しかたまさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

アリータ:バトル・エンジェル(2018年製作の映画)

4.0

IMAX3Dで。

ヒロインが、いわゆる不気味の谷に陥らず、かわいく魅力的に見えた時点で、成功したと言ってはいいのではないかと。

アリータの無垢な感受性に、心惹かれます。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ(1984年製作の映画)

4.5

午前十時映画祭で。
スクリーンで観るのは、有楽町マリオンのオープニングでの日劇以来です。

4時間を超えるディレクターズカットということで、睡魔との戦いになるかと身構えていましたが、そんなこともなく、
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フロントランナー(2018年製作の映画)

3.5

その人物の、仕事での実績や将来性と、プライベートでの人間性を、どこまでリンクして評価するのか?

清濁併せ呑むことも、選択肢のひとつだったのでは…という振り返りを問われる作品。

いま、それを問題提起
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

特に楽曲面で、前作には及ばないものの、エミリー・ブラントのキャスティングは大正解。
尺がちょっと長いと感じるけれど、作品の魂はかなり継承されていて、特別出演のふたりも、いい華やかさを添えていますね。
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.5

IMAX3Dで。
天真爛漫さがプラスに働いてますね。
海獣大戦争までやってくれたので満足度アップ。
3Dの効果もよく出てました。

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.0

全編通じて、死のイメージがつきまとう作品。

「ライトスタッフ」のような快活なヒロイズムを期待すると、肩透かしをくらうかもですね。

マイル22(2018年製作の映画)

3.5

ピーター・バーグとマーク・ウォールバーグのコンビが「ザ・レイド」の世界へ。

強くて偉くてスカッとしないと、アメリカでは受けないのかな…?

ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

5.0

なんということか!
驚天動地の快作!!

今回、観るにあたって、すっかり忘れてた「アンブレイカブル」を見直し、未見だった「スプリット」もチェックして臨んだのでした。

予習しながら、ちょっとダルいなー
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

3.5

プロットは続編にありがちなパターンに。

音楽に反応してしまうのが悲しい習性。

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.5

Dolby ATMOSで。
シンデレラ・ストーリーとして、スターが誕生するシークエンスが盛り上がり、震えて泣ける。
後半、原典に沿ったメロドラマになると、ちょっと減速してしまう感がしましたね。

にし
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シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.5

いや、よく出来てます。ホロッと泣いたし。
ディズニー・コンテンツの活用っぷりもさすが。

でも、期待が高すぎたかな。
インターネット世界の表現のなかで、危機と解決法に、もうひとつプラスが欲しかった。
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.5

トニ・コレットのお芝居が、緩急つけたパワー全開で見どころ十分。

ある方面に知識があると、より怖いのですかね。

来る(2018年製作の映画)

4.0

なるほど、なかなかの怪作。
大友克洋の「童夢」を彷彿とさせるというのも、わかる。
このキャスト陣に、この芝居をさせているのを見る快楽、というのが大きいですね。
一見の価値はあります。

恐怖の報酬 オリジナル完全版(1977年製作の映画)

4.0

オリジナルは観てて、フリードキンのカット版は未見でした。
アナログ撮影ならではの迫力満点。よくまぁ、やりましたね。
脂の乗ったロイ・シャイダーを観られる愉しさよ。

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.5

前作はとても好感が持てたのに、今回は「スター・ウォーズ」の途中作のような未消化感。こういうの当たり前になっちゃってますね。

フォースの世界も、魔法の世界も、謎の血筋やら暗黒面やら、どよーんとしたのが
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

4.0

ストーリーもそれを構築するスタッフィングも、続編のプレッシャーに押しつぶされず、無駄に盛らないところに、好感が持てました。

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

六本木のATMOSで。
クライマックスで滂沱の涙(T-T)

そのうえで…
ブライアン・シンガー、こんないい映画を途中解雇されちゃダメでしょ。

マイク・マイヤーズが、「ウェインズ・ワールド」を彷彿と
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.5

ヴェノムの、心変わりというか、共生を選ぶ動機がイマイチ明快じゃないわけですが、全体的に映画「寄生獣」からのインスパイアはあるのかなぁ?
ミシェル・ウィリアムズのミニスカに苦笑。

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

3.5

妻子があまりヒドイことにならないのが、今時の風潮なんですかね。
SNS時代の自警人というアイディアは、もう少し世界を広げられる気がします。

ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭で鑑賞。
アルフォンソ・キュアロンの新作ということを頼りに観ました。

70年代初頭、メキシコの一般家庭に住み込みで働く若い家政婦を軸に、日常が描かれていくので、大がかりなスペクタクル性
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.0

ユアン・マクレガーのキャスティングが大正解。
アニメーション映画の方の音楽が、ちょっぴりだけど効果的に使われるのが、心地良い。

パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

東京国際映画祭で。
ひとに薦められなければ、観なかったであろうインド映画。
これは面白くて感動しました。行ってよかったです。

華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

東京国際映画祭で。
マイケル・ムーアなりの噛み砕き方で、いまのアメリカ大統領誕生の原因と、今後の課題を提示される。
大統領選挙の結果を待つ様子を紹介するときに流れる、有名な映画音楽の使い方に、いちばん
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クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

3.5

なるほど、シンデレラ・ストーリーとして受ける要素はちゃんと揃えている感じですね。
アメリカで大ヒットしたのは、ある種、「ブラックパンサー」と同様、面白い話は、マイノリティが主人公でもヒットするし、その
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search/サーチ(2018年製作の映画)

4.5

風呂敷が広がって、SNSの現実的な冷たさと闇が表現されるあたりは、親としてはシャレにならない怖さを感じ、そんなイヤーな思いをさせながら、最後はちゃんとまとめているのが見事。
PC画像だけで見せる映像の
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