SIRMAさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

「A」(1998年製作の映画)

5.0

元オウム真理教広報部長・荒木浩のドキュメンタリー。
一貫して対話で接近した森監督と、一般信徒に対し理不尽な排除を試みる歪に満ちたマスコミ・警察のコントラストが印象的。世紀末ニューエイジの終点。

批判
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イノセンス(2004年製作の映画)

5.0

九龍、シノワズリ、アシモフの三原則、スミランスキーの幻想主義、ギブスン的サイバーパンク

シリーズ最高傑作。
押井節が効きすぎた衒学的な引用も引っくるめて全てが愛おしい。超えるアニメは未だ出てこない。

GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

4.5

年末再鑑賞2021。
急に観たくなったのは、メタバースという上部構造における総体化が進む今だからこその引力が働いたのかもしれない。

ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

4.0

未来を表すゼラチン質の物体と時系列シャッフルの旗手となる銀色うさぎが印象的
解説と2は見る予定なし

アングスト/不安(1983年製作の映画)

5.0

最高の映画
80年代テクノ
挙動不審の怪演
リプチンスキのカメラワーク
アロノフスキー、ギャスパーノエに連続

D坂の殺人事件(1997年製作の映画)

3.5

乱歩も実相寺も好きだったので鑑賞。

欲を言えば内容を原作に忠実に作ってほしかった。特に原作の蕗屋はラスコーリニコフ拗らせてていい味出ているのに、繊細な贋作師に変容していて残念。

とはいえ乱歩の世界
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

4.5

観ると幸せな気分になれる
こういう映画好きになってきたな…
ムックリの音が心地いい

アルタード・ステーツ/未知への挑戦(1979年製作の映画)

4.0

中島らもが好きそうなパラノイア映画

主人公が人辞めてネアンデルタール人、ガルマッゾ、改造兵士レベル2と次々変貌していくお話

ネアンデルタール人の陰謀論に触れて消されたYouTuber思い出してた。
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CLIMAX クライマックス(2018年製作の映画)

4.5

ドラッグムービー
明るいテストステロンブースト映画
パーティ用。酩酊時に流したい
よく16ビートでkrump踊れるなぁ

他人の顔(1966年製作の映画)

5.0

顔面なんて相対的なアイデンティティに過ぎないらしい。しれっと公房ちゃん映ってる

イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

オワれている たすけて下さい
この男の人 わるい人

アンチクライスト(2009年製作の映画)

4.5

こんな映画観るべきじゃありません!
あたしは観て損しました!!

あまりにもミソジニー的で悪魔崇拝のケが有り、
奇形鹿、内臓剥き出しの狐、撲殺される烏など動物大好きのワタクシにとって最低最悪オゲレツ極
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恐怖の足跡(1962年製作の映画)

5.0

奇天祭21におけるダークホース
低予算でもアイデアに満ちている
観ていてアッという間だった
音楽が狂っていく系はニガテ

銀河(1969年製作の映画)

-

相変わらずブニュエル節が効いてたけど、自分がキリスト教文化とかけ離れすぎていて何度も爆睡した。オリヴェイラみ

ハーモニー(2015年製作の映画)

4.5

伊藤計劃作品の中で1番好き
御冷ミァハちゃんだいすき

10 クローバーフィールド・レーン(2016年製作の映画)

1.0

途中まで面白くてどういう展開になるかハラハラしていたので、後半の展開には心底ガッカリし自分の中でクソ映画に成り下がった。

赤い唇/闇の乙女(1971年製作の映画)

4.5

妖艶なデルフィーヌセイリグを観れただけでも満足。想像でいけるタイプのヘマト向けの映画かも。ホテルのカットインも不穏さを煽っていた。
でも最後のチープな爆発はイラネと思った

火垂るの墓(1988年製作の映画)

-

これ流れると急に周りが神妙な面持ちになるので面白い

ファンタスティック・プラネット(1973年製作の映画)

4.5

10代の頃に影響受けた

誤作動により放射能汚染オーバードーズした六箇所、国家暴力目下冒涜を説く教科書じゃ消化不良だ坊や