しあさんの映画レビュー・感想・評価

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デヴィッド・ボウイ ムーンエイジ・デイドリーム(2022年製作の映画)

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ボウイの音楽と様々な映像の鮮烈なコラージュ。全編ボウイ自身が語る言葉で綴られていて、どんなに成功しても彼が常に表現することに貪欲で変化し続けたことに感動した...。そしてやっぱり音楽が素晴らしかった。

search/#サーチ2(2023年製作の映画)

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2作目か~どれどれくらいな気持ちで観たけど、これは1作目超えてきたな~!よりテンポが早くてグイグイ引き込まれるし、謎解きとサスペンス要素も練られてて面白かった!
映画館で没入して観れてよかったけど、こ
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幻滅(2021年製作の映画)

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19世紀フランスが舞台の作品。田舎からパリに出て自分の居場所を見つけようとする野心家の主人公が情報操作や権力争いに翻弄される姿は現代にも通じるところがあって面白かった。主人公のリュシアン役はSumme>>続きを読む

スタイルウォーズ(1983年製作の映画)

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ヒップホップ黎明期の、主にグラフィティに焦点を当てた記録映画。ライターがデザインを考えスプレーを駆使して自らの名前をボムする姿が生々しかった。消されたり上塗りされる「落書き」だとしても、若者たちの自己>>続きを読む

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

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航空事故調査の音声分析官が主人公というちょっとマニアックな視点のサスペンスだった。音が鍵になるので映画館で私も一緒に耳を傾けて聴こえてくる音に怖さが増したし、主人公がどんどん捜査に没頭していく姿にハラ>>続きを読む

夜空に星のあるように(1967年製作の映画)

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リバイバル上映を鑑賞。ドキュメンタリー的に描かれる60年代イギリスのリアルな空気。貧しさと男たちに翻弄されながらも懸命に生きる女性ジョイそのままの雰囲気のキャロル・ホワイト、若きテレンス・スタンプの佇>>続きを読む

ジュ・テーム・モワ・ノン・プリュ 4K 完全無修正版(1975年製作の映画)

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昔観た時は良かったとは言えなかった。改めて観て、掃き溜めで純粋な美しさを見つけたクラスキーとひたすら愛されることを求めたジョニーの日々は、ただ不毛なだけだったんじゃなくて確かに愛があったんだと感じた.>>続きを読む

メグレと若い女の死(2022年製作の映画)

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50年代のパリの雰囲気漂う衣装、装飾品や小物まで全てがクラシカルで美しかった...。パトリス・ルコントが撮る古典ミステリー、淡々と静かに物語は進むけど、こういう映像で観たかったと、私はとても好みでした>>続きを読む

マリー・クワント スウィンギング・ロンドンの伝説(2021年製作の映画)

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マリー・クワント。60年代のイギリス、スウィンギング・ロンドンの時代を作ったひとり。このドキュメンタリーでは彼女がどうやって自分のスタイルを確立していったか、移りゆく流行の中で彼女がファッションをビジ>>続きを読む

アザー・ミュージック(2019年製作の映画)

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NYの伝説のレコード店「アザー・ミュージック」のドキュメンタリー。2016年に惜しまれつつ閉店したこの店には行ったことがなくても10代の頃通ってたレコードショップや自分が働いていた店を思い出してちょっ>>続きを読む

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

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美しく恐ろしい物語だった。寓話と前置きがあったのも納得。とにかくクリステン・スチュワートの演技が素晴しく、その熱演に胸が締め付けられた。息子たちとのシーンは忘れられない。
印象的なカメラワークとジョニ
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ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ(2020年製作の映画)

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クイーンのボヘミアン・ラプソディが生まれたスタジオとして有名(その割に取り上げ方があっさりだったのは何か権利の関係かな?)だけど、その他にも錚々たるバンドがレコーディングをした伝説のスタジオ。ストーン>>続きを読む

クリエイション・ストーリーズ 世界の音楽シーンを塗り替えた男(2021年製作の映画)

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クリエーションレーベルには好きなバンドも多いけど実はアラン・マッギーその人については知らないことも多く伝記ものとして新鮮に楽しめた。所属バンドとの有名なエピソードにはニヤリ。そしてダ二ー・ボイルのセッ>>続きを読む

アネット(2021年製作の映画)

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カラックスが手掛けるミュージカルということで多少身構えて観た。奇抜な展開や不気味な描写はリアリティをぶっ飛ばした面白さがあったけど、ストーリーはカラックスの内省から生まれたものかもしれないなと感じた。>>続きを読む

ビューティフル・ボーイ(2018年製作の映画)

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ちょっとした好奇心からドラッグの沼にハマっていく息子、息子をなんとか沼から引きずり出そうとする父親。シャラメの美しさが、堕ちていく息子の悲惨さを逆に際立たせていた。父の愛は痛いほど伝わったけど、現実に>>続きを読む

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

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ディカプリオとブラピ、二人のベテランならではの余裕と遊びのある演技最高だったし、何しろ60年代のカルチャーに興味がある自分にとっては見所満載だった。実在した俳優が出てきたり、当時のイギリス映画「ジョア>>続きを読む

エルヴィス(2022年製作の映画)

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ピンクのスーツを着た白人青年が歌い始めた時、今まで見たことがないものを目にした衝撃に熱狂する観客たち。エルヴィス登場のシーンは、映画館で自分も震えたし忘れられない...
圧倒的なカリスマ性とパフォーマ
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エゴン・シーレ 死と乙女(2016年製作の映画)

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世のタブーなどお構いなしに芸術家としての欲のまま描き続けたシーレ。非情で自己中ながら人を惹き付けてしまう魅力を持った人物だったんだろう...
建物や服や家具までが退廃的な美しさを醸し出していて毎シーン
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ロックンロール・ハイスクール(1979年製作の映画)

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Ramones大好きな10代の頃にレンタルして観た思い出の映画。サントラも持ってる。B級映画のおバカな感じも70年代のレトロアメリカンな感じも今観たら新鮮じゃないかな。RamonesがI Just W>>続きを読む

ベイビーティース(2019年製作の映画)

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不良青年モーゼスに恋し、不安から解き放たれたように一瞬一瞬を鮮やかに生きたミラ。危なっかしく不安定だけどその表情はキラキラ輝いていた。チャプターごとページをめくるように淡々と軽やかに見せてくれた彼女の>>続きを読む

リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

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「リコリス・ピザ」が見せてくれた70年代初頭のアメリカの景色や空気を、なぜか知るはずもない私までが懐かしく感じたのは不思議。2人の偶然の出会いから動き出した奇妙な青春の日々を思い返してはクスッとしてし>>続きを読む

カモン カモン(2021年製作の映画)

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ジェシー役のウディ・ノーマンくんを見つけたことがもう大成功だと思った。
子どもって大人のことをよく見ていて鋭い。甥っ子との時間を通じて自分を見つめ直していく伯父ジョニー。ドキュメンタリーのように淡々と
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MISS ミス・フランスになりたい!(2020年製作の映画)

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審査員にミスフランスになりたいかと聞かれ「何者かに」と答えたアレックス。ミスコンへの挑戦は性別や外見では測れない本来の自分を探す旅だった。家族同然の周りの仲間やライバル達との関係もよかった。

﹣他人
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ジギー・スターダスト 2002年サウンドリミックス・デジタルレストア版(1973年製作の映画)

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1973年の7月に行われたデヴィッド・ボウイのロンドン公演のドキュメンタリーがボウイ生誕75周年を記念してリバイバル公開。実はこの映画のDVDは持っているのだけど、ジギー時代バリバリのボウイをスクリー>>続きを読む

悪なき殺人(2019年製作の映画)

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面白かった!前情報入れずに観て大正解。邦題とポスターだけでは予想できない展開に引き込まれた。ネタバレになってしまうから語れない系の映画。点と点が繋がって思ってもいないところで伏線が回収されていくドキド>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

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上映時間3時間に及び腰になって公開時に観なかったことを後悔してたから再上映ありがたかった。印象的なシーンも多くて、登場人物の心情に触れていくうちに入り込んでいった。情景が思い浮かんで不思議な余韻が残る>>続きを読む

花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

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これは刺さる人にはかなり刺さる映画だ...。かくいう私も若き日の自分に投影しながら観てしまった。くすぐったかったり切なかったりもやもやしたり。
こんなに趣味の合う人と出会えたという高揚感に満ちた恋の始
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search/サーチ(2018年製作の映画)

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全編PC画面だけで構成された作品。
父親が失踪した娘の情報を探すために検索するのが架空の検索エンジンやSNSではなく、google、Facebookやインスタなど現実に存在するものなのか
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

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憧れや好奇心から始まった気持ちが徐々に熱を帯びていく様が、少年でもない青年でもないあの時期特有の危うさと奔放さと相まって…眩く切なかった。
風景、音楽、主演のティモシー・シャラメが儚い夢のように美しか
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

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終わったあと、すごい映画を観た。と思わず口に出して言ってしまいそうになった。
こんな展開って…想像できなかった。
笑って呆気にとられて緊張して震えて考えさせられて驚いて…ネタバレできないから感想もうま
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レディ・バード(2017年製作の映画)

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退屈な田舎町から飛び出したいと願う毎日。母親との微妙な距離感に悩みながら、自分でつけた名前を名乗り、友達にイケてると思われたいから嘘もつき、恋をすれば舞い上がり、そして傷つく。
17〜18歳ってこんな
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気狂いピエロ(1965年製作の映画)

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ジャン=リュック・ゴダール監督の65年作「気狂いピエロ」がデジタルリマスター版で劇場公開されたので観に行った。初めて観たのはまだ学生の時だったけど当時と印象はあまり変わらない。赤や青のビビッドな色彩、>>続きを読む

僕たちは希望という名の列車に乗った(2018年製作の映画)

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1956年東ドイツ。高校生たちがちょっとした好奇心と正義感で起こした行動。それによって、彼らは今自分たちがいる社会の現実に直面する。大きな圧力により選択を迫られる彼らの、友情や家族の思いに揺れながらも>>続きを読む

ディーバ デジタルリマスター版(1981年製作の映画)

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昔レンタルで観て感銘を受けた作品で本当に久しぶりの鑑賞だったけど、冒頭のディーバの歌声、そしてジュールの部屋を見てああこれだと懐かしさで胸がいっぱいに...
サスペンスだけどロマンスやアクションの見せ
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ゴヤの名画と優しい泥棒(2020年製作の映画)

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英国らしい粋とウィットに溢れていた良作。頑固で雄弁でちょっと厄介だけど憎めないケンプトンと彼に振り回されながら堅実に支える妻ドロシーが素敵だった。ビートルズ前夜の61年イギリスの薄曇りでレトロな感じも>>続きを読む

リスペクト(2021年製作の映画)

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音楽の力に心揺さぶられた。この映画で流れるアレサの曲は知ってるのにアレサその人について私はほとんど知らなかった。Fameスタジオでのレコーディング、深夜の姉妹のボーカルセッション...魔法のようなケミ>>続きを読む

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