しおまねきさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ドミノ(2023年製作の映画)

2.0

後半のどんでん返しはびっくりしたし、メタ的で面白いとは思うが、それだけ。
設定の説明を延々と聞かされて退屈。DVDスルーで見かける独りよがりな低予算SFなんかと大して変わらない。

ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

2.8

真相が気になって最後まで観たけど、音声分析と関係のないシークエンスが多いせいか、途中から長さを感じてしまった。

ボルケーノ・パーク(2019年製作の映画)

3.8

『ジュラシック・ワールド 炎の王国』から恐竜を抜いたら、こうなったみたいな。
CG一辺倒じゃなく、セットや爆破、カーアクション、生身のスタントを巧みに組み合わせたスペクタクルはアトラクション的で楽しい
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皮ジャン反抗族(1978年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

全然反抗してない。むしろ真面目な自動車整備工の青年。オフの時間にバイクに乗ってディスコに行くだけ。それのどこが反抗?
噴水ダンスシーンのクソダサ加減は嫌いじゃないので、ああいうシーンがもっとあると良か
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ベルリンファイル(2013年製作の映画)

3.0

迫力はあるけど、話をやたらと複雑にしている感もあって残念。

座頭市兇状旅(1963年製作の映画)

3.0

相変わらず不幸な目に遭いまくる市っつぁん。
徳利を斬るシーンがカッコよすぎ。
クライマックスの殺人マシーンぶりも迫力があって良かった。

黒の盗賊(1964年製作の映画)

2.5

もっと面白くなりそうなのに、あまりパッとしない。
アクションよりギャグのほうが、ネタ振りも丁寧でキレがある。

SPY スパイ デンジャラス&ビューティー(2022年製作の映画)

3.3

邦題はチャラいが、中身はシリアス&ミリタリー路線。
自分たちの存在意義を示すため、「対テロのためのテロ」を企む軍の対テロ部隊と、その陰謀に巻き込まれた主人公たちの戦いを描く。
中国の映画で軍が悪として
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スラムドッグス(2023年製作の映画)

3.8

下ネタが過ぎるけど、犬たちの会話のテンポが良くて楽しい。クライマックスのバトルもエグすぎず、ちょうどいい。
デニス・クエイド。

ハント(2022年製作の映画)

3.0

迫力はあるが、「これなんの話?」というのが終始つきまとう。
スパイが見つからないからって、報告を上げるために無実の人間を犯人に仕立て、それが仲間でも例外じゃなく、お互いに潰し合い続けるわけのわからない
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血文字屋敷(1962年製作の映画)

1.8

ストレスばかりたまって、期待したほどスカッとしなかった。
もっとポンポン首を飛ばして欲しかった。

ブルービートル(2023年製作の映画)

1.8

『ヴェノム』+『重甲ビーファイター』?
既視感しかないヒーロー像、テンプレ展開・演出・設定の連打、『ワイスピ』よりうっとうしい家族愛の押し売り、順応性低すぎの主人公(テンポを悪くしている一因。こんなヤ
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右京之介巡察記(1963年製作の映画)

3.3

アクション少なめで淡々とした作りだが、2回ある大川橋蔵VS東野英治郎の対決はロケーションが最高で盛り上がる。

映画デリシャスパーティ♡プリキュア 夢みる♡お子さまランチ!(2022年製作の映画)

3.5

コメコメがいい子すぎて、観てるこっちも浄化。ラストみたいに抱きつかれたら真っ白になりそう。

椿三十郎(1962年製作の映画)

2.8

主人公の思惑通りに展開しすぎて、あまりハラハラできなかった。
小林桂樹や入江たか子のキャラクターが印象的。
クライマックスは血しぶきより、溜めの緊張感が凄かった。

水戸黄門漫遊記 人喰い狒々(1956年製作の映画)

2.3

ムチャクチャな話だが、演出は淡々としていて、盛り上がりに欠ける。
期待した人喰いヒヒは顔の造形が意外とよく出来ており、口はパクパク開閉するし、「おっ」と思ったが、引きの画で全身が映ると、この時代らしい
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少林寺 木人列伝(2021年製作の映画)

2.8

木人が合体して巨大化したり、半獣人の敵がいたり、ファンタジー色が強いのはいいとして、前半のラブコメと後半の悲劇がふり幅デカすぎ! 
アクションシーンの編集が早すぎるか否かのギリギリなのはちょっと気にな
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少林寺 燃えよ洪拳(2021年製作の映画)

2.5

アクションシーンは良いのに、なんでドラマ部分はこんなわかりにくい構成にするかなぁ。中盤のラブコメ展開も退屈(クライマックスの伏線ではあるけど)。
主人公が序盤で食らった毒矢ってどうなったんだ?

水怪 ウォーター・モンスター(2019年製作の映画)

2.5

水猿が強すぎるのとクライマックスのバトルが悲壮感ありすぎで、いまいちスカッとしない。
水猿のデザインや決着のつけ方を観て思ったけど、監督の兄弟、『キン肉マン』のファン?

少林寺 怒りの金剛拳(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

力王VS鬼脚七。『パイレーツ・オブ・カリビアン』コスのルイス・ファンが劇団ひとりに見える。
テンポは良いし、アクションもカンフーだけでなく、爆破や銃撃戦まであって楽しめた。殺陣に重みがあるのも良い(効
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極悪拳法(1974年製作の映画)

2.0

渡瀬恒彦のダークヒーローぶりは良いが、話が進むにつれ、ありがち展開が連続し、盛り下がる。
アクションシーンもバリエーションと緩急に乏しく、ひたすらドッタンバッタンしているようにしか見えず、飽きた。

爆発!暴走族(1975年製作の映画)

3.3

バイクの疾走感と降りないことへのこだわりが良い。藍とも子も可愛い。
初井言榮の芝居を長尺で見せるシーンが印象的。
唐突なアメリカン・ニューシネマ化にポカーン。

月光仮面(1981年製作の映画)

1.0

どんな映画か観てみたけれど、びっくりするほどゴミ映画。
月光仮面は時々出てきて、バイクで走り回るだけ。そのバックボーンはあまり描かれず、物語のメインはカルト教団の内紛と藤岡琢也のコミカルな刑事ドラマ。
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

2.3

ストレンジラヴ博士のキャラクターや、リアルな戦闘シーンと執務室でのやり取りのギャップなどは印象的だが、笑いどころは少なく、前半は退屈だった。
水爆投下シーンやコカコーラのくだりみたいなのが、もっと欲し
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コロンビアーナ(2011年製作の映画)

3.5

序盤のパルクールアクションを筆頭に、ヒロインの潜入脱出アクションが面白く、テンポも良いので楽しめた。
ヒロインの叔父が街中で急に銃をブッ放したり、FBIがドア(木製)を破るのに使う爆弾の破壊力がRPG
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名もなき野良犬の輪舞(2016年製作の映画)

4.5

時系列を巧みに前後させる前半の展開が面白い。
全編を貫く厭世観、ソル・ギョングのキャラクター、イム・シワンの演技も印象的。
ラストは悲惨だけど、ちょっとスカッとした。

用心棒(1961年製作の映画)

4.5

メチャクチャカッコよくて、面白い映画! 三船敏郎のキャラとフォルムが最高すぎる。
主人公は策士だけど、なかなか思い通りに行かない展開も良い。
冒頭の犬でわかる宿場町の世紀末感。

新・座頭市物語(1963年製作の映画)

1.8

痛々しい話で、あまり面白くはないが、市を狙う侠客と市の師匠の対比が、後半で逆転するのは印象的。

顔役暁に死す(1961年製作の映画)

3.3

楽しめるけど、脚本が変わったせいか、かなりオーソドックスな印象を受ける。
田中邦衛をもうちょっと生かして欲しかったなぁ。

暗黒街の弾痕(1961年製作の映画)

3.5

加山雄三と佐藤允の青春アクションって感じ。タイトルは仰々しいが、コミカルで軽く、さわやか。
相変わらずテンポは良いし、演出も凝っているが、3作目ともなると、あまり驚きはない。
ただ、ライブシーンは前作
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大学の山賊たち(1960年製作の映画)

3.8

テンポの良さ、会話のセンス、ギャグの面白さ。コメディとしては、あまり古びていない。
上原謙演じる幽霊がどんどん存在感を増していくのは笑った。笹るみ子のアニメキャラみたいなあざとさも良い。
ロケーション
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白昼の死角(1979年製作の映画)

1.5

長過ぎ、キャストの無駄遣い、途中から始まって途中で終わるような中途半端さ。
大好きな主題歌の『欲望の街』もカタルシスなく流されて、ガッカリ。同じ曲でもテレビドラマ版EDは映像コラージュとして面白く、カ
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ランサム(2023年製作の映画)

3.5

久々に室賀厚らしい映画を観た。日本語吹き替えみたいなセリフの応酬がギャグでもパロディでもなく、真面目にやってるのが良い。時系列が入り混じる構成も悪くない。
後半のガンアクション展開はエフェクトがCGな
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続・座頭市物語(1962年製作の映画)

1.5

なんだ、このラスト……。映画館で観てたら「はぁ?」って言っちゃいそう。
淡々としすぎというのもあるが、意外性を優先した構成のせいで全然盛り上がらない。

野良犬(1949年製作の映画)

3.5

復員兵に対する扱いヒドくない? と思いながら観ていたが、そう考えると、実は『ランボー』に近い話なのかも。
序盤はあまりノレなかったが、志村喬が捜査に参加してからグッと面白くなる。若者を一括りにするのっ
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