最高の監督にして最低の映画。ヒネリもなければクライムミステリー的なカタルシスも特にない。どうしたイーライ・ロス。
強いて言えば監督の奥さんでもあるロレンツァ・イッツォの裸が観れて幸せ。
機長の人間性や葛藤を上手く描きつつ、主要登場人物やモブにもキャラクターを持たせているのに話が散らかっていないバランスの巧さを感じる。
やりようによっては退屈な一本になる様な話を、最後まで緊張感が持続>>続きを読む
何でも願いが叶えられるというと、ジム・キャリー主演の「ブルース・オールマイティ」を思い出すが、
モンティ・パイソンのテリー・ジョーンズが監督を務めているだけあって、コメディアン的な笑いや風刺がより強い>>続きを読む
クドカン×長瀬智也の組み合わせが好きなので期待して観たら、主人公の神木隆之介と同じかそれ以上の存在感だった。
脇役も濃い人ばかりだし、地獄でのシーンは舞台を観ているようで楽しめた。
ギャグとシリア>>続きを読む
映像美とテンポ、キャラクターの魅力、入れ替わりの演技も上手くて楽しめた。
基本となるSFのギミックは一般的なものだけど、新海さんらしい付かず離れずの男女感は良かったと思う。
大筋をなぞるストーリー>>続きを読む
麻薬カルテルVS米国の仁義なき闘いに身を投じる「やり手」のFBI捜査官ケイト・メイサーの視点を主軸に物語は展開する。
身を投じたのはいいけれど右も左もわからぬまま、ヤバイと言うことだけはビリビリと伝>>続きを読む
デス・スターにまつわる話を、サブストーリーとしての強みを生かしてやりきった良作。
生死に関してナチュラルにストーリーが展開する所は素直に感動できるし、醍醐味の一つである宇宙空間での戦闘もダラけず一気>>続きを読む
刻一刻と状況が変わるスリリングな展開を無駄なく見せてくれるので、最初から最後まで緊張感が途切れる事がない。
戦争が起きる時、最初に犠牲になるのは「真実」なのだと言うことを改めて思い知らされた。
カプコンのゲームを原作とした本作品、いざ観てみると思ったより面白かった。
ゲーム版はロメロ監督のゾンビと同じく、消費の象徴でもあるショッピングモールを舞台にしていたが、本作は隔離された街を舞台に話が>>続きを読む
今や各所で話題にされてるこの映画、多くを語る必要はないだろうけど、
パニック映画スキとしての目線でレビューさせてもらうなら、キャラクターの感情を観客に押し付ける演出になっていない故に、見始めると主人公>>続きを読む
サメ映画=B級と思うなかれ。
最小限の登場人物と、美しくも「官能的」なプライベートビーチ然とした浜で繰り広げられる血飛沫の宴は、散りばめられたオブジェと伏線の回収で物語は最高にスリリングな展開をみせ>>続きを読む
宣教師やキリシタン達への弾圧は学校でも習ったし、教科書には踏み絵の写真なども載っていた。
当時の僕は「信仰は捨てずに形だけ踏めば良いんじゃないか」と思っていたけど、「踏むか踏まないか。その意味と信仰>>続きを読む
クリスマスにゲスい親戚がディナーを囲み、一人の子供のピュアな心が踏みにじられる時、やつらはやってくる……。
テンポよく緩急のついた展開で観てて飽きず、クリーチャーもオリジナリティがあって楽しい。>>続きを読む