skittiesさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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日日是好日(2018年製作の映画)

4.0

何気ない日常を繰り返すことも幸せなことだと、今を生きる大切さを教えてくれる作品。

日本の四季の美しさや、古くからの日本人の心を感じ取ることができ、穏やかな気持ちになれた。

あん(2015年製作の映画)

4.4

涙なしには観られない。
邦画っていいなと実感できる作品。

桜や紅葉と、四季の移り変わりが美しい。
その美しさの中で、差別や偏見という人間の汚い部分がより一層際立って見えた。

子供を産むこと、お墓を
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.9

警察学校の学生2人が偶然見かけた誘拐事件を解決するお話。
爽快感あってスカッとする。
卵子売買という重いテーマだけれど明るくコミカルに描かれていて、韓国映画にしてはグロさも少なく観やすかった。

かもめ食堂(2005年製作の映画)

4.1

素朴だけど、ゆったりと流れる優しい時間に癒される。映像も綺麗。
美味しいコーヒーとシナモンロールが食べたくなる。

オーバー・フェンス(2016年製作の映画)

3.1

社会の底辺の闇を描いた映画。
残念ながら、登場人物誰にも共感ができず。
申し訳ないけれど、蒼井優がもともと苦手だったうえに(演技は上手いんだろうけど)、自己中で尻軽でメンヘラなキャバ嬢という役柄が終始
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君が君で君だ(2018年製作の映画)

3.6

ソンへの行き過ぎた愛情から異常な行動に出る3人の男の話。
リアルにこんなことあったらだいぶ怖い。でも、3人のソンへの健気な気持ちが伝わってきて、変わった愛の形だけど、愛おしく思えてくる。

池松壮亮の
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short cut(2011年製作の映画)

3.8

ワンシーンワンカットの臨場感やっぱりすごい。
山道での撮影、大変だっただろうなあ。
観ているこちらにも緊張感が伝わってくる。

森の中で繰り広げられるほぼ2人芝居の会話劇。
喋りっぱなしで半端ない台詞
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大空港2013(2013年製作の映画)

4.0

ワンシーンワンカットなのすごい!
臨場感あって舞台観てるみたい。

次から次へと変な人いっぱい出てきて、くすっと笑えるドタバタコメディ。
三谷ワールド全開な作品。

続・深夜食堂(2016年製作の映画)

4.3

ひとつの料理にひとつのストーリー。

シンプルな料理なのに、こんなにも美味しそうに見えるのはどうしてだろう。
ひとつひとつのお話はじんわり優しくて温かくて、泣ける。

おばあちゃんのお話良かったな。
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深夜食堂(2015年製作の映画)

4.2

世の中ぴりぴりムードでコロナ疲れした今、ほんわか温かいこういう作品いいな。
新宿の小さな飲み屋で繰り広げられる人間模様。
お店は常連さんたちの居場所となっていて、何の利害関係もない繋がりだから、ほっと
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帝一の國(2017年製作の映画)

4.0

熱い学園ドラマ。若いっていいなーー。
豪華なキャスティングに負けず劣らず、内容も見応えあって、テンポよく進み飽きない。
何も考えずに没頭できる映画☺️

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

4.4

父親を亡くし妹を守れなかった自責の念を抱えながら、家長として常に家族を第一に、激動の時代を生き抜いたドクス。
シリアスで重いテーマだけれど、家族愛に溢れた温かい映画。
家族や縁を大事にする韓国人の国民
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歩いても 歩いても(2007年製作の映画)

4.2

それぞれの会話がとてもリアルで、リアルな家族模様を覗き見しているかのよう。
いろいろあるけど、家族ってこういうものなんだろうな。完全な家族なんてない。
お墓参り行かなきゃ。

転々(2007年製作の映画)

3.8

男2人のゆるーいお散歩。
脱力感が心地良い。
東京散歩したくなる。
カレーを4人で食べるシーンが素敵。

よこがお(2019年製作の映画)

4.2

音楽も一切なく終始重苦しさが漂う。
嫉妬による攻撃と、復讐劇。

自分の人生が壊されていく過去と、復讐すべく人の人生を壊そうとしていく未来の2つのストーリーが交互に描かれることで、「よこがお」というタ
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トラさん~僕が猫になったワケ~(2018年製作の映画)

3.4

着ぐるみ姿の北山を観るための、キスマイファンのための映画と思っていたけど、家族愛のほっこり心温まる話で泣けた。
ストーリーはありきたりだけど、疲れてるとき癒しをもらえるような、ゆるーく観られる映画。
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劇場版 ファイナルファンタジーXIV 光のお父さん(2019年製作の映画)

4.0

評価が良かったから観てみたけど、想像以上に良かった☺️
吉田鋼太郎がお茶目で可愛い。
家族の絆にほっこりする。
ゲームの進化にびっくりした。

凪待ち(2019年製作の映画)

4.1

震災で全てを失い一からやり直した被災地で、彼女も職も全て失い一からやり直すいくおのお話。

優しいけれど、自分に甘くだらしなく、ギャンブルと酒に依存するいくお。
自分はクズだ、死んだほうがいい、、
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台風家族(2019年製作の映画)

3.7

草彅剛のクズさが最高。

つっこみどころ多々あり、B級感はあったけど、笑える要素もシリアスで泣ける要素もあり、嫌いではない☺️

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

良く出来てるなあと。要所要所に散りばめられた事象が、最後綺麗に繋がっていくところが見事だった。
複雑だからちゃんと集中しないと追いつけなくなる。

ばりばりのアクションというよりも、家族のヒューマンド
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.1

アデルの浮気をきっかけに離れ、何年経ってもエマを思い続けてるアデルと、新たな相手と家族を築き上げてるエマ。再会のシーンが切ない。

夢を追いかける芯の強いエマが魅力的でかっこいい。それに比べて、安定志
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オンネリとアンネリのおうち(2014年製作の映画)

4.1

北欧感満載の、おとぎ話みたいな映画。
ただただ可愛い。
メルヘンな世界観に癒された💓

セールスマン(2016年製作の映画)

4.1

エマッドの復讐は、妻のためでなく自分の欲求を満たす目的であって、妻や犯人の家族等自分以外の皆を傷つけ、誰も幸せにならなかったという結末。

早く警察に届ければ良いのにと、拒絶する妻が理解できなかったけ
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ある過去の行方(2013年製作の映画)

4.3

家族の日常をここまで緊迫感のあるサスペンスに仕立てあげているのがすごい。

振り回される子供達が可哀想。
皆愛に飢えてるから嘘をつくんだろうな…

人生タクシー(2015年製作の映画)

3.7

映画監督禁止令を受けても、遊び心を持ち、新たな試みにチャレンジする姿勢が素敵。
自国で映画を撮り続けたいという映画製作への愛が伝わってきた。

ドキュメンタリーではなく、ドキュメンタリー風のフィクショ
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別離(2011年製作の映画)

4.2

初イラン映画。
家族の崩壊。重苦しさもあり、終始緊張感が続く。

コーランに手をあて、真実を迫られる場面が印象深い。
嘘をつかざるを得ない状況は誰しもが経験するけれど、信仰心がその偽りを妨げる。
信仰
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.1

北イタリア田舎町での、儚いひと夏の恋。
映像が綺麗でこだわりを感じる。

両親が素敵だったなあ。
ふたりの関係性に理解を示し、ふたりきりになれるような粋な計らいまで。

ある子供(2005年製作の映画)

4.0

音楽がなくドキュメンタリー作品のよう。
何もかもがお金にしか見えなくなっている青年。本人に、悪いことをした自覚がないのがなんとももどかしい。

無音のエンドロールが重々しさを倍増させてる。

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.0

不気味さのなかに美しさもあり。

ちょっとしたことでひとはアーサーみたいになってしまうのかもしれない。
いつでも現実に起こり得るリアルさがあった。

エレファント・ソング(2014年製作の映画)

3.5

愛に飢えた人間の孤独を描いた会話劇。
英語を喋るグザヴィエドランが新鮮。

(2007年製作の映画)

3.7

グザヴィエドラン少年時代の主演短編映画。
爽やかで甘酸っぱいショートムービーだった。

グザヴィエ・ドラン バウンド・トゥ・インポッシブル(2016年製作の映画)

4.0

「映画を作らずにはいられない」
「生きる理由そのもの」
「一年も撮らなかったら死ぬ」

映画にかける情熱がすごい。
才能に自惚れずに、努力し、他の意見を素直に受け入れる謙虚さ。

映画を作りたいから作
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胸騒ぎの恋人(2010年製作の映画)

4.0

気のある素振りで相手をその気にさせて、相手の好意に気付いたら姿を消す。
そんな罪な男にはまっちゃうふたり。

好きで好きでしょうがなくて、周りが見えなくなってとんでもない行動に出ちゃう不器用なふたりが
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わたしはロランス(2012年製作の映画)

4.4

長いけど、ふたりの10年間の変化を辿るにはこれくらい必要だったんだろうな。

ふたりがとても人間らしくて、妥協せずに正直に生きてる。
お互い好きで好きで忘れられなくて、離れてもまた必ずどこかで再会して
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マイ・マザー(2009年製作の映画)

4.1

母を殺害する話と思って観てたから、いつどこでくるのかとはらはらしてた。

ペンキのシーンが美しかった。

グザヴィエドラン、作品で母親の愛情に重きが置かれ、家族における父親という存在が省かれて描かれる
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Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.6

なんだか分からないけれど物凄いものを観てしまったという衝撃。

家族の絆がテーマだけど、ありがちな安っぽいお涙頂戴的な要素は感じられず、とても自然。

映像が綺麗で芸術的。
3人の演技も素晴らしい。
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