コイズミさんの映画レビュー・感想・評価 - 13ページ目

カイジ 動物世界/動物世界(2018年製作の映画)

3.0

クリーチャーホラーからカーアクションまでやりたい放題。この前半50分くらいまでは見応え抜群でクッソ最高なのに、ゲームが始まってようやく『カイジ』らしくなった途端にめっちゃくちゃつまんなくなる

クライムダウン(2011年製作の映画)

4.0

始まりと終わりで全く別の映画を観た気分になる。たった99分のランニングタイムでこの盛り込み具合は凄い。クライム版『ディセント』といった趣もある

三人の夫(2018年製作の映画)

3.0

日活ロマンポルノばりのセックス地獄(題材的にもロマンポルノにありそう)。尽きることのないムイの性欲にあたふたするオヤジ達の様が可笑しい。終盤のある出来事が全く活かされないまま終わってしまったのが残念

ピアッシング(2018年製作の映画)

2.0

思わせぶりな演出が淡々と続き、これといって面白いことが起こらず終わった。雰囲気だけの凡作

ビクラムの正体 ヨガ、教祖、プレデター(2019年製作の映画)

4.0

ビクラム(ホット)ヨガ自体は健康にいいという以外、なんの救いもない。

ザ・インフェルノ(2017年製作の映画)

4.0

モラルなんかかなぐり捨てた圧巻のアバンタイトルに、近年のインドネシア映画にも通ずるゴア表現の数々。最狂。こんなにもブルータルでハードコアな内容なのにあまり話題になっていないのが不思議

ザ・ブルード/怒りのメタファー(1979年製作の映画)

2.5

本当に「怒りのメタファー」だった。小さいながら堂々のスクリームクイーンを演じきった娘役の子が見事

オキュラス 怨霊鏡(2013年製作の映画)

3.0

終盤の畳み掛けには目を見張るが今ひとつ腑に落ちない点もある

6アンダーグラウンド(2019年製作の映画)

3.5

相変わらずアホなスローの使い方に呆れる(最高)。映画において人の命なんて軽くてなんぼ。ベイやんにはこのままどこまでも我が道を突っ走ってほしい

スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.0

まあまあ。幻想バトルでのビジュアルは楽しいし、トリックの種明かしもメタ的で面白かったがスパイダーマンならではのスピード感とライド感が足りない

下女(1960年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

階段からずり落ちていく二人の光景に滑稽ながら泣けてしまう。と思ったらドリフ的なオチにズッコケる

アンフレンデッド:ダークウェブ(2018年製作の映画)

3.0

前作の方が断然面白かった(PCの画面構成も前作の方がズッと観やすくて上手かった)けどショットガンの音だけを使った巧妙な殺害シーンは超良くてあれには思わず唸らされた。ゴア描写なくともこれだけの悪趣味さを>>続きを読む

殺人の輪廻(2015年製作の映画)

3.0

物語に多少の強引さはあるものの、韓国映画特有の怨念と情念のぶつかり合い。人物のそれぞれの行動原理が全く理解できない(でもそれでいい!)

パッション(2012年製作の映画)

5.0

お決まりのスプリットスクリーンから長回しに主観撮影(POV)まで思わず見惚れてしまう匠のワザの連続。どこから幻想でどこまでが現実なのかは分からないが、殺してしまったという事実だけが残るもの悲しさ。

恋は雨上がりのように(2018年製作の映画)

4.5

小松菜奈の圧倒的存在感と大泉洋の超絶安定感。ミスキャストがひとりもいない完璧な配役(中でもライバルとなる山本舞香がベスト)。エンディングも名曲「フロントメモリー」のカバーで物語を爽やかに締め括る。傑作

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

2.5

爆弾魔である父親とのかけ合いは微笑ましくてよかったが映画自体はかなり期待ハズレ。アクションがどれも見づらくてバニング無双をあまり堪能できなかった(カチャカチャ編集に寄りばっかの画でしかも要所要所画面が>>続きを読む

ライヴ(2014年製作の映画)

4.5

ここで繰り出される役者陣の大仰な芝居も過剰な説明台詞も全てはダメな日本映画へのアンチテーゼになっている。商業映画でほとんどの監督がぶつかりがちな"大人の事情"を大胆な発想の転換で見事に切り抜けた大傑作>>続きを読む

新・仁義の墓場(2002年製作の映画)

4.5

大スプラッター・ヤクザ劇。岸谷五朗の垂れ流したうんこが画面に飛び散ってきたりと三池の悪意と遊び心が満載

人生スイッチ(2014年製作の映画)

4.5

釋英勝の『ハッピーピープル』を彷彿とさせるオムニバス形式のブラックコメディ。どれもオチが爽快だからなんの後腐れなく次のエピソードへと切り替えれるのが素敵。

ホイールマン -逃亡者-(2017年製作の映画)

3.5

『ドライヴ』のオープニングシーンを長編に引き伸ばした感じ(つっても尺は82分)。そりゃオモロいに決まってる。後部座席で主人公の動向をじっと眺めるある種のPOV的面白さ

エンド・オブ・キングダム(2016年製作の映画)

2.0

前作より話のスケールは上がっていても結局監督の力量が足りてないからか終始全く盛り上がらない。銃撃戦の見せ方は下手だしクライマックスの長回しも雑すぎる。

ブライトバーン/恐怖の拡散者(2019年製作の映画)

4.0

物語単体としても十分面白かったが、エンドロールでかかるビリー・アイリッシュの曲との相乗効果で更に感動(余韻)が増す。だが白眉となるのはやっぱりラストのあの“高み”。あそこで一気に傑作へと押し上げられた>>続きを読む

エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.5

開始早々から強烈な大虐殺。容赦なく、そして無慈悲にくたばっていく仲間たちの姿に観ているコチラは最高に心踊る。これはれっきとした皆殺し映画だ!

スペースドラッグ(2015年製作の映画)

3.0

正直全く意味不明で全然面白くはないんだけど、この停滞感こそがドラッグ映画としては正しいとも思えてしまうほどのハイトリップ体験。一見の価値アリ

パラサイト 禁断の島(2019年製作の映画)

2.5

つまんなくはないけどあんまりパッとしないサバイバルホラー。シームレスに挟まる死んだ父親との回想シーンは良いが、ゴア描写が一切ないというのはやはり致命的。フランク・カルフンはアジャと組んでいた方が圧倒的>>続きを読む

ザ・フォーリナー/復讐者(2017年製作の映画)

2.5

ジャッキーが死んだ目でマシンガンぶっ放すこと以外これといって新鮮味なし。ラストも呆気なく終わって特に面白くない

不能犯(2018年製作の映画)

1.5

冒頭に「不能犯」という言葉の意味をテロップで説明してくれているのに、その後沢尻エリカがまたそれをセリフで説明するという意味不明さに呆れた。全体的に観客をバカにしてるとしか思えない

不死身(2015年製作の映画)

4.0

『ターミネーター』と『ドライヴ』を合わせたような世界観とキャラ造形。ナメてた相手が○○だった系の究極型

ミラージュ(2007年製作の映画)

4.0

何から何まで安い映画だが完成度は抜群に高い。全編眼を見張る超絶アクションシーンの連打に監督の独特なセンスとユーモアが炸裂した怪作。映画を観てるというよりもゲームをやってる感覚に近い

コンジアム(2018年製作の映画)

2.0

ドローンやGoProなど撮影機器だけは現代的にアップデートされているものの、肝心な恐怖演出はどこかで観たことあるような古くさいものばかりで退屈。全然良くない

ハネムーン(2014年製作の映画)

2.5

オカルトホラーかと思って観てたらまさかのインベージョンものだった。嫌いというほどではないけど正直この系統はもう新味ないし 、そこを見せろよ という所を見せてくれなかったり色々と歯がゆさが残ってしまった>>続きを読む