sonozy

サウンド・オブ・フリーダムのsonozyのレビュー・感想・評価

3.5
児童人身売買の闇に挑んだ実在の人物、元・米国土安全保障省の捜査官ティム・バラードをモデルに、自らの命をかけてホンジュラスから誘拐された二人の姉弟を救い出す物語。
メル・ギブソンがエグゼクティブ・プロデューサーに名を連ねてます。

緊迫した展開に最後まで引き込まれて観終えましたが、調べてみると、実話がベースとはいえかなり脚色されているようなのと、ヒーロー的に描かれているティム・バラードが現実では色々とやらかし男だったり、ティムを演じたジム・カヴィーゼルがQアノン陰謀論寄り発言をしたりで、Qアノン支持者が本作に盛り上がっていたりと、周辺が諸々きな臭いようで。。
内容について全てを鵜呑みにしない方が良いかもです。

ただ、本作に出てくる南米など世界での児童性的人身売買というおぞましい現実、恐ろしさについて知る意味で見るべき作品だと感じます。
※出演した子役たちへの影響が心配ですが。。

タイトル『Sound of Freedom』の意図は分かりませんが、誘拐される11歳の少女ロシオがオープニングとエンディングで歌う印象的なエキゾチックな響きがFreedom(自由/解放)を感じるような。
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