見てる間中、年々高所が怖くなってきてる私(何でだ!)の膝下がざわざわとして落ち着かなかったのはともかく、市井の人が建物やランドマーク、街を愛するようになる瞬間が見られて良かった。
ベルリンの壁が作られるところとか、東西ベルリンを電車で行き来するシーンが印象的だった。あと癖とか表情、アクションでニュアンスを伝えたり、同じようなシーンを繰り返して差異を見せるとか、普通に気の利いた演>>続きを読む
複数のメンバーの母親のコメントを1人のナレーターが演じるので、メンバー全員が姉妹に思えたり、メンバーそれぞれの人生が1人の人生の複数のバリエーションみたいに思えたりして、不思議な感覚だった。
素晴らしい。いろいろなシーン、セリフを断続的に思い出す。スクリーンに漂うただならぬ不穏さや、劇中セミナーや朗読会の扱いも印象的でした。
見つめる視線。こういう映画を許容する時代があったというドキュメントとしても観れた。
1部は観れてないけど、数時間の映画でポルトガルの現在を描くという乱暴さというか、野蛮な知性を感じるこの作品に未来を感じた。今必要なのはこういう映画だなぁと思う。
登場人物同士の衝突や行き違いが、作中人物が語る言葉を裏切らずきちんと描かれていて、おもしろいなぁと思う(実際結構笑ったw)。中盤で登場するコインランドリーで流れる時間が、音楽も良くて印象的だった。
主人公のクラブDJがほぼ同世代(ちょっと上かな)だったので、自分がクラブやライブに行ってたことなどあれこれ思い出しつつ観る。ダフトパンクが素顔で何度も出て来るけど、あれはそっくりさんってことでいいんで>>続きを読む