ンケダソさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

ンケダソ

ンケダソ

映画(553)
ドラマ(1)
アニメ(0)

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.8

ジャックドゥミ祭り#1

全編ミュージカル。セリフが歌。凄い映画。

ラスト。映像だけ観れば幸せな家族のひとコマだけれども過去やそれまでの展開の事も踏まえると。アウトロのインストでどう思えば良いのでし
>>続きを読む

不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.6

主演の見上愛さんが着てる服がどれも可愛かったなぁ。
服が似合う人好きだなぁ。(逆中村風)

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.7

エリックロメールマラソン#7

一旦完走。満足のいく走りが出来ました。

緑の光線(1986年製作の映画)

4.0

エリックロメールマラソン#6

ロメールの中でこんなにもまっすぐ人間の孤独さとか悲哀に向き合っているのは珍しいような気がした。

連休中の似た状況でこれを観て、私はこの時間が支えになりました。

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

4.0

エリックロメールマラソン#5

ミラベルが美しい。。。
初めてキーラナイトレイを見た時の感覚が蘇って、スカヨハぽさもあるし。
レネットはレネットで若い頃のウィノナライダーぽさもあって。

満月の夜(1984年製作の映画)

4.0

エリックロメールマラソン#4

ロメールの作品中では登場人物に魅力を感じても役者にそう思う事はあまりないのだけれども、パスカルオジェにはさすがに夢中にならざるを得なかった。

作品数が少ないからこれが
>>続きを読む

海辺のポーリーヌ(1983年製作の映画)

3.9

エリックロメールマラソン#3

よくもこう皆誰一人、開き直る事もせず自分を正当化させることをやめずにいられるなと。その姿勢が呆れを通り越してコミカルに見えてくる。

基本会話だけで話・展開が進んでいっ
>>続きを読む

美しき結婚(1981年製作の映画)

3.6

エリックロメールマラソン#2

どんなにわがままで憎まれ口を叩く人でもどこか一つは可愛げを感じられて愛着持てるものだけどこれだけはイライラが増し続けてしまった。

ただそういう人に対する解像度の高さに
>>続きを読む

飛行士の妻(1980年製作の映画)

3.8

エリックロメールマラソン#1

夜,寝室で言い争っているシーン。枕を何度も動かして姿勢を整える感じにリアリティを感じた。

フランス人って会話が多いイメージだけれどその殆どが衝動で言葉を発していそう。
>>続きを読む

異人たち(2023年製作の映画)

3.9

pet shop boysがヤバい。pet shop boysのシーンがヤバい。

予告編でこの曲がかかるシーンがキーな事は予想していたけれど、構えていても真っ正面からやられた。
曲単体で聴くのと、映
>>続きを読む

オーシャンズ13(2007年製作の映画)

3.6

なんか、、ぜんぜん、、、面白くなかった。。。。

11と12で感じたワクワク感は最初にアルパチーノが映った時くらいで。殆どのオーシャンズ達は存在感も薄くて。
ポスタービジュアルもなんか安っぽい。パロデ
>>続きを読む

オーシャンズ12(2004年製作の映画)

3.8

続編がちゃんと面白い。
冒頭でオーシャンズ達が再結集していく所はずっとワクワクしてた。
シリーズ物は全部観たいタチで良かった。

テロップのフォントとか出し方が特に印象的。編集が全体的にかっこいい。
>>続きを読む

オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.9

分野のスペシャリストが集う系映画の雛形で最高峰〜

こんなに豪華なキャストを集めて卑怯だなんて言わず、ベガスでひたすらド派手にかっこいい様を見せてくれて有難う〜

今回もブラピは何かを美味しそうにムシ
>>続きを読む

悪は存在しない(2023年製作の映画)

4.0

ラストシーン。
終始不穏さに風が吹かないなんて事はなかったけれどあまりにも唐突に身体中の血液が走る感覚がゴダール映画に似たものを感じた。
タイトルのカラーもトリコロールだったな、なんて。

暗殺の森(1970年製作の映画)

3.8

政治的な物語かと思っていたら、政治や世の中をダシにした1人の人間の物語でした。

何十年の前の映画にも関わらず新鮮味と圧倒的な形式美映像美を感じる画角や色彩感覚。映画も芸術の一種たる所以だなと。

秘密の森の、その向こう(2021年製作の映画)

4.0

コンパクトだけど凄いモノを観たなという感じ。
自分がファンタジー系をあまり知らないからかもだけど秀逸な設定だし、鬱々と不穏な雰囲気はあるけれど結へ向けた構成が見事。

若くして親になった人というのは向
>>続きを読む

さよならのとき(2014年製作の映画)

3.7

自分の中での北欧のイメージが固まった。
平和的で穏やかに見えるんだけれどもどこか不穏さも帯びていて不安に感じてなんだか危険な雰囲気。
これだよこれこれ。

景色とエレクトロニックな音楽が忘れられない。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.6

客観的に見たら特別で素敵な関係性の中で生活を送っているように見えるけれども、主要人物の2人は主観的に自分達がそうであるという事に気づけているのかな?

北欧は都市部もいいけれど田舎の農村も随分見惚れる
>>続きを読む

TOVE/トーベ(2020年製作の映画)

3.7

ムーミンについての知識はあまりないのだけれども、いち画家の半生として面白い映画。主演が“枯れ葉”の女優さんでした。

ヴィヴィカとのシーンが全体通して特別好みでした。綺麗で危険でした、人も状況も。

愛の部屋、裸の2日間/朝までの二夜(2015年製作の映画)

3.7

官能映画みたいなタイトルだけれども、中身は北欧版ロストイントランスレーションて感じで雰囲気あって良い。

また邦題で割りを食っちゃってる映画がここにも一つ。

アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

3.9

現代社会の黒人を取り巻く環境をシリアスながらもコメディタッチはたまたメタ的に描かれていて過度な悲哀がなくて見やすかった。

黒人に対する認識が当人たちのと白人たちのそれとでまるで違くて、作品上後者はず
>>続きを読む

ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.7

一般的な倫理観では善悪や事の進み方は明らかなようにも感じるけれど、明確な信仰がある場所で起こった出来事に対して無宗教な自分の考えを照らし合わせる事は難しい。

こうした出来事が起こった事は勿論、こうし
>>続きを読む

マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.7

文学版プラダを着た悪魔な感じかなと思ったけれども案外ひな形通りには進まなくて、でもインテリアやファッションなんかはこちらの方が好みかなと。

最近全然本読めてないなぁ、

ブルックリンの恋人たち(2014年製作の映画)

3.6

どうしてこうも原題内容とミスマッチな邦題を付けてしまうのだろうかと。
商業的な理由もあるんでしょうが、私は仮に内容が良かったとしても満足度がまるで変わってしまうので。

さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

3.6

主人公の隣人を見て博識な人に改めて憧れる。
でもモノを知っているだけの人には絶対になりたくないんだよな。表裏一体で難しいけれど。

舞台はニューヨークだけれど映画自体はイギリス映画のような雰囲気に感じ
>>続きを読む

運命の扉(2022年製作の映画)

3.5

吹替版というだけで色々とキツい。

Amazonオリジナルに初めて裏切られた。

ラブ・アット・サンセットテラス(2020年製作の映画)

3.5

映画よりもドラマぽいポップさというかチープさというか、好みはあるとして。

観光旅行ではなくて休暇旅行に対する憧れはまた一段と高まりました。

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

3.8

予告編とかから恋愛の部分で凄い食らうのかと思っていたけれども割とそれ以外の要素がグサッときて。
対比の描写が秀逸で。どちらの世界も陰と陽、明と暗ではないと思うからこそそれぞれの状況の事を物凄く考えてし
>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.8

韓国にもロメールがいた!

この監督が写す韓国が好きなので、kpopを通っていなかったらこの監督きっかけで韓国に興味を抱いていたかも。

豚が井戸に落ちた日(1996年製作の映画)

3.6

ずっと掴みどころがありそうで、掴めなくて。
でも掴みたかったから掴んだ人に話を聞きたい。

あと若い頃のソンガンホ。

ベイビーティース(2019年製作の映画)

3.8

静かな混沌。

BGMのクラシックとポップスが心地いいけれど奇妙で不気味。

美しい絵の崩壊(2013年製作の映画)

3.6

設定は一度置いておいて、
タイトルの通り人も画も綺麗だったけれども脚本が下品に感じた。

彼の見つめる先に(2014年製作の映画)

3.7

ダメだ、こういう展開にこういう顛末。食傷気味。

でもって、本質的な問題に対して無関心というわけではないのでそこにああだこうだ言われたら流石に黙ってられないです。

希望の灯り(2018年製作の映画)

3.9

ドイツにもアキカウリスマキがいた!

画面越しで伝わるこのヨーロッパの冷たさになぜこんなにも憧れてしまうのでしょう。決して憧れるようなものではない事は分かっているのにも関わらず。