のとさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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犬鳴村(2020年製作の映画)

3.3

良い土着系ホラーでした。

エンドロール中の映像による
「日本のどこかに、今も存在する…」的な煽りが、かなり好みでした。

JUNK HEAD(2017年製作の映画)

4.0

排便中の肛門に向かって「おーい!」って駆け寄るの愛おしすぎる。

薄暮(2019年製作の映画)

4.0

自分にも、一人で見たい帰り道の景色があったな、と思い出した。

普段使っているバス停を
嫌な思い出の場所にしたくないから
屋上で話すことにした

というの、とてもよく分かるな…。

ほえる犬は噛まない(2000年製作の映画)

3.5

サイドミラーでチラチラ過去を気にするより
とにかく今を突っ走れー的な

はみ出したイチゴを、
奥さんが無言で差し出すシーン。かなり好きだ。

地獄の警備員(1992年製作の映画)

4.0

理解無用な快楽殺人で片付けずに、
「なぜ彼は人を殺したのか」という問いとしっかり対峙させてくれる。

スタイリストの仕事が素晴らしい。
特に大杉漣のレオパードのハンチングが目を引く。これ流行ってたのか
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ゾンビランド(2009年製作の映画)

2.5

これぞアメリカのゾンビ映画だな、という感じ。

ビル・マーレイの扱いが雑で良かったな。

アメリカの高橋克実的な存在かと思っていたけど、けっこうスターの象徴的な感じなんすかね。

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

2.0

いいともの最終回を思い出した。

キャストはかなり豪華だけど、特になにも残らなかったな…。

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

3.5

ポスタービジュアルへの憎悪

自分が当人だったら、
報われない愛に翻弄された無駄な時間
と捉えてしまう気がするけど

ちゃんとエジプト旅行へ行くという
『愛を与えることによる自身の変化』
に気づける主
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洲崎パラダイス 赤信号(1956年製作の映画)

4.3

遊郭の入り口にある飲み屋
という舞台がとても良かった。

一杯呑んで勇んでからパラダイスへ向かう遊客

遊女をカタギにするために店へ通い詰める男

今となんら変わらない庶民の暮らし

皆、なんとなくし
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最低。(2017年製作の映画)

4.0

AV出演を否定も肯定もしない、
中立の立場で描いているのが良かった。

ただその事象を取り巻く、家族や当人の心情を
いやというほど繊細に描いてくれていた。

原作も好きだったが、
こういう解釈もあるの
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デッド・ドント・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

生前に最も関心のあった言葉を連呼しながら
徘徊するゾンビたち

自分だったらなんだろう…
「請求書」とかかな。

アイスブレイカー 超巨大氷山崩落(2016年製作の映画)

3.5

上司と部下の関係性の、ひとつの答えがここにあるのかな、と思う。

硬派な男臭い内容で好みでした。

RIVER(2011年製作の映画)

2.5

アキバでのワンカットゲリラ撮影、本当すごいと思うよ。

RIVERというタイトルの映画で
ラストでムーンリバーを流すの、
ちと恥ずかしくなる。

田口トモロヲ、とても好きな役だ。
「あぁ、この人のホテ
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私をスキーに連れてって(1987年製作の映画)

3.5

ウットリするくらいの無神経さを、
繊細なユーミンの歌声が中和していて
とても心地よかった。

お約束を踏襲しつつ、
意味不明な笑いが散りばめていて、
それら全てがツボでした。

キーボードに録音した「
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tokyo skin(1996年製作の映画)

3.5

東京で荒廃した暮らしを送る
中国人半グレ達の日常

誰にとっても明確な答えが出ないままスタッフロールを迎えたが(スタッフロールがかっこいい)
そういう話が好きなので、けっこう好みでした。


太陽と衛
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カラー・ミー・ブラッド・レッド(1965年製作の映画)

2.5

微グロ、エロ無し

ひとつも理解できないユーモアが
途中から心地よくなってくる。

それと、BGMがとても良い。

クランスマン(1974年製作の映画)

3.5

KKK対、黒人とそれを庇保する白人たちとの抗争

劇中にもあった「目的が手段を正当化する」という言葉もそうだけど、
「手段が目的になっていく」可能性も出てくるよね…。

現実では絶対悪は存在しないから
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