クリストファー・プラマーが、代役でありながら、皮肉にもハマり役。このひとがやってると、ルックスにも声にも、どこか品が感じられて、憎めないところが残る。
撮り直す前に公開されていた、アメリカの宣伝素材>>続きを読む
コテコテ保守的なワスプの郊外住宅地を舞台に、コーエン兄弟が踏み込んだ、オフビートな犯罪劇。
…ということが、予告編では伝わりにくかったです。
マイペースな監督作品を撮り続けられる、ジョージ・クルーニー>>続きを読む
あくまで、原作未読で観た、個人の印象で申し訳ないのですが…
かつての東映実録やくざ路線を彷彿とさせるナレーションや色調などのタッチと、「凶悪」や「日本で一番悪い奴ら」に連なる白石監督の作品として、勝>>続きを読む
スクリーンの向こうの、気候や匂いを肌で感じているような錯覚を起こす、撮影と録音に魅せられた。
そして、こどもたちの挙動すべてが、フィクションを感じさせない、素晴らしい輝きに溢れている。
ベテラン>>続きを読む
公安の暗闘…をちょっとかじった話(本格的にやったらエンタメにならないかも)なんて、メインターゲットのこどもには難しすぎるでしょう(笑)
これで、よく記録更新しましたね。
キャラ人気?なのかもしれないけ>>続きを読む
眼福な胸元もたくさん拝めつつ、タフなヒロインが似合う、ジェシカ・チャステインに見惚れます。
打たれ強い、優秀なひとは、何をやっても頭角を現す、ってことなのですかね。これも、ある種のアメリカン・ドリーム>>続きを読む
東京都写真美術館ホールで。
確かに商業的に拡大公開は難しいのかも…。買い付けて、公開する努力には敬意を表します。
「KUBO〜」もそうだったけど、ライカはエンドロールで種明かししちゃうのはどうなんだ>>続きを読む
登場人物たちのホワイトトラッシュぶりがハンパなく、ドツボへとはまってくい過程が悪夢のよう。
ふたりの女優の気迫は凄いですね。一見の価値あり。
911テロ直後の極秘任務の話。
ドローンで攻撃する、現代の戦争になる前の時代で、かつ山岳地帯を騎馬での移動を強いられる設定が、映画化されたポイントか。
実話ベースとはいえ、アメリカ軍人のヒロイズムにど>>続きを読む
引き締まったところと、ユルいところが混在する佳作。
主人公の設定と、巻き込まれるプロセスは面白い。
終盤と締めで、リアリティが薄れるのがもったいない。
いや、大胆に振り切ってるなぁ。
無駄なく混乱もしてない構成は見事。
ATMOSで。
いや、これ、誰得映画ですか(笑)
スピルバーグ、自分の世代に向けて作ってるでしょ。
いい歳して、こんなの観て楽しめるなんて、幸せだなぁ。サイコー。
(オレも、あのひとのアバターがほしい>>続きを読む
予備知識なしで観て、物語が動き出してからは、ドキドキしながら惹き込まれた。
70年代の再現度が尋常でないレベルで驚嘆。
あとから振り返ると、作劇の設定にあざとさを覚えつつも、なんとも不思議な味わいの作>>続きを読む
思ったより面白かったです。
導入部、イイ歳した勤め人の悲哀に、共感してしまう自分もまた、そういうおっさんなのでした。リーアム・ニーソンみたく強くないけど(笑)
ワンカット風格闘アクションもあり、頑張っ>>続きを読む
良かった点:ロボ同士のバトル、カイジュウの造形が前より怪獣らしくなり、日中に暴れる
イマイチな点:役者が弱く、話があまり面白くない(笑)
インディアナ・ジョーンズっぽく、考古学と超常現象な設定ですが、発端の地と歴史上の人物として名前だけ、日本ネタを拝借してるのに、ちょっとびっくり。あの扱いじゃ、宣伝には使えないですね。
原作ゲームは好き>>続きを読む
今年の賞がらみの作品群では、最もグッときた一作。
憤り、悩み、涙し、決断する主人公に心を揺さぶられる。
メイクに見えないメイクもすごいです。
ドルビーアトモスで。
遅ればせながら、ようやく鑑賞。まだしばらく上映してそうですが(笑)
フリークショーを題材にして、ここまでの支持を得るとは!
「ニキータ」っぽいものかと思いきや、意外とちゃんとしたエスピオナージュものでした。
暴力と色気もあるものの、その刺激より、騙し合いの冷酷な世界をきちんと描いていたところに好感。
ゲームのアバター設定を、心身入れ替わりコメディに活用するアイディアが抜群。
そしてそれを存分に活かす、キャスティングの大勝利。
過去作を上手に利用してたうえで、ここまで仕上げたのほ、マジジュマンジ(笑>>続きを読む
いつもの短編かと思いきや、結構長かったですね(苦笑)
字幕で観ましたが、神田沙也加の声も聴きたくなったのでした。
圧倒的なウェルメイド感に脱帽。
デザイン、色彩も素晴らしい。
相変わらず、技術的なチャレンジもしていて、ただの優等生におさまらないピクサーの、エンタテインメントのなかで目指している高みに気が遠くなり>>続きを読む
いや、自分として、観ない選択肢はなかったのですが、なんと言えばいいのか…
でも、スクリーンで対峙しなかったら、キツイだろうな、という感じ。
イーストウッドを実録ものシリーズに駆り立てる情熱はどこにあ>>続きを読む
字幕版で。
ちょっとヘヴィーな生い立ちのこどもたちが、ストップモーション・アニメーションの限定された表情と動きなかで、生きいきとして、温かみを覚えます。
観終わると、とても満足するけれど、66分なら>>続きを読む
原作未読です。予想外に面白かったです。
既視感と未知の中間あたりを漂うような、型に嵌めすぎない、役者のアンサンブルがいい感じでした。
原作未読です。
無理せずシンプル・コンパクトな感じ。
男の子は、嫌味なく、これから伸びるかも。
憎悪と偏見で、事態が悪い方へ転がり続ける、ドツボにはまる感は、この物語に限らず、いまどこかで起こっていることなのだと思わせる。
ジョン・ボイエガの、存在感がいい。「アタック・ザ・ブロック」の悪ガキから>>続きを読む
プロデューサーでもある、ジェシカ・チャステインの注力作。
最近の実話ものでは珍しく、エンドロールで実在した本人の写真などが出なかったですね。
シドニー・ルメット版を復習して臨んだのは功罪あったか…。
動機と密接に繋がる、過去の事件の説明が不足気味な気がしたのですが。
期待してなかったのに、ちゃんとしてるじゃないですか!グッとくるシーンがあれば成功ですよ。
ライアン・ジョンソン、よくやった。
そして、デイジー・リドリーが良い。
ジェシカ・チャステイン目当てで行きました。
強面ビジネスマンの話はたくさんありますが、女性がここまで徹底した固茹でなのは珍しく、それがドン引きしそうになりながらも快感に。
昨年のアカデミー賞候補になら>>続きを読む