雨宮はなさんの映画レビュー・感想・評価 - 31ページ目

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

正直、前作の方が好きでした。
とりあえずJ‣Wを怒らせてはいけない、ということはわかりますが、個人としては彼にルール違反はしてほしくなかったです。
あとは殺し合いのシーンが続くだけなので物語や設定が好
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

2.0

ものすごく面白いわけでも、ものすごくつまらないわけでもない作品。平日夜にお惣菜とアルコール用意してぼけっと眺めていられる。
しょーもない人間しか出てこないので気楽に見ていられる。設定も仕組みも入り組ん
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飛びだす 悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲(2013年製作の映画)

3.0

後日譚として面白いことは面白いが、原作の続編というには時代が最近すぎて違和感。友人が全員いなくなってからが本編。
スプラッタ、グロよりもソーヤーとハートマンの因縁、ハートマンによる町の支配と脱出がメイ
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レザーフェイス―悪魔のいけにえ(2017年製作の映画)

3.0

レザーフェイスに至った理由や、初フェイスなどは楽しめた。
出てくる人間は精神に難があるか、オツムに難があるかのどちらか。ヒロインのオツムの弱さはホラー界屈指だと思う。
5歳とチェーンソーがそんなにピッ
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ラッキー・ガール(2006年製作の映画)

2.0

ラッキーを発揮している間の展開(特に冒頭のヒロインの)は楽しく観られる。アンラッキーの内容は、ほぼ準備不足と不注意や視野の狭さと浅慮。
ヒロインの頭と性格の悪さで「頑張れ」「可哀そう」とは全く思わない
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Hな彼女の選び方 ボクのハートは右か左か?(2002年製作の映画)

2.0

本当に脚本があるのか疑いたくなる程、展開が唐突だし軸がブレブレ。
#邦題のコレジャナイ感 もさることながら、キャッチコピーや宣伝文句も作品からズレていて、一貫しているのはプリンシパルが美人さんというこ
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NICE 2 MEET U ナイス・トゥ・ミート・ユー(2013年製作の映画)

2.0

文化を知り理解を示すことは、その人を大切にすることだということを改めて感じることができる作品。
ヒロインの自分勝手さと独りよがりに苛々することはあれど、良い女だと感じることはほぼない。
フリップで会話
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恋愛だけじゃダメかしら?(2012年製作の映画)

1.0

妊娠・出産が簡単なものではないことを知るにはちょうど良いエンタメだと思います。
きちんと結婚→出産・育児の準備をする人間ほど高齢&恵まれず、出来ちゃったタイプには流産等トラブルがあるという皮肉な展開バ
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トラスト・ミー 楽しかったあの日々を(2017年製作の映画)

3.0

#邦題のコレジャナイ感
広げたままで回収していない要素もあれど、学生生活を楽しんだことのある行き詰まった25-30歳頃には良い刺激になる作品だと思った。
主人公の「前に進むためには後戻りも必要だった」
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ホワイト・チョコレート(2018年製作の映画)

3.0

差別問題を考えるのにちょうどよい規模の作品。主人公の身の回りでしか物語が展開されないし、友人・家族での問題発生なので身近に捉えて考えやすい。
作りが甘く、大学生の自主製作作品なのかな?という印象。
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30日のセックス(2016年製作の映画)

3.0

セックスレスの相談を受ける機会が多かったので真剣に観てしまった。
離婚危機の夫婦がセックスを通して、自分の解放と相手の理解を深める努力をする様子と経過を描く。
登場人物の服装に現在のスタンスや心的距離
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ミュージック・マン/脱・負け犬人生(2009年製作の映画)

2.0

長髪イケイケの #ベン・スティラー さんと売れる前の #アナ・ケンドリック さんが観られる。
トラウマ克服してなりたい自分になれた!というラストだけど、精神も思考回路も幼い彼の愚かな言動をずっと見せら
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マッチング・ラブ デイジーがつなげた恋(2016年製作の映画)

2.0

仕事脳に引きずられて生活にまでリストを持ち込む主人公が、デイジー(犬)の世話をすることで考え方・価値観を変える。
「本当に大切なものは何か」「大切にするにはどうしたら良いか」に大人たちが真面目に取り組
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恋するモンテカルロ(2011年製作の映画)

3.0

豪華な出演者、衣装、景色をいっぺんに楽しめる作品。
時間差、すれ違い演出が面白い。
三者三様の課題と解決、相手がいるので何かしら刺さる可能性が高い。自分にとってのテオ、ライリー、オーウェンに出会いたく
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

1.0

雨の描写や構図を楽しむ作品。雨の日にオムライスを食べたくなる。
ラストに出てくる靴のデザインがそこはかとなくダサい。
よく言えば、「想像を膨らませて楽しめる」。個人的には、必要な情報が描かれておらず釈
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フロッグ(2019年製作の映画)

4.0

近年間違って&軽々しく使われるようになった「サイコパス」を正しく描写したスリラー。

大きなスクリーンで鑑賞。不気味さが一層際立った。
鑑賞は二回目で、忘れていた内容があったとはいえのめり込んで楽しむ
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ブリミング・ウィズ・ラブ 幸せを呼ぶカフェ(2018年製作の映画)

4.0

物語も人物設定も全て想像通りのベタベタな作品。だからこそ、細かい色々な部分を楽しめる余裕がある。
主人公が書くコラム、台詞にことばのセンスを感じる。字幕翻訳者のセンスもあってこそ。
相変わらずメインビ
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トップガン(1986年製作の映画)

1.0

何をしているのか、どうすごいのかがわからず上手く興味を持てなかった。メグ・ライアンが端役(主人公の親友の妻)で驚いた。
すんなり受け取れた情報は「自分で判断するのがパイロットだ」という台詞。これは飛行
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恋は邪魔者(2003年製作の映画)

3.0

「実はすべて仕組まれたことでした」という、なんとも無理のある設定にずっこけた。ノックスの十戒が無い推理小説みたいな作品。
衣装、#ジュディ・ガーランド が歌う映像を使ったシーン、電話中の二人を切り貼り
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ムービング・ロマンス(2017年製作の映画)

2.0

深夜にテレビ番組で流すレベル。ただひたすら主人公が「話を聞かない、教科書丸暗記学級委員長タイプ」で周囲に迷惑をかけるのだけ上手。ファッショナブルな衣装でもないし、見た目にも憧れるヒロイン像ではない。>>続きを読む

マーゴット・ウェディング(2007年製作の映画)

1.0

絶対に言わなきゃいけないのは、#モトリー・クルー のベースの名前はミック・マーズじゃない。「ニッキー・シックス」だ!!
#8月の家族たち やこれみたいなファミリー物は苦手だなぁ。
ニコール・キッドマン
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ラブ×ドック(2017年製作の映画)

1.0

予告編と出演者を見て鑑賞を決めたけど、個人的には観なくて良かった作品。
筋肉バカな玉木宏さんと女医姿の広末涼子さんを拝んでおしまい、で良いです。物語やキャラ設定はよくあるものばかりでこの作品でないと観
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南極料理人(2009年製作の映画)

4.0

明るく軽めに描きつつ、悩みや苦労を取りこぼさずにおさめている素晴らしい作品。
閉鎖空間での過ごし方を考えるヒントになる。
水を自由に使え、好きなものを飲み食いでき、電波があり、娯楽に事欠かないというの
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

4.0

目の保養にイケメンでも眺めるか…という心づもりでいたが、役者陣の演技と物語の展開に持っていかれた。男が誇りをもって仕事に打ち込む姿は本当にかっこいい…。
何かを察して、言葉をかけずに受け止める友情は素
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サイレン FORBIDDEN SIREN(2006年製作の映画)

1.0

原作ゲーム #SIREN の良さを完全に潰した駄作。
メインビジュアルにある「警告」もいまいちだし、ホラー作品といえど主人公がここまで大根でいいのかってレベルで演技が下手。
もはや名前と地名だけ借りた
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バニラ・フォグ(1999年製作の映画)

2.0

#こまけぇこたぁいいんだよ ってなるご都合マジカル恋愛作品。
香り、感情、料理を使ったシンデレラストーリーで、王子役がまさかのポンコツぼくちゃんという設定。
設定も人物像も基本的にゆるふわなので、BG
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サイレントヒル(2006年製作の映画)

3.0

主人公がバカ過ぎて基本的に苛々しっぱなし。
実写化は残念になりがちだけど、丁寧に作られていて原作ゲームの雰囲気はさほど崩れていないように感じる。
三角様の活躍がほぼ無かったのは残念。
このクオリティな
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トランス・ワールド(2011年製作の映画)

4.0

全く期待をしていなかったが大当たり。
中盤からラストにかけてが特に面白い。
各々のもつ情報がピースになって、それぞれの素性と現状、打開策が見えてきたときのワクワク感がすごかった。
所々出てくる映画ネタ
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あと1センチの恋(2014年製作の映画)

2.0

珍しく良い邦題が付いた作品。
相手のことを思いやってるつもりの思考と言動は、結局誰のためにもならないことがわかる。
違和感から目を背けず、希望を盲信せず、自分に嘘をつかない勇気をもつ重要さに気づかせて
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未来世紀ブラジル(1985年製作の映画)

1.0

世界観萌え作品だと思う。

個人的には情報が多いわりに、夢と現実の区切り位置がわかりにくかった。
主人公がみる夢や言動の童貞っぽさがすごい。仕事せずに恋愛にかまける主人公なので応援する気になれない。
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感染列島(2008年製作の映画)

1.0

自分勝手で考え無しな日本人の実態を描いたならば成功した作品といえると思う。
ツッコミどころが多すぎて追い付かないが、医療従事者と研究者が「感染」を意識していない言動をとることに違和感しか無かった。
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ナイアガラ(1953年製作の映画)

3.0

#モンローウォーク で去る後ろ姿を追うロングショットで、あの歩きづらい仕草をこともなげにやりきる彼女に改めて尊敬する。
ただ、主演は #マリリン・モンロー さんではないように思える。
「逃げる」演技に
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ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.0

「人間離れしているけど、超人ではない」のがミソ。いや、十分超人なんですけども。それでもやっぱりちゃんと隙を襲われたり、ケガをしたりするのがイイ!
とにかく重火器と爆発!じゃないところが好きです。
躾と
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そして誰もいなくなった(1945年製作の映画)

3.0

ニコニコ動画内でクトゥルフTRPG動画が流行っていた頃に使用されていた題材として認識していた作品。
おおよその筋書きは覚えていたし、犯人の目星もついていたもののラストを知らなかったので非常に楽しめた。
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