ripthisjointさんの映画レビュー・感想・評価

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悪魔と夜ふかし(2023年製作の映画)

4.0

面白かった!ワンシチュエーションものの優れもの。
人物の表情の変化が物語のドキドキを加速させて、何か起こる、何かよくないことが起こるぞ、、、と観せてゆく。
特に曰く付きの少女の登場シーンがたまらなく、
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ストーリー・オブ・マイ・ワイフ(2021年製作の映画)

3.1

難しかった。主人公の心持ちも妻の行動も掴めなかった。
妻は奔放な女性というわけでもないようで、結論的にはそうだったような、そうでもないような。でも魅力十分だったなぁ、という印象。

監督の前作『心と体
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あなたのおみとり(2023年製作の映画)

4.0

父上最期の42日間を母上と共に過ごした監督の作家としての仕事ぶりに敬服。
50代後半にして監督が初体験する肉親の旅立ちを好奇心豊かに、また撮影者として冷静に捉えているので、観客である自分までが近親者の
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うんこと死体の復権(2024年製作の映画)

3.1

好循環の世界を抜群な説得力で描いた良作。こうなったらもう監督の最期まで観てみたい。

ストレート・トゥ・ヘル:リターンズ(2010年製作の映画)

3.4

シェインとジョーを大スクリーンで観られて大変よかった。
追加シーンがあるのかもしれないが、映画としての粗さは変わらない。そんなことはご愛嬌だ。みんなで楽しく撮ったのは間違いない!

箱男(2024年製作の映画)

3.8

石井監督の脳味噌の中身を観せてもらった感じで大変面白かった。
撮影、照明、録音、美術、全部本物で力強い。映画はこうでなくては。
出演者はノリに乗っていて撮影現場はさぞかし楽しかっただろう。

監督は箱
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カミノフデ ~怪獣たちのいる島~(2024年製作の映画)

3.0

特撮の炎を消してはならぬというメッセージが込められていた。
やはり動く、壊れる、燃え上がる物理的な迫力にCGは敵わない。
これからも気合いの入った特撮映画をたくさん観たい。

方舟にのって~イエスの方舟45年目の真実~(2024年製作の映画)

3.0

自分が高校生だった頃に起きた事件のその後を描いた作品。福岡の中洲で「シオンの娘」の看板を見つけたのは十数年前でそれ以来頭の片隅にずっと居続けた「イエスの方舟事件」だった。

作品は、事件その後を余すと
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

3.8

劇場に行かなかったのが悔やまれるが、再上映あるのでよかった!

ルックバック(2024年製作の映画)

3.8

なんという58分!
活き活きとしていてどっぷり入り込みました。

マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.9

公開から随分経って出たメイキング本を読んでいる最中です。
知れば知るほど画期的。
努力が作品に結実したことがわかって更に好きになりました。

プリンス ビューティフル・ストレンジ(2021年製作の映画)

2.7

プリンスが大好きだからオマケして2.7。
故人の関係者から話を聞けたことはよかったが、知らなかった事実で驚くということはなかった。
ナレーションと証言で構成するのはいいが、なんといっても画が足りなすぎ
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ライド・オン(2023年製作の映画)

3.0

予告編だけを見て他の情報は入れずに拝見。
アクション映画というよりも父娘物語映画だったので思っていた感じではなかった。しかし、その気になって観ると面白い設定で引き込まれていった。脚本の粗さは否めないが
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ティアーズ・オブ・ブラッド(2022年製作の映画)

3.5

丹念に作られた佳作。
最近、謎ある人物が実は、、、というアクションの良作を観る機会が多いが、終盤がCG満載でちょっと惜しい感じがしていた。
この映画はそういうことはなく、満足感があった。
親子関係を織
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舞妓はレディ(2014年製作の映画)

4.0

主人公の成長と関わりを持つことで変化する周囲の人たち、台詞、歌、カメラ、脚本などなど全てにワクワクさせられて楽しめた。
日本中がどんどん寂れて暗い気分になることが多いので、こういう日本映画をもっと観て
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日日芸術(2024年製作の映画)

3.6

刺激的なアートドキュメンタリーで面白かった。
自由で挑戦的な構造。
楽しく創り、面白く観せるエンターテインメントの本質が詰まっている。

ひとつだけ残念なことはカメラのレンズ深度が浅すぎて、特に小さな
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戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

3.2

初めて観た白石晃士監督作品。面白かった!
サービス精神旺盛で脚本もよーく練られていて、
コワすぎ!というより出来すぎ!って感じ。
ハリウッド製ホラーにはガッカリさせられっぱなしなので
白石監督には是非
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.8

どうやってこの学級を撮ることができたのか。
どうして家庭や遊びにまでカメラを持ち込めたのか。
じっくり信頼関係を築くほどの撮影期間があったとは考えにくい。
それらのことを思うと実に不思議な映画です。
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.0

隙のない映画でのめり込んだ。
平山のようには生きられないが憧れるという人が多いのではないかと思うし、自分自身もそう。
多くの人が「ちゃんとしたい」と願っていることを映画のテーマにしたことは、監督の新し
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COUNT ME IN 魂のリズム(2021年製作の映画)

3.6

登場人物全員がドラムスへの思いを語り尽くしたと思うので編集は苦労したのではないでしょうか。
結果、大変物語性に富んだ構成になっていて満足。

エンドロールを見てスタッフの多さに驚く。日本のドキュメンタ
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ゴールド・ボーイ(2023年製作の映画)

3.3

羽村仁成、星乃あんな、前出燿志が良かった。金子修介監督の手堅くも瑞々しい演出で若い役者さんたちがギラリと光っていた。
けっこう都合のいい筋なんで、初めて見るようなエゲツなさがあればリアルに感じることが
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.1

見応え十分だったが、3時間もあるのにあんなに忙しく表現する必要あるんだろうか?という感想。

同監督の『ダンケルク』並みの忙しさなのに基本は会話劇なので展開のドキドキは薄く、いつまで経っても同じテンポ
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青春ジャック止められるか、俺たちを2(2024年製作の映画)

3.1

面白かった。
監督の自伝という意味では悔しかったところをもっと強烈に見てみたかったが、実際はあんまり悔しくなかったのかな??とか思いました。

カラフルな魔女~角野栄子の物語が生まれる暮らし~(2024年製作の映画)

3.1

作家自身が面白いから作品も面白い。よく聞くそんな言葉が映像化されている。

監督はもっと突っ込んでいいんじゃないか?
多数決で作られたような感じ。
エピソードは少なくていいからインタビュー聞きたい。
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凱里ブルース(2015年製作の映画)

3.4

ふしぎな詩のような作品。若い監督が実験的に作っているのか、はたまた思いのままに作ったものを受け手の自分が実験的だと感じているだけなのかは不明。
面白かった。

映画 ○月○日、区長になる女。(2024年製作の映画)

3.9

成長と共鳴と調和の物語。そして日本を変えてゆく小さな一歩の記録。

今や映画は誰にだって創ることができる。
だからこそ何を描くのかで名作とそうでないものの差は顕著になる。
杉並区長選を鮮やかに描き切っ
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炎628(1985年製作の映画)

4.0

戦争の惨らたしさをこれでもかというほど描き、観る者に追体験させようとする一級品。奔放なカメラワークがテーマのど真ん中に誘う。
前半、登場人物を正面に捉えて目線はほぼカメラというカットが多用される。それ
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オールド(2021年製作の映画)

3.4

ほぼ単一の舞台で演出力、撮影力が存分に発揮されていて面白かった。無茶な展開もエンターテインメントの力で楽しめた。

主人公の姉弟の今後がとても気になる。

あと、シャマラン監督が『シックスセンス』の時
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Polar Night(2023年製作の映画)

2.4

特異な設定でも現実味をうまく醸し出しているように思った。
自分がヴァンパイアものに求めている美意識が肝心な部分で欠けているように感じてしまった。

ほかげ(2023年製作の映画)

3.6

監督の戦争反対への執念が全登場人物に宿った作品。
監督が『野火』から『ほかげ』へ視点を進めてもスクリーンから放射される息苦しさは同様で前半が飲み屋の中に一点集中している分、窒息しそうな感覚に陥る。
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クオリア(2023年製作の映画)

3.6

面白かった。
クオリアとはなにかを広辞苑で引くと[感覚的体験に伴う独特で鮮明な質感のこと。]とあったが、作品は監督の女性感を表していたように思う。

もしそうだとすると監督は大変温かい女性に見守られな
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(2023年製作の映画)

2.5

予告篇を超えられなかった。時代劇アウトレイジを期待してた自分に気付きました。

ゴーストワールド(2001年製作の映画)

3.5

これまで何度も何度も描かれてきたモラトリアムがテーマ。主演二人のキャスティング勝ち。
イーニドの父親との関係をみると本当にいい子だなぁと思えるのは、自分が女の子の親だからだろう。初公開当時に観ていても
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

4.2

シンプルだけどこれまで無かった設定。『マッドマックス フューリーロード』や『Mr.ノーバディ』からヒントを得たのかもしれない。
きっちりカタをつける気持ちよさは絶品。囚われの女たちのいい仕事に目頭が熱
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花腐し(2023年製作の映画)

1.0

そりゃ監督しても脚本書いてもアカンやろな、という箸にも棒にもかからない男二人の話。
加えてこの二人が翻弄される女は何がいいのかさっぱりわからない凡人ぶりで箸にも棒にもかからない話に拍車をかける。

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