能性っていい。今見てもただただ先にいつか起こりそうな未来を見せられてる感じがした。

光と音でコミュニケーションとるのまじでいい。低音と高音で呼応し合うシーン最高。
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マッチ工場の少女(1990年製作の映画)

4.3

カットがざく切り感が強くて、淡々とストーリーが進んでいく印象だった。

主人公に女性がすごい美人というわけではなくて、そこが物語を悲観的にしているし、表情が常にムスっとしているのも味が出てる。他の
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スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース(2023年製作の映画)

3.9

続編パターンかーい。

今回は前作に比べて、それぞれのマルチバースの世界の描写が多くて、それぞれの世界によって色をくっくりと分けてるから、視覚的により楽しかった。前作でなんでもやっていいんだって世間か
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

4.0

スパイダーマンいいなやっぱり。グウェンは毎回可愛い。

実写とCGの融合で先陣を切るMCUにアニメーションで本気で対抗するSONYの構図めちゃめっちゃいい。個人的にSONYの圧勝。

ものすごい数のス
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.3

芸術的描写とか抽象的な描写の映画への入門映画。鑑賞者を置いて行き過ぎない塩梅がうまい。

ベラにとって不思議に感じることは、世の不条理ばかりで、そういうテーマを子どもを主人公として描くことで大体考えて
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.6

ヴィムヴェンダースから見る日本が美しくて、感動した。
日本に住んでいる自分からしたら、銭湯に行くこと、フィルムカメラの現像をしに行くこと、駅に併設されてる居酒屋に行くこと、は日常的で平凡な日々だと思え
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銀河鉄道の父(2023年製作の映画)

3.3

色もいいし、カメラワークもよく動く。いい意味で邦画っぽさを抜けている。けど、すりゃいいってもんじゃないっていうのも同時にすごい学べた。

小説が原作だから仕方ないかもしれないが、積み木式に物語が組まれ
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ウエスト・サイド・ストーリー(2021年製作の映画)

3.7

脚本はすごい無理やりで、感情移入する前にかっ飛ばされちゃう。

ただスティーブンスピルバーグが監督なのがひしひしと伝わってきて、足の間に人を配置したり、ネオンの文字の丸い中、対峙してる人間の間に人を置
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ゾディアック(2006年製作の映画)

3.6

ストーリーのテンポ感が映画が終わっていくのにつれ早くなっていって緊張が増していく感じはフィンチャー節。けど、この話は元から面白いに決まってる。まず実話という時点でみんなはフィクションとは違って興味を持>>続きを読む

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.9

半端ねえ。大家の娘の祖母が亡くなる描写が一番くらった。そのためだけにとっておいたのかよ!と見事やられました。追い詰められるターに追い打ちをかけるようにやってくる死という恐怖を映像的に、視覚的に(セリフ>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

観終わった後に全ての感じうる感覚に興奮してて大麻状態だった。ピクサーってキャラクターが本当にしっかりしてて(逆に実写以上に求められるからめっちゃ練ってるんだろうけど)出てくる人物1人1人が映画のスクリ>>続きを読む

ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女(2005年製作の映画)

3.2

不思議の国のアリス的な物語展開はワクワクするしディズニーの枠にもハマってて好きだった。ただアスラン陣営がほぼ無敵状態で全然面白くない。先が読めに読める。というか教えにきてる。主人公の男の子がやばいって>>続きを読む

ピクサー・ストーリー〜スタジオの軌跡(2007年製作の映画)

4.0

波瀾万丈ピクサー秘話、素敵。
ただジョン・ラセターはセクハラ問題で解雇されたしディズニー視点での素敵な職場イメージを発信したいっていう思惑もあるような気もする。何にせよ夢あるな。いつか追いついてみせま
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

カメラを見て話したり過去と同時に存在したり、主人公の頭の中の世界を中心に世界は進んでいて、その点新しくてすごく面白かった。けどウディアレン作品全体的に中盤あたりで間延びを感じて会話劇で飽きちゃう。面白>>続きを読む

羊たちの沈黙(1990年製作の映画)

4.9

出ました映画を好きにさせる映画。
精神異常の人が行う犯罪の動機は大体、社会に外れものにされた腹いせであることが多くて、「ジョーカー」もそのいい例。今回は主人公が警察(正義)側であったけど、にも関わらず
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

4.0

この映画の「とるにたらない」感が好き。
NY州の標語も、応援チームのかけも、みんな知ってるしわざわざ映画で取り上げるほどの題材じゃない。けど、精神病院に行っていた主人公が、とるにならない理由でダンスコ
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ぼくの伯父さん(1958年製作の映画)

4.5

モダニズム(今見るとだいぶ感じにくいけど)への風刺と、富裕層と貧困層の生活の違いをうまく表現していて、どちらかといえば貧困層の伯父さんの方が生活は充実していて、隣人からも愛されている。一方、子供の両親>>続きを読む

ジャッキー・ブラウン(1997年製作の映画)

4.5

タランティーノの映画を観てると、自然とその世界に入り込める。その信頼があるから変に気負わなくても映画を観れる。映画を好きにさせてくれる映画。戻ってきたくなるよなー映画に。
やっぱり好きです結婚してくだ
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ヴィレッジ(2004年製作の映画)

4.8

周りに人がいることを忘れて映画に引き込まれる体験できた…これできる映画なかなかない。後でじっくり書きます。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

よーーーやっと観れた。
2回目観て怖くなるやつな、脚本で怖がわらせにきてんなーっていう下心がみえつつ、面白かった。結局宗教の話に持っていくんかいとは思った。ホラーは明らか勉強不足。好きじゃないけど見な
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ほんとうのピノッキオ(2019年製作の映画)

4.9

自分がこういうタイプのヨーロッパおとぎ話的な映画が好きなことに気づいた。

現実とは明らかに解離されていて、人間も人形が喋ることに大して違和感も持っていないあたりから気づいたら世界に入り込んでた。
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

1.0

いやいやいや、耳聞こえない人の苦悩を馬鹿にしていないか流石に。
こういうセンシティブな内容を取り扱う場合、徹底的にかつ丁寧に描かなきゃいけない。けど、雑やし主人公の主軸の話とは別軸やけど、聴覚障がいの
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ピーター・パン(1953年製作の映画)

2.0

子供の頃に見てたとしても大人になったら記憶から消えてそうくらいの面白くなさ。
でもこれが子ども向け映画なんかなー!

パージ(2013年製作の映画)

3.5

逃げてきた人の存在を完全に忘れてて、一発かまされた。おもろい。

けどカメラ動きすぎてて全体像が掴みづらい。

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.0

タランティーノって日本好きなんやーーーええやん俺もタランティーノ大好きやでーーー

オリオンビールの服とか、シーサーとかしっかり細かい作り込みと日本へのリスペクトを感じて、多分自分が知らん国を取り扱う
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