ンケダソさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ンケダソ

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つぐない(2007年製作の映画)

3.7

ドビュッシー/月の光

キーラ・ナイトレイ
シアーシャ・ローナン

プライドと偏見(2005年製作の映画)

3.9

数人の好きになれないキャラクターを除いて、この映画にまつわるもの全てが最高。その中でも1番はタイトル。秀逸。あまりにも

とはいえ当時の目に見えた階級社会や結婚観なんていうものは現代の感覚からしたら生
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ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.7

電車を乗り過ごし終点駅で下車した女性が夜の街を彷徨い歩きながら家路につく。

終点駅から家までの距離感も分からないし、夜とはいえ色々な出来事が起こって様々な人との交流がある割には詳細な時間が分からなく
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コットンテール(2022年製作の映画)

3.9

リリーフランキー、高梨臨、そしてイギリスと好きな人好きな国と好きが何重にも重なり合ってそりゃ良い映画でした。

レア・セドゥのいつわり(2021年製作の映画)

3.6

冠番組ならぬ冠映画なんてさすがレアセドゥと思ったけれども、それは邦題のみなのね。なっさけない。

アンハサウェイ/裸の天使(2005年製作の映画)

3.6

ちょっとやんちゃな黒人の世界に憧れる白人teenagerをアンハサウェイが演じてるって話。

ラヴ・アフェアズ(2020年製作の映画)

4.0

どれも三、四角関係劇。会話劇ではないけれどロメールぽい構造でかなり好み。

好きなタイプのフランス映画。

己の欲望のままに行動をし、それを真っ直ぐと正当化させようとする。この図太さに呆れつつもどこか
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天国にちがいない(2019年製作の映画)

3.8

メッセージ的な事を読み取る事は今の私には読み取る事は出来ないけれど、ロードムービーとして存分に楽しみました。

映像も広角にワイドで、ウェスアンダーソンみたいなシンメトリーな構図で面白かった。

必要
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プロヴァンスの休日(2014年製作の映画)

3.6

これまであまり見たことなかった南仏の一面が見れた。

でも映画としてはなんだか全体的に日テレのドラマぽい雰囲気があって好みではない。求めていたプロヴァンスではなかったです。

セザンヌと過ごした時間(2016年製作の映画)

3.6

セザンヌをあまり知らないからか乗り切れなかった。私の非。

セザンヌの絵も見てみたけれど水彩画はあまりピンとこないらしい。尚、私の非。

乙女たちの秘めごと(2017年製作の映画)

3.6

まるで昔の西洋絵画を見ているかのような時代背景と映像美。
ポスターもフェルメールみたい。

内容も悪くはないけれど、映像ほどの印象は残ってないし、明らかに終盤失速。

ダゲール街の人々(1976年製作の映画)

3.8

パリはダゲールで生活や仕事を営む人達の少しのインタビューも含んだドキュメンタリー。

自分が映像制作を生業にしていたら相当影響を受けてそうな構成に映像。

幸福(しあわせ)(1964年製作の映画)

4.0

凄いものを観てしまった。

1番道義的、倫理的に間違っている人が淡々と幸せを得続けている様。
主人公の男に対する怒り呆れと映画そのものの満足の狭間で溺れる。

ただこんな変態な映画に関わらず夫婦、子供
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5時から7時までのクレオ(1961年製作の映画)

3.8

意図は分からないけれどカラーとモノクロの使い分けが印象的。

自分の不安に対してナーバスになっているけれども周囲の人間はどこか楽観的で不信に思うクレオ。クレオの気持ちにも周囲の人達の対応にも大いに同情
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ラ・ポワント・クールト(1955年製作の映画)

3.6

アニエスヴァルダ祭り

景色、文化、生活が今の世の中とまるで異なるから、猫の鳴き声が聞こえてやっと同じ世の中である事に気付いた。

海がきこえる(1993年製作の映画)

3.9

知らない時代の暮らしを懐かしみ、不便な暮らしに憧れて、彼等彼女等の関係性を羨む。

でも、どうせ今のこの時代もどうせ数十年後振り返ったらどうせノスタルジー感じるだろうからどうせだから過去と現在比べてば
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

3.8

岸井ゆきのの気迫がすごかった。

途中手話のコミュニケーションに字幕がついてないシーンがあって、逆に言葉で会話している場面ではこんなにも孤独を感じているのかと感じた。

主人公があれほど会長にこだわる
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

3.9

松岡茉優!松岡茉優!!松岡茉優ぅ!!!

すげぇ!!畏怖だよ畏怖ぅ!

ほつれる(2023年製作の映画)

3.9

罪悪感とか後悔とか後ろめたさから、知らない気付いていないふりをしてやり過ごそうとしてしまう事って確かにあるなと。
ただ自分の場合はそれを抱えているというストレスに押し潰されて結局負の連鎖に陥る事がほと
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オーファンズ・ブルース(2018年製作の映画)

3.6

日本なのに日本とは思えないアジアンな高温多湿感が居心地悪くて良い。

登場人物達の過去や背景などが推測はできるけれどほとんど語られていなくて鬼になる。

記憶に障害を持った人を軸に扱うとなるとどうして
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(2022年製作の映画)

3.7

色んな縦軸があったけれどどれも混じらわずに散らかって終わったという所感。
でも面白かったのは不思議。

津田寛治が1番かっけぇや

うみべの女の子(2021年製作の映画)

3.7

真新しさみたいなものは特別感じなかったけれども邦画でこういうのが観られるのは新鮮味があった。

好きか嫌いか鑑賞中ずっと判断しかねたけれども、はっぴいえんど流れるし日本の港町の風情感じられるし若い俳優
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avec mon mari アベック モン マリ(1999年製作の映画)

4.0

モテ男達とモテ女達の恋愛の戯れごと。大人達の意地の張り合いが淡々と会話劇で進んでいく。

ポスターから前衛的なものかと思っていたけれども、空気感が落ち着いていてこれも良かった。

起きている状況はかな
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退屈な日々にさようならを(2016年製作の映画)

3.6

初めは点々としてた相関図が次第に繋がっていく感じは面白かった。けれども東京と福島の対比のなかで東京の女性があまりにも東京で少しばかり嫌味に感じた。

カネコアヤノの存在感がカネコアヤノ。映画の感想とは
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猫は逃げた(2021年製作の映画)

4.0

この異様な四角関係が猫とユーモアでブレンドされて最終的にはほのぼのしてます。

最後のシーンに今泉力哉の真骨頂を感じました。

愛なのに(2021年製作の映画)

3.7

こういう普通でない状況を普通ぽくみせる映画は好み。

今泉力哉はなんでこんなにも男性を情けなく写すのが上手なのでしょう?女性の目から見た男性はこうなのかな?とも思うけれど今泉力哉は男性だし謎は深まるば
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そばかす(2022年製作の映画)

3.8

人と違うかもしれない事を堂々と主張出来ることに素直に憧れる。

自分もそうだと思っていた。でも全然そんな事なくて。
本当に器用な奴だなと思う。皮肉な意味で。

そういう意味で羨ましいキャラクターが沢山
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.9

発達障害の少女の話。

正直な話、これまで出会ってきた人の中でそれに近いなという人はいたし今もいるし今後出会うかもしれない。自覚なしに自分もそれに該当しているかもしれない。

当事者や周りも含め悪い人
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(2017年製作の映画)

3.9

大人になって久しぶりに会ったかつて恋人同士だった幼馴染。
気まずさや距離感を埋める?為に互いが絶妙に気を遣い合うやりとりの様が良い。

もうちょっと感想言いたいし、登場人物の2人も本当はもう少し話した
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また春が来やがって(2021年製作の映画)

3.8

会話の中にタクシードライバーが出てきたり加藤愛が好きだったり、坊主の人とは気が合いそう。

会話中のカメラが人間ではなくて餃子を焼いてるフライパンだったり寝ている人だったりと、その場に対する想像力が掻
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Coldplay Music Of The Spheres: Live at River Plate(2023年製作の映画)

5.0

何度も何度も鳥肌が立つから、体が熱を帯びてるのに体が冷えるのですよ。
是、私の感動の指標の一つ。

ゴッド・ヘルプ・ザ・ガール(2014年製作の映画)

4.0

初めのうちはチープだなんて思ってたけれど、ファッションが凄くいいしイギリスの街並みもにも憧れて、私の目を喜ばせます。映画まるまるが一本のMVの如し。
愛着の持てる登場人物達で感性も騒ぎます。

サント
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シックス・センス(1999年製作の映画)

3.8

難しかった。一番違和感を感じていた部分が伏線で少し安心した。

子役の演技が迫真、というか本当にこういう能力を持っているのではないかと錯覚するほどの自然さ。

毎度毎度思う事で90年代後半の洋画の色味
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セブン(1995年製作の映画)

3.8

雲ひとつない日の午前中に観るには刺激が強すぎたけれども。

罪のない者の正義より罪人、マイノリティーの者の正義の方が個人的には心打たれるものがある。ラストの車内の会話のように。

2人の刑事のこれから
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Mr.&Mrs. スミス(2005年製作の映画)

3.7

こうした設定は以後多くの作品でオマージュされているから新鮮味を感じはしないけれど、そりゃ面白い。

内容はまあ予定調和というかご都合主義だけれども、設定とキャスティングがこの映画の全てでしょう。

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