skkさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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アシッド・ハウス(1998年製作の映画)

3.2

3話の短編オムニバス形式
トレインスポッティングのスパッド役の人とかが出てますね

全体的にどうしようもない人たちばっかり出てきます
3話目が一番好きかなー LSDでトリップしてる時の描写がドラッギー
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

アメリカンスリープオーバーの監督ということで、あちらのティーンエイジャーの日常描写がとてもそれっぽい
友人達基本いいやつだよな

追いかけてくるアレ(と表現するしかないか?)は性病とかHIVのメタファ
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(1990年製作の映画)

3.3

幼少期に見て、狐の嫁入りシーンが怖すぎて見事にトラウマとなった映画
何となく今再び見てみようと思いました

親からも突き放され、単身決死の覚悟で狐に謝りに行く第1話のラストシーンはやはり今見ても恐ろし
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サーミの血(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

北欧への(ありがちな)憧れを満足させてくれることに期待してみた映画ではないですが、想像以上に容赦なくてシリアスな映画でした
気分はやや落ち込みますが、映画として見る価値は大きいと思います

サーミ人で
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アイアムアヒーロー(2015年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

この漫画実写化して大丈夫かなーと個人的には思ってたが、案外良かったです
きっちりゾンビ映画になってて、中々のスリリングさ
映画化してる範囲は原作読んでいたが、枝葉末節を思い切ってぶった切って、うだつの
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.0

サスペンスの名作ということで見てみましたが、物の見事に騙されました こんなん予想つかないよ…

エンドレス・ポエトリー(2016年製作の映画)

3.9

強烈な映像が目白押しで、とても80台後半の監督が作ってるとは思えない、エネルギーを感じる映画でした

かなりアート寄りな映画だと思うんですが、伝えたいメッセージが割と明快で見やすかったです

続編なの
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裸のランチ(1991年製作の映画)

2.8

んんー、よくわからなかったぞ
元々の原作があれなので、筋を分かろうとする必要がないのかもしれないが…

ジャンキーの見えてる世界なので、かなり独特ってかグロテスクな表現多数
変化?したタイプライターや
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ブエノスアイレス(1997年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ゲイカップルがついたり離れたりな映画、とまとめてしまうと身も蓋もないな 冒頭のいきなりなベッドシーンには驚いた

途中で現れる職場の後輩がすごい爽やかで良いキャラ 声は嘘をつけない、みたいなセリフがと
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

オタクの願望てんこ盛りな映画
色んなところからの元ネタ探しが楽しい

DVDで借りてみたんだけど、これは映画館で見るべきだったなぁ

俺もガンダムで行くとかそういうセリフ言ってみたい…

デトロイト(2017年製作の映画)

3.7

軽い気持ちで見たら、超重量級の映画じゃないですか 見終わってぐったりしてしまった

終わりがなかなか見えない地獄のようなモーテルの尋問シーン〜側から見ると理不尽にしか見えない裁判シーンは見ていて本当に
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パーティで女の子に話しかけるには(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

この邦題なので、もっと洒落たアレなのだろうと思ったらこんな変な話とは…
宇宙人たちが初めて出てきて不審な動き満載の序盤あたりはかなり面食らいまくったが、ヒロインがとてつもなく可愛いので大部分が許される
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

4.0

期待してたよりはるかに面白かった!
犬同士のセリフ回しがとても小気味好い
そういう筋になるだろうなーというある意味ありきたりなストーリーですが、終盤はグッと来てしまった

レトロに間違ってる日本像なの
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

いまいちどういう映画なのかよくわかってなかったのだが、こういう手のサイコスリラーだったのか!単なる人種差別ものかと思ったら、なかなかトリッキーな捉え方だった

中盤ぐらいまでの違和感の演出が非常に上手
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ポルト(2016年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

パターソン見た時に予告編で出てきて気になってた映画
一夜限りの…という大人な恋愛ものでした
ポルトの街並みとフィルム撮影の映像の質感がステキ ジャームッシュが噛んでることもあり、氏の色が強いですね
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

バンドの成功→挫折→再出発と、言ってしまえばオーソドックスな筋ではあるんですが、映画としてうまくまとまっていたと思います
そして、最後20分のライブシーンは本当に鳥肌ものでした 今までの話を踏まえると
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

そこはかとなくダメ人間っぽい主人公の暗号解読ストーリー
映像がいちいちカッコ良いのと終始漂う不条理感がとてもデヴィッドリンチですね
発せられる広告やら音楽やらにわかる人にだけに向けた暗号が…という話は
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

地方都市での若者の感じというか行動様式がものすごくリアル!なんか交友関係のあり方、遊び方等がすごくうちの地元らへんを彷彿とさせました(関東ですが)
事件らしいことが起きず淡々としてる、といえばそうなん
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KUSO(2017年製作の映画)

2.9

このレビューはネタバレを含みます

基本的にbrainfeeder大好きっ子なので…
ひたすら誰かのバッドトリップ時の映像を見ているような、カオスな映像が続きます 所々笑いどころもあれど、ちょっと我慢が必要でした
グロテスクな映像は確か
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.7

なにこれ、最高かよ…
上映館が少ないことを差し引いても連日満席になってしまうのも納得
見たあとに素晴らしい満足感に包まれます
全員見ましょう

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.7

どぎついパステルカラーな色合いがなんだかアメリカのお菓子を思わせますね
ダメで無教養な母親の屁理屈とイタズラ好きの子供がワイワイやってるのがしばらく続くので、最初俺は何を見せられてるんだって思ってたん
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

とてつもなく繊細な一夏かぎりの恋愛もの
とにかく終始画が美しすぎる 街も家も自然も趣溢れすぎていて、月並みですがこれは北イタリア行きたくなります
この映像にsufjan stevensは無敵すぎるでし
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

最初は人情ものかなー苦手なタイプだなーと思ってたのだが、かなり重量級の見応えのある映画でした
多少話の筋として疑問がある箇所もありますが、光州事件という重厚な事件が強烈な推進力になって、そこらへんを吹
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ミスミソウ(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

トラウマ漫画として名高い押切蓮介原作の実写化ということで、原作好きとしては結構期待値高めで見に行きました
原作の再現度はかなり高く、どこを切りつけるか、とかそのあたりまでほぼ同じ ラストシーンだけ原作
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怒り(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

これは面白かった!
表題は人を信じてたのに裏切られたこと、または信じきれなかった自分に対する「怒り」ってことですかね 見終わったあとぐったりするほど見応えのある映画でした
3つの話を同時に展開しつつ殺
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.2

ようやく見たが、これはすごい… 胸が震えました
最初は方言よく聞き取れないし、すごい淡々としてるし、これはどうしたものか…と思ったのが嘘のよう
下手に戦争反対を標榜する戦争ものより、淡々と戦時下を追体
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

やりすぎなぐらいアッパーな映画でした
最初はこのテンションついてけないかも…と思ってたけど、あまりの狂乱っぷりにもはやどうでも良くなって楽しくなってきて、最後の大団円で気持ちよく見終えた
最後の方の、
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IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

3.5

原作、ドラマ版と見てましたが、割といい塩梅にリメイクされてる気がします
スタンドバイミー的な青春もの要素が少し増されてる感じがする一方、ホラー要素というか驚かし要素も増されてる気がする(驚かせすぎじゃ
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エル ELLE(2016年製作の映画)

3.1

初っ端のシーンからこれかよ…という始まり方
正直登場人物の行動に共感はできないけど、別世界を見ているようでこれはこれで割と楽しめました

ブラックパンサー(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

アフリカン+サイバーな世界観がばっちり表現されてる小道具、武器などは本当にお見事で超かっこいい
その世界観の中、ケンドリックラマーの曲入ってきたりするとめちゃくちゃテンションあがりますな
ストーリーに
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RAW〜少女のめざめ〜(2016年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

単純なグロさより神経がささくれるようなキツイ描写が多かった 私個人は結構そういう描写はいける方だと思うけど、それでも目を背けたくなる箇所が何箇所かありました
主人公がカニバリズムに目覚めてからどんどん
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バーフバリ 王の凱旋(2017年製作の映画)

4.1

一品で900000kcalぐらいありそうな映画
開始早々のバーフバリを讃える爆音の音楽で、この映画は神話なのだな、と納得
人智を超えた信じられないアクションも、大袈裟な表現も全て神話だから納得
終わっ
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

評判に聞いていたとおり、決してスカッとはしないお話
思わぬ展開の連続でなかなか先が読めなかったが、当事者の立場だったらそのような選択をとってしまうのかも
ラストシーンもどうしようもなくなった人たちとし
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グッバイ、サマー(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

車を作って旅に出る、なんておとぎ話じみた設定でもいいと思わせるファンタジーな青春もの こーいう設定好きなんですよね
ストーリーはやや事件というか盛り上がりに欠ける気もしますが、律儀に家に偽装したり、主
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8人の女たち(2002年製作の映画)

3.7

ドロドロの人間模様を呈していく、なかなか強烈な映画だった
ラストシーン、男性の私としてはある意味納得な行動かも…
メイド役の女優がくっそかわいいですね

ブルーに生まれついて(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

チェットベイカーの人となりに関する知識ほぼゼロで見ましたが、なかなかよかったです
血を吐きながらトランペットの練習するシーンといい、ラストの演奏前の選択といい(あそこで常識的な選択したら、話として小綺
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