ウィル・スミスのアカデミー授賞式のやらかしで完成が遅れた4作目。
キャストは基本3作目から引き継いでおり、死んだはずのハワード警部を再び担ぎ出していることからも、新しいことをやろうという精神は皆無だろう。
つまり安心してシリーズのファンなら楽しめるが、新規はほとんど引き付けることはないだろう。
3でほとんど動かなかったマーカスがアクションに参加しているのはホッとする。
ウィルにビンタのシーンは自虐でもあり、敢えて入れたのだろうというのは察しが付く。
今作もカメラは回りまくるが、エレベーター内でのアクションだったり、ドローンを使ったり、FPSの視点など、アクションの演出を変えているのは頼もしい。
ヒットしたので当然5作目が出来るだろうが、話が適当になってきているのは気にかかる。
MIシリーズみたいにアクションを先に考えてのやり方だと、飽きられると思うぞ。