すぽさんの映画レビュー・感想・評価 - 39ページ目

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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

3.8

後世に語り継がれるべき物語の一つ。

役者や美術、セットがいいのに編集がイマイチで損してる感じがする。

ゾンビ・ガール(2014年製作の映画)

3.1

今は亡きアントン・イェルチン主演。

三角関係の恋愛ストーリーにゾンビが混ぜ込んである所が他のゾンビ映画とは毛色が違っている。

全体的に中途半端な気がしたので、もっとコメディに振り切ってたら良かった
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死霊のはらわた(2013年製作の映画)

3.7

監督こそフェデ・アルバニスだけど、サム・ライミとブルース・キャンベルも製作にかかわっているだけに、ただのリメイク以上のものを感じる内容になっている。

先端恐怖症の人にはオススメできない。

アウトバーン(2016年製作の映画)

3.3

主人公はニコラス・ホルトだけど、アンソニー・ホプキンスとベン・キングズレーの存在感溢れる映画。
マトリックス・リローデッド(個人的に映画史上最高のカーチェイスシーンがある)の製作に携わったジョエル・シ
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ロイヤル・ナイト 英国王女の秘密の外出(2015年製作の映画)

3.6

よくある感じのストーリーだけど、テンポが良いので飽きずに観れた。
VEデイ(戦勝記念日)の街の賑わいが見所。

英国王のスピーチと一緒に観たい作品。

英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.6

ジョージ6世が吃音症を治すべく奮闘する物語。

第二次世界大戦を乗り切る上でも重要なイギリスの結束力の一つになったであろうジョージ6世のスピーチがいかにして生まれたのか。

いい役者も揃ってるし、歴史
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ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

3.8

終わり方がとても良かった。

ミュージカル映画のオマージュだが各所に散りばめられてるので、知っているとさらに楽しめそう。

「過ぎたこと、選ばんかった道」は覚めた夢と変わりはないのかもしれない。

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.7

メリッサ・マッカーシーが見た目とのギャップで笑いを取るだけかと思ってたら、まさかのジェイソン・ステイサムがお笑い担当。

久し振りに途中で飽きないコメディー映画を観た気がする。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

間違いなく激動の歴史の一つを基にしているにも関わらず面白さが感じられないのはスピルバーグ監督が悪いのか、脚本のコーエン兄弟が悪いのか…。

ベルリンの壁建造のシーンや飛行機の墜落シーンあたりは流石スピ
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COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

3.0

コーエン兄弟スメル漂う片田舎スリラー。

ストーリー展開にケレン味は薄いけど、寂びのあるケヴィン・ベーコンの演技がいい。

グランド・イリュージョン 見破られたトリック(2016年製作の映画)

2.7

チャイナマネーで一作目の設定を使ってミッションインポッシブルを作った感じ。

ブルー・リベンジ(2013年製作の映画)

3.7

作品冒頭から引き込まれる。
腕が立つわけでもない普通な感じの主人公が作品にリアリティを持たせているし、復讐のために人生を捨てている様が赤い炎というよりは青い炎であるところに作品の個性が見える。

二十四の瞳(1954年製作の映画)

4.0

1954年のキネマ旬報ベストテン1位の作品。

女性教師と生徒達が戦争という歴史のうねりの中を生きた物語に心打たれる。

反戦色が強い作品かと思いきや、家庭の事情なども絡んで、大きい流れとしての「時代
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ドクター・ストレンジ(2016年製作の映画)

3.8

IMAX 3Dにて鑑賞。
個人的にここのところいささか食傷ぎみなMCUだったけど、ここに来て魔術という新しい映像体験は観ていて楽しかった。

ベネディクト・カンバーバッチははまり役だし、デンマークの至
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キャビン・フィーバー(2002年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

山小屋で起きる悪性感染症パニック。男性陣のキャラ付けや警官がいい味出してる。

山小屋に行く前に人里離れた商店に立ち寄るのもこの手のホラー好きとしては嬉しい。

今観るとカメラワークや演出に荒は目立つ
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ノック・ノック(2015年製作の映画)

1.0

最高の監督にして最低の映画。ヒネリもなければクライムミステリー的なカタルシスも特にない。どうしたイーライ・ロス。

強いて言えば監督の奥さんでもあるロレンツァ・イッツォの裸が観れて幸せ。

ハドソン川の奇跡(2016年製作の映画)

4.3

機長の人間性や葛藤を上手く描きつつ、主要登場人物やモブにもキャラクターを持たせているのに話が散らかっていないバランスの巧さを感じる。

やりようによっては退屈な一本になる様な話を、最後まで緊張感が持続
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.2

何でも願いが叶えられるというと、ジム・キャリー主演の「ブルース・オールマイティ」を思い出すが、
モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズが監督を務めているだけあって、コメディアン的な笑いや風刺がより強い
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TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ(2015年製作の映画)

3.4

クドカン×長瀬智也の組み合わせが好きなので期待して観たら、主人公の神木隆之介と同じかそれ以上の存在感だった。

脇役も濃い人ばかりだし、地獄でのシーンは舞台を観ているようで楽しめた。

ギャグとシリア
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君の名は。(2016年製作の映画)

3.6

映像美とテンポ、キャラクターの魅力、入れ替わりの演技も上手くて楽しめた。

基本となるSFのギミックは一般的なものだけど、新海さんらしい付かず離れずの男女感は良かったと思う。

大筋をなぞるストーリー
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ボーダーライン(2015年製作の映画)

3.8

麻薬カルテルVS米国の仁義なき闘いに身を投じる「やり手」のFBI捜査官ケイト・メイサーの視点を主軸に物語は展開する。

身を投じたのはいいけれど右も左もわからぬまま、ヤバイと言うことだけはビリビリと伝
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.2

デス・スターにまつわる話を、サブストーリーとしての強みを生かしてやりきった良作。

生死に関してナチュラルにストーリーが展開する所は素直に感動できるし、醍醐味の一つである宇宙空間での戦闘もダラけず一気
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

4.4

刻一刻と状況が変わるスリリングな展開を無駄なく見せてくれるので、最初から最後まで緊張感が途切れる事がない。

戦争が起きる時、最初に犠牲になるのは「真実」なのだと言うことを改めて思い知らされた。

デッドライジング ウォッチタワー(2015年製作の映画)

3.5

カプコンのゲームを原作とした本作品、いざ観てみると思ったより面白かった。

ゲーム版はロメロ監督のゾンビと同じく、消費の象徴でもあるショッピングモールを舞台にしていたが、本作は隔離された街を舞台に話が
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この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.7

今や各所で話題にされてるこの映画、多くを語る必要はないだろうけど、
パニック映画スキとしての目線でレビューさせてもらうなら、キャラクターの感情を観客に押し付ける演出になっていない故に、見始めると主人公
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ロスト・バケーション(2016年製作の映画)

4.0

サメ映画=B級と思うなかれ。

最小限の登場人物と、美しくも「官能的」なプライベートビーチ然とした浜で繰り広げられる血飛沫の宴は、散りばめられたオブジェと伏線の回収で物語は最高にスリリングな展開をみせ
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沈黙ーサイレンスー(2015年製作の映画)

4.0

宣教師やキリシタン達への弾圧は学校でも習ったし、教科書には踏み絵の写真なども載っていた。

当時の僕は「信仰は捨てずに形だけ踏めば良いんじゃないか」と思っていたけど、「踏むか踏まないか。その意味と信仰
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クランプス 魔物の儀式(2015年製作の映画)

3.6

クリスマスにゲスい親戚がディナーを囲み、一人の子供のピュアな心が踏みにじられる時、やつらはやってくる……。

テンポよく緩急のついた展開で観てて飽きず、クリーチャーもオリジナリティがあって楽しい。
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